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遊んだゲームの感想・考察など、まとめ中心の個人的なゲーム備忘録。

【感想】Days Gone(デイズゴーン)

Days Gone 感想

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結論:敵だらけの世界で“生きる意味”を探す旅。
妻への愛、生きる苦しみ、仲間との団結に感動。
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。

◆サクッと感想!

<お気に入り度> 80 / 100%

項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ イカー度 個人的好み
評点/S~D A B+ B+ A A

【クリアまでのプレイ時間】 ~30時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

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ある日を境に、突如パンデミックが発生したアメリカが舞台。
“フリーカー”と呼ばれる化け物が大量発生し、人間社会は崩壊してしまった。

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それから2年後。
特定のキャンプには属さず、賞金稼ぎをしながらバイクで旅をする主人公ディーコン・セントジョン。絶望が支配する世界で、妻との思い出を胸に“生きる意味”を探して日々を過ごしていた。

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DaysGoneは「生き残った人々の苦痛のドラマ」が描かれている。

様々なキャンプを手伝いながら、生き延びた人々と「この世界で生きるため」に団結していく姿が痛々しく、やりきれない気持ちになった。

イベントシーンの人間描写は、表情による内面表現が素晴らしい。眉の動きや引きつった口元や表情、遠い目線など、細かい演出での内面表現に感動した。言葉にしない苦しい胸の内が想像できるほどで、辛く苦しい想いがよく伝わってきた。

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美しいビジュアルも手伝って、まるで海外ドラマを観ているような錯覚も起きた。キャラクターは完全リアルではなく、多少のデフォルメの利いたデザインだが、それが逆に生々しいリアルさを感じた。

ストーリーの中心は、主人公の葛藤と思い出。そして、成長を描いており、生きる中で出会う困難を上手く絡めてあり、素晴らしかった。特にディーコンの性格が愛らしいのもポイントだったようにも思う。

アクション・システム

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ゲーム内容としては、簡単に言ってしまえば誰かの依頼をこなす「お使いゲーム」になっている。さまざまな人々の手助けをし、信頼や資金を得て、生活していくことになる。

敵を倒したり、クエストを完了していくことで経験値が得られ、一定の経験値取得でスキルポイントを獲得し、スキルを覚えられるといった仕組みだ。

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どのスキルも1ポイントで獲得できるのは親切で、意識して経験値上げしなくても、どんどんスキルを磨けるのは嬉しい。

「格闘」「遠距離」「サバイバル」と3つの部門があり、各スキルはツリー式になっている。ツリー式なのでレベル1から順番に開放していかないといけないが、自分のプレイスタイルにあったスキル部門を中心に偏らせてレベル上げできるのは嬉しい。

最終的には全部獲得できるが、自分好みにカスタムして強化できるのは良かった。

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地域ごとにキャンプがある。
それぞれに違う思想があるグループだが、賞金稼ぎだけは出入り自由になっている。
リーダー格の登場人物がいて、仕事(クエスト)を頼まれることもある。

キャンプごとに信頼度が用意され、信頼度によって店で購入できる商品が違う。
好みのキャンプに入り浸ってもいいし、均等に信頼関係を築いてもいい。プレイヤー次第だ。

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フリーカーを倒すことで取得できる「フリーカーの耳」は通貨への交換が可能。
換金することで、資金とキャンプの信頼度を得ることができる。

フリーカーの種類で価値の違いもあり、珍しいものや手強いものほど、たくさんの報酬が得られるようになっている。他にも食料(肉や薬草)なども換金可能だ。

キャンプの信頼関係が上がれば、銃やバイクなどの店も利用できる。信頼関係を築くにはキャンプ内の依頼をこなし、キャンプの信頼を得ることが必須になる。

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銃は敵から取ることも可能だが、ガンロッカー(マイ武器庫)に入れることはできない。他の武器を装備すると、その場に捨ててしまうことになる。しかし、キャンプで購入した武器はガンロッカーへと保管され、装備交換しても無くなることはない。ロッカーがあればいつでも装備可能だ。

この仕組みを上手く利用して、武器装備をするといいと思う。例えば、敵が自分より強い武器を持っていれば、一時的に拝借してしまえばいい。

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サバイバルといえば探索!
この探索が楽しい。廃屋や廃車など、あらゆる場所を調べて素材を回収できる。

素材は、投擲武器や近接武器を作成(一部スキルが必要なものもある)、バイクの修理などに必要で、サバイバルの中で結構大事なアイテムだったりもする。

素材は道中でのみ回収可能
武器や弾薬の補充はキャンプの店でも買えるが、身の回りのスクラップ系の素材は現地調達になる。

周囲のアイテムがわかるソナーのようなスキルがあるので、これといってアイテム探しは困難ではなく、アイテム場所が目に見えて分かるため素材集めは楽しめた。

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『バイク移動が基本』になっている。
セーブもバイクの傍か、ベッドの傍でのみ可能だ。クイックセーブと手動セーブと2種類ある。オートセーブもあるが、ストーリーイベント重点に配置されているような気がしたので、全体的にこまめなクイックセーブがお勧め

一度訪れた場所はファストトラベルも可能だが、バイクの燃料が必要になる。
目的地までのガソリンがない場合は、ファストトラベルは使えないので、ガソリンの残量は十分に注意したいところ。

私は最後までファストトラベルは使用しなかったが、個人的に感じたのは、ファストトラベルは運転するよりも多めのガソリンが必要だと思われる。

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戦闘に関してのアクションは、非常にスムーズで操作性も良い。

双眼鏡を用いた「タグ付け」もでき、タグ内の色の変化で警戒度が目視できるようになっていて、非常に遊びやすくなっている。

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フリーカーは銃声など、音や光に敏感なので、むやみに撃つと呼び寄せてしまうこともある。少数ならともかく、大群に見つかると厄介だ。(特に序盤は装備も少ないので気をつけたい)

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基本攻撃として、背後から忍び寄るステルス攻撃が有能だ。
敵は石を投げて誘導もできる。気を逸らして背後を取るなりすれば楽勝だ。そんな感じで敵に見つからない限り、銃は必要なかった。イベントなどの強制戦闘では銃をよく使うが、ステルス好きな人は銃なしでサクサク進めると思う。

他にも音の少ない近接武器(バットなど)も、かなり使える。近接武器も無限ではなく強度があり、使いすぎると壊れて無くなってしまう。スキル次第で修理も可能になるので、愛用品を作るのも楽しいかと思う。

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敵はフリーカーだけでなく、狂気に支配された人間や、生き残るために残忍になった人々、狂暴化した動物たちもいる。

基本的に戦闘面は、静かに行動するのがベストかもしれないが、自分の好きな戦闘スタイルで攻略する楽しさがあると思う。真正面から戦うのではなくステルスで倒したり、時にはやり過ごしたり(逃げたり)、ど派手に銃撃戦をしてみたり、フリーカーに敵を襲わせたりなど、敵に合わせて戦略を考えながら、探索や目的を果たしていく楽しみもあった。

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今作の目玉である大群。
この大群倒しは、作戦を練った銃撃戦が必須になる。周辺のトラップやドラム缶などを使用したり、デコイを仕掛けて誘導されたフリーカーをまとめて倒したりと、倒し方は色々ある。どう倒すかを考えながら、大群フリーカーと戯れるのは楽しかった。

大群は縄張りがあり、いつでもどこでも遭遇するわけではないが、ぜひ一度は大群のフリーカーとの追いかけっこをお勧めしたい。

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フォトモードも搭載し、ムービーイベント以外なら好きな時に起動してスクリーンショットが撮れる。ロゴやフィルターもあり、写真に詳しい方なら細かい設定も可能。

SNSにあげたりと楽しみ方もさまざま、記念撮影としても楽しめるだろう。

やりこみ

クリアまでに約30時間ほど
私の場合は、トロフィーコンプと同時クリアだったので時間も費やしたが、ストーリーのみをどんどん進めるのなら、もう少し早くクリアできると思う。

トロフィーも比較的難しいものはなく、ストーリーを楽しみながら獲得できる親切な項目になっている。クリアすることでほぼ取得可能なものが多かった。

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フィールドには収集物もあり、収集することで内容を細かく見ることもできる。
この世界に浸るのに持ってこいのアイテム。崩壊前の世界を知ることができるので、詳細な設定で世界観の補完ができ面白かった。

あと、ストーリークリア後も複数ミニイベントが発生するので、見逃したくない人は見てみるのもいいかと。

各クエストを100%までこなすと、特にすることもなくなってしまうが、すべてを100%にした時点で、十分なボリュームだったと思う。たっぷり楽しむことができた。

イカー度

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バイクは旅の相棒だ。
移動の多いゲームになっていて、どこに行くにもバイクで移動することになる。

ガソリンも無限ではなく、走る距離だけ必要となり、燃料補給を考えながら走らせることになる。他にもぶつけたり、クラッシュしたら修理も必要になるリアル仕様だ。

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もちろん、燃料がなくなるとバイクは動かなくなる。燃料は落ちているものや、キャンプかスタンドに寄って補給しなくてはならない。しかし、マップ上にちょうどいい頻度で燃料マークが配置されているので、燃料探しに困ることはないだろう。

完全になくなる前に“補給すること”を心がけていれば問題はないが、突然のガス欠になった時は、徒歩移動か足でバイクをこぐことになる。

本当にバイクに乗っているかのような、バイクへのこだわりを感じたシステムだ。

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バイクの状態が悪くなると煙をあげたり、事故ったりすることで動かなくなることもある。愛車にはメンテナンスも必要。

修理はスクラップを使って自分で直すか、キャンプでお金を支払ってメンテをするかのどちらかになっている。状態が悪いほど、修理に必要なスクラップ量(店なら修理料金)も増えるので完全に壊れる前に、こまめに修理するのがいいと思う。

ガソリンや状態は、目視でわかるマークが右下ミニマップ横に表示されているので、常に気をつけながら旅ができるのは、とても良かった。

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もちろん相棒であるバイクは、自分好みにカスタマイズが可能。色やパーツデザイン、性能など、キャンプの信頼度も必要になるが、好きなように改造ができる。

走りも改造次第で速くなったり、壊れにくくなったりと性能強化は嬉しい。
他にも弾薬の予備を積むこともできるバッグをつけたり、使い勝手が良くなるとバイク生活も快適になる。

エストを100%にすると解放されるデカールデザインもあったりと、デザイン面でも楽しみ方はいろいろある。

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バイク旅は非常に面白く、さまざまな地域をバイクで走ったが、最後まで飽きずに楽しめた。森や道なき道、ぬかるんだ泥道、雪道、でこぼこ道。いろんな道を走るのが楽しかった!

もちろん、ライトもつけることができる。目立ちやすいので、私はあまり使用しなかったが、暗闇を照らすライトが、とてもリアルで雰囲気も良かった。

他にも、バイクに乗っていれば無敵というわけでもなく、バイクに対してのトラップ、フリーカーや動物たちの攻撃、敵の銃撃など、油断をすると被害を受けてしまう。
バイク移動も完全な安全ではなく、少しの緊張感が残っているのが楽しく、面白いと思った。

総合

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物語は痛ましく、苦しい旅だった。
楽しい旅ではないが、ゲーム内容としては楽しいものになっていた。

極限に陥った人間の心理、防衛本能。
正義という正しいものはなく、ただ生き残るための本能で生きる人間たちがいた。
時折見せる、人を殺めることへの嫌悪や嫌気がさした辛い表情をするディーコン。
生き残るためとはいえ、人間を殺める辛さも表現されていたように思う。

生き残った人々と主人公の苦しい人生を味わえる内容だった。

基本的にゲーム内容は「お使い系」なので、依頼クエストをこなして進めていくのが苦手でなければ、楽しいのではないだろうか。イベントもサブを含め多数ある。満足感のあるちょうど良いボリュームだった。

私はバイク移動が楽しめたので問題ないが、よくよく考えるとプレイ時間は、ほぼ移動に時間がかかっているので、「バイク移動が面倒だな」と思う方には向かないかもしれない。

一度訪れた場所へのファストトラベルもあるが、無条件のワープでなく「目的地までのガソリンが必須」とリアル仕様。その為に燃料を!と考えると、普通に運転しながら補給して移動した方が要領もいい。つまり、結局はバイク移動になるという仕組みになっている。バイク移動が苦でなければ楽めるだろう。

もう1つ、発売前から大群が目玉になっていたが、大群とのすごい銃撃戦を想像すると肩透かしするの可能性もある。(大群退治は別だが)ステルスが得意であれば、大量の敵を撃ちまくるゲームではなくなってしまうし、特攻型のプレイスタイルだとしても、一般的なシューティング感だと思う。

のんびりとバイクでフィールドを走り、物資を回収したり、フリーカーの巣を殲滅したり、ストーリーでディーコンの人生を振り返ったり、キャンプの依頼をこなしたり...と、まったりと敵だらけの世界を探索しながら、サバイバルしていくゲームだったように思う。

戦闘面のアクション(エイムなど)は、前作の「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」と、さほど変わらない操作感だったし、ロード画面やメニュー画面のタッチパッド使用など、同じ開発スタジオだなと思わせる懐かしい仕上がりだった。

とても楽しめたし、ストーリーも良かったので満足している。面白かった!

以上、DaysGoneの感想でした。

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