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【感想】God of War(ゴッド・オブ・ウォー)

God of War 感想

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結論:神話の世界を大冒険!
父と子の成長物語に胸キュン&感動!
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。


サクッと感想! 良かったところ
父となるクレイトス。親子の絆を深めるシナリオは素晴らしい。
親子で協力連携して戦うアクションが面白い。

 

<お気に入り度> 70 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 親子度 個人的好み
評点/S~D B B B A A

【クリアまでのプレイ時間】 14時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
+:多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

山里離れた森で、ひっそりと暮らすクレイトス一家。
ある日、約束を果たすために、クレイトスは息子を連れて旅にでる。という導入。

ギリシャ神話から北欧神話へと舞台を移し、父と子の「絆」を深める旅路が描かれる。

シリーズもの作品ではあるが、前作を知らなくても今回のテーマは「家族」「親と子」に焦点を絞っているので、誰でも物語を楽しめる内容になっている。

前作などのクレイトスの過去を知っていれば、父の苦悩は手に取るようにわかるし、知らなければ、“何者なんだろう?”と興味を誘うシナリオで、両方のプレイヤーが楽しめるように考えられた素晴らしい演出だった。

過去の詳細を知りたければ、前作も手に取ってもらえるよう巧みに工夫されたシナリオになっている。

アクション・システム

ゲーム画面は、従来の俯瞰タイプから背面アングルの三人称視点ビハインドビューに!迫り来る敵感も出て、迫力が増した。

親子での戦闘が楽しい!
クレイトスの迫力ある攻撃っぷりは、使っていて気持ちがいい。その上、息子へ「▢ボタン」1つで合図を送り、攻撃を指示する事ができる。

この息子アトレウスが、とても戦闘に役に立つ。遠距離の敵を仕留めたり、敵を怯ませたり、注意を逸らす事ができるので、息子を使い連携をとる事で戦闘を有利にでき、戦いやすかった。父を操作しながら、息子の操作までできるのは面白いと思う。

戦闘などの経験値は、振り分けてスキルを得られる。防具には追加効果を付ける呪力があり、好きな効能を付けたり外したりできるのは嬉しい。自分好みのスタイルで成長可能。他にも、装備変更をすると見栄えも変化したりと、色々な面で自分スタイルを確立できるように作られている。

ルーンアタック(必殺技)も装備式だ。
好きな技を選んで使えて自分好みにできるのはいいが、別の技を使いたい時は、装備を変更しないといけないのは、少し面倒に感じた。

複数の世界マップがあり、世界の広さを感じる事ができるが、フィールドは思ったより閉鎖的で、どこまでも好きなところへ行けるというものではない。その分、進行先もわかりやすいし、道すじもルーン模様の目印が施されているので迷う事もなかった。
全体的に親切に作られているゲームだなと思った。

フィールド移動は、中盤からファストトラベル的な高速移動手段があるので比較的ラクでもある。しかし、ポイントとなる場所から場所への移動なので、移動ポイントまで行かないと使えないが難点。

やりこみ

収集や、サブクエストなどの寄り道をほぼ終わらせて、クリアまでに14時間ほど。
メインストーリーだけを追えば、もう少し短いかもしれない。

サブクエストも、ちょうどいい量で、ストーリーの没入感を削ぐことなく遊べた。
収集物も色々複数あり、なかには探すのが面倒なものもあるので、やり込みはできると思う。

トロフィーも比較的、普通に遊べば集まるように設定されている。トロコンも比較的ラクにできるタイプだと思う。収集物の鴉探しが一番面倒かもしれない。

親子度

初めて世界を見る少年。
生きる術と生きる者としての倫理を学ぶ、息子アトレウス。
そして、子供の成長に欠かせないのが親だ。血塗られた過去と向き合う父。

ふたりは旅を通して、互いに成長しあう。

子どもが失敗から学び、成長していく姿は微笑ましくもあり、誇らしい。
クレイトスとして遊んでいて親の思いも分かるし、子の気持ちも分かる内容になっていたと思う。

イベント以外にも、道中の何気ない親子の会話や振る舞いからも、彼らのことを深く知れるようになっているのも良かった。他にも、小舟に乗っている時に、色んな昔話や神話を聞けるのも面白かったです。

総合

私は“親子もの”が好きなので、かなりテンションの上がるゲーム内容になっていた。
息子のアトレウスが無邪気で可愛いし、父の息子へどう振る舞うかの戸惑いも可愛らしかった。他のキャラも個性的で、親子との掛け合いは楽しいものだった。

ひとつ驚いたのは、洞窟の中では声が響いたこと。決まったシーンだからというわけでなく、私の動き自由自在で音響が変わる。音響の細かいところまで、こだわりを感じられて感動した。

そして、とにかく戦闘が楽しいので、親子の連携バトルを楽しめる内容になっていると思う。うまく連携できた時に息子との絆を感じれる様な気がした。

“遠足は家に帰るまでが遠足だ”と、よく言いますが(笑)メインエピソードをクリア後は、是非!家に帰りベッドで休んでもらいたい。見逃さないで欲しいイベント?!かも!

以上、ゴッド・オブ・ウォーの感想でした。

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