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遊んだゲームの感想・考察など、まとめ中心の個人的なゲーム備忘録。

【感想】METRO EXODUS(メトロ エクソダス)

METRO EXODUS 感想

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結論:安住の地を探す旅で育む「絆と愛」。
核汚染の悲惨さの中で生き抜く人々のドラマに感動!
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。

◆サクッと感想!

<お気に入り度> 83 / 100%

項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 核汚染と絆度 個人的好み
評点/S~D S B+ B A A

【クリアまでのプレイ時間】 ~10時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

ベストセラー小説「METRO 2033」からインスパイされ開発されたメトロシリーズ。

核戦争により放射能で汚染されたモスクワを舞台に、生き残った人類とミュータントを描いている。本作はシリーズ第3弾であり、前作をしていると面白さも倍増する物語になっていると思う。

メトロリダックスには「2033」「ラストライト」の2本が収録されているので、メトロの物語を一から知りたい人はリダックスから遊ぶのがオススメ。

メトロ リダックス - PS4

メトロ リダックス - PS4

 

しかし、前作を知らずとも放射線による汚染で人が住めなくなった地上」「地下のメトロに住む人々」という事を知っていれば、特に情報不足といったことも起こらない物語構成で、エクソダス》単品でも十分に楽しめる物語になっている。

物語はシリーズの中で1番盛り上がっていたし、個人的にも好きなストーリーだった。

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メトロの人々を守るオーダーの仲間たちと、紅一点で狙撃のプロでもある妻アンナ。
そして、オーダーの司令官でアンナの父親でもあるミラー大佐。

バランスの取れたキャラクター構成が見事だし、彼らの熱い思いが最後までしっかりと描かれていて、素晴らしい物語だった。最終章では主人公アルチョムの生き様に、とても感動したし、胸が熱くなった。

アルチョムに感情移入しすぎたせか、久しぶりに涙がこぼれるゲームを遊んだ。

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ストーリーも二転三転しながら展開していく。真実を目の当たりにした絶望のあと、どんなラストが待ち受けているのか、遊びながら楽しみでならなかった。

いろんな展開の想定はしていたが「“家族”という絆」が足されることで、さらに胸に響く展開になっていたように思う。

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夫と妻、父と娘の関係、義父と息子しての関係。
さまざまな関係性から生まれる感情と生きるための葛藤と苦悩を、旅の中でドラマティックに紡いでいく。

大切な人を守りたい。
大切な人のそばにいたい。

守るべき命のために戦う男たちの熱い思いと「愛」が溢れていた。

アクション・システム

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オシャレなタイトルメニュー画面。遊ぶごとに変化もあり面白い。

全5種類の難易度。
ストーリーを楽しみたい人向けの「ストーリー」も用意されるなど、FPSゲームが苦手な方にも親切になっている。それ以外は「イージー、ノーマル、ハードコア、レンジャー・ハードコア」と戦闘や弾薬など、物資に気を配る必要性のあるモードだ。

難易度はハードコアまでなら、いつでも変更可能。選択したものが難しすぎれば、途中で変更すればいい。

最初の章はチュートリアルになっていて、操作方法を1つづつ覚える操作が用意されている。マークやヒントも常に表示されているのは親切だ。

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操作方法が分からなくなっても、オプションのコントローラー操作のページを見れば、確認できるようになっている。 メトロシリーズの中でも親切設計になっていると思う。クセの強いゲームだったが、今作は随分と遊びやすくなっているように感じた。

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オシャレなデザインのマップ。
タッチパッドを押すことでジャーナル(マップと進行状況)を見ることができる。
マップを見ている時も時間は流れているので、敵がいる時は気をつけたい。

停留地では探索することになる。
目的地には✖マークが付けられ、現在の場所も赤く印されているので、フィールドで迷うこともないだろう。最新情報が追加されると画面左上にマークが出るなど、わかりやすくなっている。

フィールドを自由に探索して、物資や目的を達成していくことになる。 

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「暗視ゴーグル」もあり、サブイベントなどで拾うことができる。暗闇でも、しっかり周りに注意を払えるのは便利。入手しておけば暗所も楽に攻略できるので、手に入れたいアイテムだ。

朝~昼、夜~明け方と時間が存在していて、人間の敵などは、夜に行動すると見つかりにくいなど、作戦を考えて攻略していくのも楽しい。休憩場所で寝ることにより、時間を変更する事ができる。

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主人公は被爆防護を付けているので、動きは少し「重め」だが走ることもできる。
武器も構えずに下に降ろすことで、多少スピードもアップできる。長く走ると息切れをするなど、すべてにリアルが重視されている。

フィールドは放射線があるため、線量濃度が高い所はゆっくり過ごすことができない。放射線を感じるとガイガーカウンターが「ジジジッ」と鳴って知らせてくれ、マスク装着のタイミングを知らせてくれる。マスクはフィルターを定期的に交換する必要がある。

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マスクを装着中は視界もガラス越しになるため、敵の血液などといった“汚れ”もついたりする。視界が悪くなるので拭く動作が必要とされる。敵の攻撃を受けると割れたりもするので応急処置をするなど、マスクにも気を配る必要がある。

このような細かい動作がリアリティーを出し、他のゲームでは味わえないゲーム感を醸し出している。敵を倒すだけが目的ではなく、被爆地での生死を懸けたサバイバルがテーマになっている。核汚染された場所でのサバイバルという過酷な状況を体感できる。

このリアリティ操作を面倒だと思う人には、全体的に向かないゲームかもしれない。シューティング目的のFPSとは思わない方がいいと思う。

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とにかく美しいグラフィックには圧倒
どこを見ても美しい。廃れてしまった街でさえも、儚く美しく胸を打たれた。

しかし美しいだけに、その分ロードが若干長い。私は、特に気にならず問題なかったが、ゲーム開始時のロードはさすがに長いと感じた。あれだけの美しさを構成しているのだから仕方がないが、ロード時間が気になる人は、かなり長く感じるかもしれない。

ロードの目安は右下表示のパネルが100になるまで。パネルがあることでロード完了までが、大体把握できるのはよかった。

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人間の敵は上手く背後を取るなどすれば、ほぼステルスで対処可能
ナイフも便利で何度も再利用できる。

武装した人間より、ミュータントとの戦闘が一番厄介だ。動きも速く、弾薬に限りもあるので無駄撃ちはできない。確実に仕留めるために慎重に撃ちたい。

弾薬は少なく、拾った物資で作らないと無くなる一方だ。もちろん、ガスマスクのフィルターも1個につきに使用時間が決まっており、数にも限りがある。探索の命綱であるフィルターは劣化により交換が必要。腕時計に時間も表示され、換え時はタイマーが鳴って知らせてくれる。フィルターがなくなると呼吸困難になり苦しみ出し、しばらく経つと死亡してしまう。交換品がない場合は、フィルターを作るなどして回避するほかない。

銃の弾薬は作業台がないと作ることができない。しかし、一部の特殊な銃の弾薬やガスマスクのフィルター、治療キットなど、簡易作業台を兼ねたリュックで作成が可能だ。必要に応じて補充しないといけない。物資管理も気を配る必要がある。

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今回、フィールドは暗闇が多い。暗視ゴーグルを持っていなくても、光る植物があるので、進む方向も迷うことはない。

ゲーム時の揺れは少ないが、カメラが若干固定されているので、イベントでの視界の揺れが大きい。じっくりと画面を見ていると目が痛かった。

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列車内のノートにはキャラ説明を含めた、アルチョムの各キャラクターへの思いが書かれている。見逃しがちなので読んでおくと、感情移入もしやすいのではないだろうか。

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フォトモード搭載。
主人公のOFFやフィルター、ロゴなども設定可能。 

好きな風景で好きな写真を取ることができる。昨今はSNS投稿もできるので、自分だけの写真を作って楽しめると思う。

やりこみ

EDが2種類ある。分岐要素は自分の行動によって決まるので周回が必要になる。
イベントはスキップ不可なので多少時間を要する。

他は日記の収集物がある程度で、やりこみ要素は少ない。人によっては、一度クリアすれば満足してしまう内容でもある。

あとは、難易度攻略とトロフィー集めぐらいだろうか。

核汚染と絆度

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人間が作り使った核。その放射線によって生まれたミュータント。
人間の強欲さと傲慢さ、エゴによって生まれてしまったといってもいいだろう。

あらゆる場所に生息していて、遭遇すると執拗に襲ってくる。広いフィールドでは逃げることも可能だが、今回は密室な空間で出会うことも多く、戦いを余儀なくされる。

特殊な大型のミュータントもいて、手持ちの武器では倒せないものもいる。

敵はミュータントだけでなく、武装集団もいるため、敵によって戦い方を変えていく必要がある。

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敵との戦いだけでなく、果敢に生き抜く仲間たちとの旅をたっぷり楽しめる。

道中の行動によって仲間の生死が決まり、それによってエンディング分岐していく。
2種類のエンディングのどちらへ運命が廻るのかは、プレイヤーにかかっている。

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父と子の話としても、素晴らしいものに仕上がっている。

総合

素晴らしかった。

クリア後は言葉も出なかった。いい映画を観た後の余韻を持ちながら、ゲームとして遊んだ満足感もあった。

物語も良作で、ゲーム内容も特に問題点も感じなかった。もっと遊びやすいゲームもあるが、同じものになるのではなく「メトロらしい」ゲーム感で、個性が出ていて私は好きだ。

私のゲーム環境は、容量いっぱいの初期型PS4だが普通に遊ぶことができた。

英語音声が収録されていなかったのは残念だが、吹き替えですべての会話がスッっと耳に入るのはよかったし、すべての声が聞こえることで深く感情移入もできたと思う。

誰にでも進められる作品ではないかもしれないが、とても面白かったし、考えさせられる内容になっていた。核や放射線の恐ろしさをリアルに感じられる世界だった。

以上、の感想でした。

【PS4】メトロ エクソダス 【CEROレーティング「Z」】

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