FINAL FANTASY VII REMAKE のデモの感想!
FF7リメイクのデモを遊んだよ!
先日、配信された「FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE」のデモこと、体験版。
作品の導入である「壱番魔晄炉爆破作戦」が遊べるという、豪華な作りになっていました。
今回は作品に触れてみての感想やシステム説明など、ご紹介します。
まだ遊ばれていない方、本編発売まで情報を見たくない方は、ご覧にならないのがよろしいかと思います。
※ゲームシステムなどのネタバレが含みますので、ご注意ください。
FF7リメイクとは?
FFⅦ原作の主要スタッフが手掛ける「FINAL FANTASY VII REMAKE」
FFⅦといえば、初めてのポリゴン(3D)キャラクターで、今までのFFとは全く違う映像美へと変化を遂げた作品でした。発売からたちまち世界的に大ヒットをおさめ、RPGやゲーム業界に大きな影響を与えました。初めてコンビニ発売を導入したのもFFⅦでしたね。
そんな誰もが知るファイナルファンタジーの作品の1つ「FFⅦ」が、昨今の技術によって“新たな作品”へと生まれ変わろうとしています。原作再現に加え、オリジナル新要素も追加されているようです。
4月10日、全世界同時発売!
遊んだことのある方なら、ご存知だとは思いますが「冒頭から~ミッドガル脱出」までを描いた第一弾!
全体の3分の1...う~ん、4分の1かな?
第二弾の区切り方にもよりますが、まぁ3分の1ぐらいですね。多数のシナリオから、どこを足して、どこを引いたのかも楽しみでもあります。
PS4で豪華2枚組仕様!
PS4の大容量ブルーレイディスクで2枚組になる作品は珍しいです。情報量の多いゲームなので、2枚は必要かもしれませんね。それに合わせて内容もボリューム満点になっていると嬉しいのですが、期待しておきましょう。
デモプレイ「壱番魔晄炉爆破作戦」
体験版の内容は、ゲーム冒頭の「壱番魔晄炉爆破作戦」が、まるまる遊べるようになっています。この爆破作戦は、FF7の物語導入であり、主人公クラウドの最初の見せ場でもあるシナリオですね。
簡潔に言って楽しかったです!!FF7の世界観を知るのにも丁度いいですし、買うか迷ってるけど少し遊んでみたい、という方にもオススメです。
まだ遊ばれていない方は、ぜひぜひダウンロードして遊んでみてください!
今ならダウンロード特典として、メインキャラクターが集合した『PS4用テーマ』をプレゼント!5月11日までにダウンロードした方限定なので、お早めに!
PS4用テーマは、2020年4月10日以降にダウンロード可能となるようです。デザインはまだ不明ですが、メインキャラ集合ということなので美しいのは間違いないでしょう!
PS4テーマが欲しいって方は、体験版ダウンロードをオススメします。
体験版の感想
ストーリーについては触れていません。
ゲーム操作で感じたことなどを書いていきたいと思います。
まずはゲーム難易度を選択。
ノーマルとイージーの他に、「クラシック」というものがありました。説明によれば、コマンド入力操作だけをする昔ながらの戦闘スタイルのようです。
画面上では確認していませんが、戦うを選択すれば自動でアクションをしてくれるのだと思います。無駄な操作をしたくない人や、懐かしい感じで遊びたい人向けかもしれません。
戦闘については、後ほど書きたいと思います。
体験版だからだと思いますが、英語音声にできなかったのが残念。
製品版では英語にできるといいのですが...FF15は英語で遊べたので大丈夫だと思うけど、少しだけ不安が残ります。国内版にも英語音声を収録してますように。
OP~導入部分
傷んだ配管から漏れ出る魔晄の光。悲しげに見つめるエアリス。
命が漂う美しく儚げな光景でもありますね。
原作FF7と全く同じ構成で、懐かしすぎて鳥肌が立ちました。キャラがリアルに変わった以外の変更点はないように思いました。曲もそのままに想い出のままのFFⅦだ!
素晴らしい!!
何もかもが息づいています。原作スタッフが手掛けるだけあって、原作と変えるところと変えないところの調整は絶妙になっているのではないかなと思います。
昔遊んだ人には、懐かしさと想い出が美しく甦った喜びがありますね。
新しいプレイヤーさんには「どんな物語がはじまるんだろう?この美少女はだれ?」という期待が湧いたのではないかと思います。
本当に何も知らない新規さんにお薦めしたいことは、ネットで物語を調べないで遊んでもらいたい。まっさらで遊ばれると最高だと、私は思います(^^)
何度も遊んだけあって、もう物語を知っているだけに複雑な想いがありますが、登場人物の見せ場もしっかりとしています。どのキャラも顔アップの決め顔は美しいです。
主人公であるクラウド。
元ソルジャーの強い戦士として期待を沸かせる登場ですよ。
FFでお馴染みのビックスとウェッジ。
ポリゴンでは可愛らしかったけど、リアルになって、もっと個性が出てきたように思いました。ジェシーもかわいい!
バレットは、リアルになっても、暑苦しくってうるさいオジサンでした(笑)
彼の言うことは正しい...。今の時代に持ってこいの発言だと思います。温暖化やらで地球も悲鳴をあげているよなぁと思う...SAVE THE EARTH!
キャラの会話(字幕)は、この画像のように表示されます。見やすくていい感じ。
FF15もこんな感じでしたよね。
戦闘システム
操作のチュートリアルが挿入されるので、アクション操作に戸惑うことはないと思います。いろんな情報が入ってきますが、これといった難しい操作はなかったです。
基本的に攻撃は▢ボタンで戦います。▢ボタン長押しをすれば、広範囲の敵を攻撃します。R1でガード、✖ボタンで回避、と全体的にアクションゲームと同じ要領です。
FF15も同じような感じでしたよね。
また各キャラで違う特殊な△ボタン。
クラウドであれば戦い方の変更ができ、一撃が強力な「ブレイブモード」、動きの素早い「アサルトモード」と、自分で敵によって切り替えながら戦略を立てて戦うことになります。
戦闘は見栄えも良く、派手になっているように思います。戦闘中もキャラ同士で喋ったりしていて、結構にぎやかなので、メンバーが増えるとどうなるのかも楽しみ。
アイテムや魔法を使う時は、バトル・コマンド入力(ATBゲージ必要)の◯ボタン。
また、他の仲間への指示もコマンド入力同様にL2/R2で簡単に操作できたり、キャラ変更も十字キーの横で簡単に切り替えでき良かったですね。選択時に時間が止まっているのは嬉しい。
バトルコマンドについては、ATBゲージがたまらないと使えないという、少しだけシビアな設定です。ATBゲージは、時間経過やガード成功、敵を倒すなどすることでたまります。左下のコマンド欄の「COMMAND」下にゲージがあり、2段階までためれます。1つにつき1回利用可だと思われます。
コマンドを使いきっちゃうと「今すぐにアイテム使いたいのに!」って時は大変です。これは気をつけておきたいポイントですね。私は困りましたよ(笑)
敵にはHPの他に、バーストゲージというものがあります。HPの下のオレンジのバーですね。アビリティや魔法など特定のダメージ(いわゆる弱点)で、このバーストゲージが一気に上がり、満タンになると敵はバーストします。
まさにこの画像がバースト。
どれも文字で表示されるので、状態を把握しやすいと思います。
バーストすると敵は体勢を崩し、一時的に動けなくなる無防備状態なので、ダメージ量も上がり戦闘が有利になります。強敵などは、このバーストを狙って効果的な攻撃を仕掛けていくのがいいですね。
リミットブレイクも健在です。
クラウドの必殺技「凶斬り」が、カッコ良くアレンジされていました!
ダメージを受けたり、敵をバーストさせたりすると、リミットゲージがたまります。原作と同じようにゲージが満タンになると技を使えるようになります。キャラ特有のリミット技で、敵を華麗にやっつけましょ!
FFといえば勝利のファンファーレ♪
戦闘終了のファンファーレがなくなりましたね。FF15ではプロンプトが歌ってくれるなどで、少しは残っていましたが。今回は戦闘と移動を区切ることなく、ゲームは進行していくシームレスバトルになっています。
戦闘中でも、1体倒すごとに画像のように、パラパラと手に入れたものが流れていきます。これは体験版や序盤だから、というわけでもなさそうです。
シームレスといえば、ムービーシーンと操作パートの区切りもなくなって、スムーズで滑らかに物語が進んでいっています。自分で動かしてはいるんだけど、ずっとCG映画を見ているような感覚に陥りました。
パーティーのリーダー、もしくは主役がHPが少なくなると画面が赤く、そしてモノクロになりました。“ピンチ状態の画面”と言ってもいいでしょう。
急いで他のキャラを操作して、戦闘不能の復活やHP回復などをして、バトルを立て直して頑張るべし!
私の場合、戦闘不能を復活させる“フェニックスの尾”が無くなって、バレットひとりで戦うことに...。役に立たない元ソルジャーとなってしまいました(笑)その時のバレットの発言が面白かったです。
道中をただ走り抜けるのではなく、ダンジョン移動中にもトラップなどがあり、アクションが必要になり、飽きさせない作りでよかったと思います。
こういう仕掛けが、まんべんなく用意されているといいですね。あまり多くあると面倒になるので…。本当にまんべんなくでお願いしたい(笑)
ゲーム画面上の左上のボタン説明は、個人的には必要ないかな。オプションのHUDをいじれば消えると思いますが、慣れるまでは表示していてもいいかもしれない。
ノーマルで遊びましたが、なかなか歯ごたえのある難易度だったように思います。
イージーはもっと簡単になっていることでしょう。
全体的にアクションとコマンドが融合した戦闘方法になっていました。
戦闘もただボタンを押すだけではなく、回避したり、相手の弱点を考えながらアクションしていく。戦略を立てながらのアクションゲームって感じでしたね。
その他
ストーリーのフローチャートといいますか、チャプターごとにやることリストも丁寧に表示されています。
長期間遊べなくっても「次、何するんだったっけ?」の状態にならずに済みそうですね(笑)RPGによくあることなので、これは親切な作りで嬉しいです。
マップも細かく表示されていました。
今後の壮大なフィールドで迷っても、心配いらないかと思います。
回復アイテム「ポーション」を使うとこんな感じ。キラキラっと綺麗なモーションです。ゲージが1つ必要ですが、アイテムはATBコマンドでいつでも使えます。
原作の時からすると、回復量も結構大きくなっている?ように思います。それだけ、ダメージ量が大きくなったのかもしれませんね。敵がなかなか手強いです。
クリアすると宣伝画面が出てきましたが、デジタルのデラックスエディションには、アートブックとミニサントラ集が付いているようです。
サウンドトラックがあるんだ!と、ちょっと嬉しい発見です。サントラは欲しい!
最近はデジタル音楽が流行りですが、CD版が出ることを祈りたいです。原作版を持っているけど、音源がやっぱり違うから、同じ曲でもやっぱり手に入れたいですね。
感想
序盤を触ってみて、映像は綺麗で、戦闘は楽しくもありながら忙しくて、面白かったです。このまま続きを遊んでしまいたいくらいに没入しました。
まったくFFⅦを知らない方にも、昔に流行った作品を新鮮に楽しんでもらえる素敵な仕上がりになっていました。とにかく、遊んだことのある方には懐かしさ爆発ですね。
綺麗になってるだけじゃなくって、素晴らしかったです。
戦闘面は、アクションが面倒だなって方は「クラシックver.」にすれば、自動で戦ってくれるようなので、ゆっくり戦闘も楽しめると思います。クラシックの難易度はイージーと同等のようですし、今風のアクション戦闘を楽しみたいならイージーで遊ぶといいかも知れないですね。
あと、戦闘方法がまだ慣れてないからかもしれませんが、ボス系の敵が結構硬い&強いかも知れない。最初のボスなのにちょっぴり焦りました(笑)この後のボス達を考えると、ノーマルでなかなかの難易度なのではないかな?まぁ、レベル上げすれば大丈夫だろうけど。サクッとは倒せなかったです。ストーリーだけを楽しみたいなら、イージーを選択がいいかもしれません。
来月発売のFFⅦを、デモ版で少し早めに体験してみてはいかがでしょうか?
公式サイト
以上、FINAL FANTASY VII REMAKE のデモの感想でした。
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