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【感想】AER - Memories of Old(アーエール:メモリーズ オブ オールド)

AER - Memories of Old 感想

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結論:鳥となって天空の世界を旅する。
謎解きと探索のバランスが良い、神秘的な世界だった。
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。


サクッと感想! 良かったところ
のんびりと癒される曲でマップを探索。
鳥になって大空を飛ぶ気持ちよさ。
悪かったところ
飛ぶ時の操作とストーリーがイマイチ。

 

<お気に入り度> 50 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 空の旅度 個人的好み
評点/S~D C+ C+ C B B

【クリアまでのプレイ時間】 2~4時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
+:多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

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遠い昔...いにしえの神々は、空に浮かぶ島々を残し、世界の崩壊と共に消え去った。

天空の島々と、いにしえの遺跡だけが残った神秘的な世界。

「鳥」へと変身する能力を持った民族の生き残りである主人公アウク。
突如、暗闇に呑まれ消えかけようとしている世界の命を救うために、女司祭カラの軌跡を辿って、神々への巡礼の旅がはじまる。

世界を救うために、神々の地を巡って「力」を解放していくことになる。

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「寺院に隠された“力”を求めて、旅をはじめる主人公」というシンプルなストーリーで、深く考えることなく遊べる物語。

寺院の秘密を解き明かしながら、封印された力を「ランタン」へと回収する姿は美しく描かれていたように思う。

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ストーリーとして深く語られてはいないが、ランタンの光によって見える過去の光景で、物語のバックグラウンドなどを補完できるようになっている。ハッキリとした説明はないので、ちょっとした考察も必要とされる。

アクション・システム

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ゲーム内容は「空の世界を探索」と「洞窟や神殿での謎解き」だ。
さまざまな地での発見や、秘密を見つけるオープンワールドアドベンチャーゲームになっている。

ストーリー仕立てになっているが、順番通りでなく自由に進めることができる。そういった点でもオープンワールドだが、マップはそこそこの広さで丁度良かった。

一見、RPGのような雰囲気もあるが、レベル上げというものは存在せず、ちょっとした探索パズルゲームに近いかな?軽く遊べる内容になっている。

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力を得たランタンは、過去の人々を見ることができる。

過去に、この地で何が起きたのか?
時には、パズルのヒントなども物語る人々の行動は、儚い残像として登場している。

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初めは何も記されていないマップだが、島へ訪れたり、発見するごとに地図に記されていく。強い風、弱い風、渦巻きと、マップにも風の流れは表記される。

すべてが天空の島なので、さまざまな大陸へは「鳥」となり訪れることになる。空には、もちろん風向きもあるために、風の流れも考えて飛行しなくてはならない。

ゲームオーバーはないが、落ちたりするとリスポーンされる。

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色鮮やかな世界は美しく、印象的な世界を生み出している。

リアルではないポップでアートなデザインと、ローポリゴンが可愛らしく好感も持てた。場所によっても景色が変わり、BGMも変化する。場所の雰囲気にあった曲が素晴らしかった。

ジャンプや走る速度など、アクション面の操作も不便なところはないがインディーっぽさがあるのは否めない。

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各地に存在する「いにしえの神殿」は、入口も謎を解いて進む方式になっている。
これといって難しい謎解きもなく、旅をしながら楽しんで解ける内容だった。

やりこみ

ストーリー攻略だけなら、2時間ほどでクリアできる。私の場合は、トロフィーも集めながら遊んだので4時間ほど。

これといったやりこみ要素はゲーム内容にはなく、トロフィー項目がやりこみ要素になっている程度だ。

トロフィー項目は、フィールドに隠れたものを探す系統が多く、見つけるまでに少し時間を費やした。各大陸に散りばめられているので、旅気分で集められるかと思う。

空の旅度

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数少ない変身者の末裔の主人公は、「鳥」へと変身することができる

これが一番の楽しみであり、売りではないだろうか?
限りない空を飛び回って、大陸を探し、大陸にある過去や遺跡を探索していく。
変身方法もボタン1つなので、簡単に鳥から人、人から鳥と変化できるのは良かった。

風に乗って空の旅をするのは気持ちがよく、BGMもヒーリング系の優しく癒される曲調で、ゆったりとリラックスして遊べた。

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動物の姿をした神々のヒントもあるので、目的地が分からなくなることはないと思う。

空を飛びながらマップを作っていけば、すぐにわかる内容なので全体的に難しいというものもない。何も考えずに気軽に遊べるゲームだったように思う。

総合

“AER”とはラテン語の「空気」だ。
タイトル通り“空”と大陸の物語だった。

台詞といった会話や、謎のヒントは少ないが、自由に旅をしながら「あ、コレだ!」と分かるようになっている。

DL専用ゲーム。インディーゲームで、これだけの作品が作れるようになったのだから、「すごい時代になったなぁ」と、まず感動した。

購入のキッカケは、鳥好きで何気なく「鳥になれるんだ!」と購入してみただけだったのだが、空を飛んで移動して、神殿のパズルを解く。やはり、鳥になって飛べるのは爽快感がある。ストーリーにインパクトは欠けたが、それなりに楽しめた。

しかし、「誰かにお薦めできるか?」と問われると「う~ん。」と唸ってしまう(笑)時間とお金があれば、遊んでみてもいいかなという内容だった。ちょっぴり惜しい作品となっている。

アートな世界をのんびり、ゆったり空を飛んで遊べるゲームになっている。
気になった方は、バーゲンなどで安くなったりもしているので、そういう時にでも手にしてみては?

以上、AER - Memories of Oldの感想でした。

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