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【感想】ZOMBI(ゾンビ)

ZOMBI 感想

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結論:一度きりの人生!緊張感が半端ない!
噛まれたら最期!リアル重視のサバイバルホラー

※あくまでも、個人的感想によるレビューです。


サクッと感想! 良かったところ
生きることの大変さと、命の尊さを知れる。
「噛まれる=死」の緊張感が怖い。

 

<お気に入り度> 75 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ リアル度 個人的好み
評点/S~D B A C S B

【クリアまでのプレイ時間】 15~16時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
+:多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

2012年荒廃した街ロンドン。
辺りには死体が散乱し、ゾンビと化した人間が肉を求めてさまよっていた。

プレイヤーは無線の声に導かれ、地下鉄のプレッパーの隠れ家に向かう。プレッパーによると、ゾンビ大発生は400年も前から警告されていたようだ。プレッパ―の指示に従い脱出を試みることになる。無事脱出することができるのか...という物語。

プレイヤーキャラは、完全に戦うことに慣れていない素人の一般人です。
ストーリーは、あまりパッとした展開はありませんが、ゲーム内容が面白いです!
とにかく逃げて、逃げて!時には戦って!目的達成するための探索サバイバルを楽しめます。

ゾンビを倒しまくるゾンビゲームではなく、生き抜く恐怖を体感できるゲーム
サバイバル好きにお勧めかと思います。

アクション・システム

「どれだけ長い間、人間のままでいられるか」生存がテーマだと思います。
グラフィックや演出が怖いのでなく『油断禁物』という点で、とても怖いです。

「噛まれる=即死」が生む緊張感!

“死んではいけない恐怖”で、1体のゾンビがとても恐ろしい存在となります。
1体倒すだけでも精一杯で、死の緊張感を楽しめると思います。スリル満点です!HPが0になるか、ゾンビに噛まれれば即死亡。ゾンビ集団に襲われたら絶望的です。

キャラクターの攻撃時や囲まれた時などの悲鳴や、息遣いからも恐怖の臨場感があり、敵の種類は少ないですが、配置バランスがよく、飽きさせず面白いです。

難易度ノーマル以下は、死亡すると別の生存者でプレイ再開となります。
今まで使用していたキャラがゾンビ化し、死亡地点にいます。所持アイテムは、そのゾンビのリュック内にあります。倒せば奪い取ることも可能。
大事なアイテムを持っている場合は「回収必須」という厄介な状態です。

地下鉄の隠れ家では体力回復、アイテム整理、武器カスタマイズなどが可能。
一定以上のゾンビを倒すと武器の性能アップができ、アップグレードアイテムでカスタマイズもできます。

武器は残弾制限があり、ここぞと言う時に使うために「節約・温存」も大事です。
打撃武器は制限がありませんが、モーションが大きく、空振りすると隙だらけになるのが難点かな。上手くできたシステムだと思います。

ある程度、ゾンビを倒しながら武器のスキルアップをしていかないと、後半で行き詰まるのは明らか。しかし、戦闘には死のリスクがつきもの。
さぁ、どうするか?その点を踏まえながら、戦略を立て駆け引きをしていくのが、このゲームの面白いところです。

適当に銃を撃ったり、バットを振り回せばクリアできる、という風には作られていませんが、シビアすぎず適度にサバイバル感を味わえる丁度良い難易度です。

もし、戦って死んでしまっても、倒した分のゾンビは減っています。倒した状況が引き継がれているので、ゲームが苦手な人でも何度も繰り返す事で、少しずつ進めクリアできるようになっています。

絶対不可能というわけでなく、少しの光が見えているゲームバランスなので「次こそは!」といった気持ちが湧いてくる。何度もチャレンジしたくなる。倒し方のコツがわかると余裕が出てくるし、徐々に慣れます。

難しそうに感じるかもしれませんが、難易度も3段階あり、低難易度も用意され、誰でもクリアできる様に配慮されています。

やりこみ

「サバイバルモード」があります。
クリア後は、最高難易度を是非体感して見るのもいいかと思います。

他には、これといったやり込み要素はないかも。あとはトロフィーを集めるくらいでしょうか。本編がとにかく緊張続きなので、本編でお腹いっぱいになります(笑)

リアル度

噛まれたらゾンビ(即死)という、その人の人生が終わる...

ゲームのリトライ可能な世界ではなく、リアルなゾンビセオリーが、うまく組み込まれていて面白いです。

「一度きりの命」を懸けて生き抜くためには、入念なゾンビ対策が必要になります。
戦略を立て、自らに降りかかる最悪な状況を回避しながら、ひたすら逃げ惑うしかない世界になっています。

サバイバルに特化した作品で、恐怖とドキドキ感を追体験できて楽しい。いつどこからゾンビに襲われるか分からないため、緊張感が常にあります。サバイバルモード以外は死んでも続きますが、できれば死にたくないゲームです。

◆サバイバルモード◆
「命は1つしかない」のリアル重視は同じですが、一度やられたら完全にゲームオーバー。死ねばコンティニュー(セーブ)データもなくなり、本当にすべてを失います。
その為、一体一体のゾンビたちと戦う事が「最大の脅威」で、とてつもない緊張感が生まれます。

敵の強さはノーマルと変わらず、フェアなバランスなので、殺られる原因はプレイヤー自身の腕次第です。

面倒なモードなのは確かなので、ハードコアゲーマー向けのモード。トロフィーもこれが最難関だと思われます。

総合

ZombiUPS4移植版です。オンライン機能を削除し、オフラインプレイに特化させたようです。他にもロード時間の短縮、フラッシュライト機能やビジュアルエフェクトが向上しています。グラフィック・操作性なども調整され最適化されています。

PS4基準として見ると、PS3レベルの粗いグラフィックですが、内容が面白いので特に気になりませんでした。私は見た目よりも内容重視派ですが、グラフィックを気にする人は、少し気になるかもしれません...。

思う存分、サバイバルを楽しむ事ができます。ほっと息をつけるシーンがないので、神経が研ぎ澄まされますね。思っていた以上に、とても面白かったです。

以上、ゾンビの感想でした。

ZOMBI 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

ZOMBI 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

 

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