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【感想】Shadow Of War(シャドウ・オブ・ウォー)

Shadow Of War 感想

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結論:オークと大戦争
勝利後も起きる城取り合戦!がおもしろい。
※あくまでも個人的感想によるレビューです。


サクッと感想! 良かったところ
自分だけの物語とオークとの関係性を創造する楽しさ。
AIによる敵との関係性で好敵手が生まれる。
残念なところ
永遠に続く攻防戦に疲れてくる。

 

<お気に入り度> 77 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 戦争度 個人的好み
評点/S~D B A S S B+

【クリアまでのプレイ時間】 15~20時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
+:多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

前作「シャドウ・オブ・モルドール」後の中つ国では、冥王サウロンが築く大要塞バラド=ドゥーアの再建が始まり、中つ国を支配する為の大軍勢が集結しつつあった。

サウロンによるモルドール支配を終わらせるため、タリオンは再び、幽鬼であるケレブリンボールの力を借り立ち上がった。

前作「シャドウ・オブ・モルドール」の続編になっている。
最初に“これまでのあらすじ”が、綺麗にまとめられているので、前作を遊ばずともストーリー理解も大丈夫!

前作以上に個性的なキャラクターも増え、ファンタジーな世界を楽しめる内容だ。

ベースとなる指輪物語は長編なため、今作で物語全体として完結しないので、スッキリはしないのは否めないが、今回の大きな1つのエピソードは終結していく。ストーリーの盛り上げ方が絶妙で引き込まれた。

はっきり言うと、メインストーリーだけでは、内容的には薄くシンプルなものになっているが、あくまでもベースとなる物語であり、ゲームの世界では自分だけの物語と関係性を築くことになるからだと思われる。

今作も創造する「物語」を模索した挑戦作だと思う。

アクション・システム

ステルスで敵を倒したり、潜入したり、マップのアビリティをこなしたり。

全くの同じではないが、手っ取り早くどんな感じかを伝えるならば「アサシンクリード」っぽい感じだ。それにゴア表現が加わったと思っていいかと。ゴア表現は、首や手足が飛んだり、頭部潰しなどあるので、苦手な方は注意した方がいい。

シャドウオブシリーズならではの、処刑アクションや支配といった戦闘システムも、全体的に高レベルで爽快感を感じた。他にも敵のオークを味方につけ軍団を作る面白さに加え、今作は砦の制圧の楽しさもある。

このゲームの「死」は時間が戻るわけではなく、死んでも物語は続いていく

死ぬことでオークとの関係性など、すべてが不利に動く。そのために、死に際にタイミングよくボタンを押すことで復帰できる「ラストチャンス」もあるのだが、とても緊張感があり面白い!

そして、なんといっても作品の見どころは「ネメシスシステム」だ。
AIによって、敵キャラの個性が際立っている。前作以上に進化し、より強い個性を持っている。

“プレイヤーの事を決して忘れない。”というオークとの断続的に続く関係性は、プレイヤーとオークとの間に「物語」を発生させる一つの要素になっている。いわゆる、このゲームの面白い所は、ランダムなシステムにより、プレイヤーひとり一人の独立した「物語」がある点だ。

オークらは、プレイヤーと戦うことで成長し「物語」を産んでいく。

あくまでもAIによって、ランダムに作られたオークの個性で創られたものだが、私と同じ「物語」を他のプレイヤーが体験しないと同時に、他のプレイヤーはまったく別の「物語」が発生しているという事になる。

AIのつくる面白いシステムであり、他のゲームとは違う体験ができると思う。

やりこみ

エストも豊富でクリアまでに長く遊べる上に、非同期(ゲーム内には影響なし)のオンラインモードが搭載。他プレイヤーの砦に攻城戦も仕掛けられる。何度でも攻城戦が楽しめ、戦いに勝利すれば、オークや装備などが収納されたアイテムボックスも入手可能だ。

砦攻略や他のユーザーの報復ミッションなど、飽きなければ永遠に遊べると思われる。

トロフィーは、時限もの、オンライントロフィーも一部あるが、難しいものはなく比較的、楽に集まる難易度だと思う。

戦争度

今回のタイトルにもなっているように「WAR(戦争)」がテーマになっている。

砦を制圧しても、また強敵が攻めてくる。
もし、負ければ奪い返すために、また初めから頭首の部下を狩るか、裏切らせるかなどして、砦攻略をしなくてはならない。

オークとの戦争が休む間もなく続いていく、エンドレスな世界が繰り広げられる。

総合

今回は、日本語吹替も収録されています。

オープンワールドになった分、前作よりマップも広くなっています。ちょうど良い広さなのもいい。

メインストーリーを全て終えると、砦の奪い合い合戦になり、だんだんと飽きてくるのが否めないですが、攻防戦は手が抜けない緊張感があり、楽しめてはいます。

因縁の相手ができると最初のうちは楽しいが、執拗に復活したり、追われたりすると、しつこくて嫌になる時もあるが、これこそがネメシスシステムが本領発揮しているといえます。

指輪物語の世界観が好きなら楽しめると思います。そうでなくでも、オークとの駆け引きやファンタジー要素の強い世界を冒険できるのが楽しかったです。

以上、シャドウ・オブ・ウォーの感想でした。

シャドウ・オブ・ウォー - PS4

シャドウ・オブ・ウォー - PS4

  • 出版社/メーカー: ワーナー・エンターテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2017/10/12
  • メディア: Video Game
 

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