【バイオ8】考察「ヴィレッジ」第1弾トレーラーの感想と予想など
アナウンス トレーラー考察
6/11に公開されたバイオハザード最新作のアナウンストレーラー「ヴィレッジ」
皆さんご覧になりましたか?
公開から1週間ほど経ち、気分も落ち着いてきたので、アナウンストレーラーの感想と、私なりに考察をしてみたいと思います。あくまでも私の解釈による予想です。
いろいろなムダ知識を交えながら真面目に憶測しています。かなりの長文です。
作品の深読みと予想案が展開しているため、ご自身の判断でお願いします。
見当違いの“個人的な予想情報”や“作品の見方”を仕入れたくない方は、読まない方が無難かと思います。
※バイオハザードシリーズと「バイオ7」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
使用の画像はトレーラーをスクリーンショットしたもので、コピーライトをつけて使わせて頂く形でお借りいたします。また、動画と公式HPへリンクしております。
※コンテンツ内で使用しているゲーム画像の著作権、 情報およびコンテンツに関する商標権、著作権等の全ての権利(以下「知的財産権」といいます)は、当該ゲームの提供元に帰属しています。
アナウンストレーラー、開発者メッセージ
次の情報公開は夏の終わり頃のようで、公式ページによると『8月』とのことです。
9月は、いつもなら東京ゲームショウ(TGS)*1なので、8月~9月の間頃になるのだろうと予想されます。
今の社会情勢などを考えても、ネットで配信されるのかなと思っています。
次回が楽しみですね!
バイオ8は、新たなアプローチのサバイバルホラーを目指して開発中のようです。
まだトレーラーなどを観ていない方は、こちらをどうぞ!
REエンジン
ロゴも「バイオ8」に合わせたのでしょうか?
アニメーションを含め、雪や氷のような美しい透明感のあるロゴに変わり、更にバージョンアップしたのが目に見えるようです。
「バイオ7」のために開発されてから、数々の作品を制作されてきました。
それによって、たくさんのデータ知識を蓄積し、表現の幅も今まで以上に広がってきているように思います。
今後の作品にも期待が湧きますね。
主観で没入!アイソレートビュー
『一体化したゲームプレイ体験が可能』になった。ともおっしゃっていますので、以前よりも美しい映像美になったことで、さらなる没入感を味わえること間違いなし!
ありとあらゆる物に、どれだけ近寄っても緻密に作られているようです。
ゲーム内で隅々まで観察したくなりますね。VRであそんだら完全にその世界に入り込んでしまったかのような錯覚が起きそうです。
独りっきりで、不気味な世界に放り投げられた感じを体験できると思います。まさにアイソレーションの「アイソレートビュー(バイオ7の造語)」ですね。
私もVRも試したいのですが、三半規管とか目の屈折力(ピント合わせ)の感覚が敏感なので、確実に酔いそう...めまいが起きると怖いので、まだ未挑戦です。悔しい!
では、考察していきま~す!
「トレーラーを隅々まで見て、“ヴィレッジ”が作り出すサバイバルホラーを想像してみてください。」と、ピートさんもおっしゃってましたね。
ということで、トレーラーシーンをひとつづつ考察していきたいと思います。
見当違いなこともたくさん言ってるだろうし、好き勝手な妄想でもあるので『こうゆう考えもあるんだな』という感覚で読んで頂けると幸いです。軽い気持ちで読んで頂けたらと思います。歴史や語源解釈などの間違いがあったら、すみません。
何かを語る「村」
開発者によると、この作品の象徴である村は「主人公」とも言える重要な存在と語っています。
これは、この村に隠された秘密があるという意味だと思われますが、“村”がタイトルにもなっていることからも、風景としても、いろんな表情を見せるのかもしれませんね。
映し出された村の一部は、だいぶ荒れ果てているようにも見えました。
人が住めないほどの損傷があったり、ベイカー邸のような廃屋となっています。
一体何があったのでしょうか?
じゃがいもは芽が出てしまっていたり、人が消えて時間が止まっているかのようです。
過去には、ここに人生があったと思うと切ないですね。朽ち果てていく廃墟の美しさを感じます。
この村の一部には、村人は住んでいないのでしょうか?
こちらは人が住む一角でしょうか?
この猟師のような男性宅の門でしょうか?それとも...村の入り口なのか?
ここまで大きい門構えだと、相当の警戒心のある閉鎖的な村だと予想ができますね。
“VILLAGE”が意味するもの
「Village」と言うタイトル。単に「村」という意味だけでなく『悪党の存在』も意味してる可能性があると考えられます。
それはヴィレッジの言葉の語源から考えられるもので、中世では田舎に構えた大きな別荘のことを、villa-ヴィラといい、領主が田舎に家を建てると世話人が必要になり、その世話人たちの小さな集落ができます。それを、village-ヴィレッジと呼んだそうです。
また、上流階級の人が身分の低い農業労働者たちのことを、villain-ヴィランと蔑んで呼んでいたらしく、それが時代を経て「悪者、悪役」という意味に変わったとか。
そのことで、villain-悪人と「village」は語源が同じとされています。
これを基に、今回トレーラーでは「クリスが悪役になっているのでは?」という演出がありました。開発者メッセージでも「ヒーローの面影はなく、ダークな悪意に満ちた雰囲気だ」とも言っています。
また、キリスト教においても、教えの届かない辺境の村をVillageとし、そこに住む人々を異端者=Villainとして呼んだとも聞いたことがあります。
つまり、このバイオ8の“村”も、魔術的なものを信仰しているようですし、そうゆう意味合いでも使用されているのかもしれない...。もし、そうなのであれば「異端な村とクリス」どちらも表現できる素晴らしいタイトルだな。と私は思いました。
深読みかもしれませんが、結構オカルトな世界観もマッチしているので、そうゆう解釈もアリかなと思います。
ちなみに、日本語でもカビの胞子が目に見える塊になることを「集落」っていったりします。集落=Villageって感じでも、マッチしてるなぁ~なんて思ったり。いろんな解釈ができるすごいタイトルですね。こうなると、何でもありだな(笑)
主人公はイーサン
どうやら「イーサンの物語」が結末を迎えるようです。
イーサンは新キャラでありながら、2作品もの主人公を務めることになります。
これはバイオ史上、初です。大体主役はクリス、ジル、レオン、クレア、そして4人の関係者をぐるぐる回る感じでした。
「バイオ7」は、可哀想な話で後味は悪かったですが、一応ハッピーエンドでもありました。しかし、ウィルス名や犯罪組織コネクションの実態、妻ミアの特異菌への関わりなど、あらゆる謎を残したままです。そのため、イーサンのその後が気になる終わり方にもなっていました。今回、ハッキリと最終章と言って頂けるのはありがたいですね。
私はイーサンが好きなので、今後は幸せになって欲しい。と思っていますが...嫌な予感もしています。大丈夫かな。心優しい彼なら、なんだか自己犠牲をやってしまいそうな気が...そう、ならない事を祈りたいです。
って、初っ端からありえない妄想が暴走しています。失礼。
「バイオ7」でも、最初は無防備なイーサンでしたが、バイオハザードの主人公は必ず武器を使うので、いろんな武器やアイテムが登場するかと思います。
今回の武器はどこで手に入れるのか?
イーサンのことだから、銃を持参しているとは思えないので、拾うか貰うかになりそうですね。カッコイイ武器も登場するのか?気になりますね。
舞台はルーマニアか?
インベントリを少しだけ公開したスペシャル開発者メッセージ編。
作品のヒントとして、作品の世界観と情報が隠れているのが面白いところ。
シリーズで欠かせないアイテム枠。
今作のデザインは「バイオ4」のようなアタッシュケースの形になっているのが分かります。また、1マスに1アイテムではなく、「バイオ4」と同じくアイテムの形で収納していくようにも見える。鞄収納だけあって、持ち物はそれなりに所持できそうだ。
また、銃の左下には空のホルダーが2つあることから、武器改造が可能だと思われる。イーサン自ら改造するのか?それとも改造してくれる人がいるのでしょうか?
十字キーセットのアイコンもあるので、武器切り替えも素早く切り替えできそうです。
左上の緑色のバーはライフだと思われ、バイオ4同様通貨もあるようですね。
通貨単位が「Lei」となっているので、ルーマニアが舞台ではないかと予想されます。
インベントリでわかる情報は、それぐらいでしょうか?この画像だと見にくいので、気になる人は、是非動画をご覧ください。
ドラキュラ、魔女...伝説の多い町
先ほどの通貨から「ルーマニアが舞台」という推測を基に、トレーラーを解釈すると、ルーマニアの多くの民間伝承との繋がりを感じます。
宗教、悪魔主義、吸血鬼、人狼などなど。
トレーラーに、すべてが存在しています。そして、現在の吸血鬼に対する考え方は、古代ルーマニアから続いているものでもあり、異なる宗教と文化や、外からの新たな疫病など、異なることへの恐怖心から伝説が作られたとも言われていますね。
また、この家の窓にはニンニクがぶら下がっているようにも見えます。
複雑で長い歴史が関わった土着信仰や民間信仰が派生して、吸血鬼が十字架を恐れたり、にんにくを嫌がるといった魔よけ的な信仰の名残りが残っていると聞いたことがあります。
そうゆう魔よけをしているのを見る限りで、この村は魔女の呪いなども信じやすいと思われます。
この老人が隠れている物置は、先ほどの家と同じようですが、物置にもニンニクが下げられており、首には動物の骨をかけています。彼が「吸血鬼や人狼」を恐れているのが一目同然かと思います。
過去に「バイオ7」のクレジットで登場する新聞記事について書いたのですが、新聞には『カビの使用により、亡くなって間もない故人を生き返らせる可能性もある。』と「死者蘇生」の希望も見出されていました。
死者が甦るというのは吸血鬼を連想させられ、吸血鬼が狼男に変身したりもするとも言われていますし、ここの村人が怯える対象としても一致しているように感じます。
新聞についての記事はこちら⇓
最初の犠牲者?
物置のカーテンを開けると老人が隠れており、銃を構えながら怯えていました。
イーサン『よせ!撃つな!』
英語では「Friendly! Friendly!」と敵でない事をアピールしていました。それで、彼は安心したのか?
老人『何者だ!誰のさしがねだ。』
と、相当なパニック状態ながらも、第一声が「誰がここへ、よこしたのか?」と警戒しています。
そのことからも「イーサンは村に住んでおらず、よそ者である」と言っていいかもしれない。そう考えると、何らかの理由によって、イーサンは村にたどり着いたか、誰かに連れてこられたと考えられますね。
また、この老人は、なにか詳しいことを知っているか、目撃したのか?
狙われていると感じる出来事があったのが、うかがえます。
その後の彼らのやり取りは分からないが、この家は、この老人の家だと思われます。
どうして、イーサンはここを訪れたのか?
老人『やつらが来る』
イーサン『何が来るって?』
と怯える老人の言う通り、外では何かが走り去る。明らかに人間離れしたスピードと姿だった。
この村には、人狼がウロついているようだ。
伝説ではなく、本当に存在しているのが面白い。外が明るいので昼でも出現するようですね。
人狼軍団に囲まれてしまったようで、二人ともパニックだが、突然天井から連れ去られるという惨事をイーサンは目撃。尖った爪で天井を突き破るほどの怪力なのが分かる。
この老人がどうなったかは察しがつくが...。イーサンが見る最初の犠牲者だろうか?
謎の赤ちゃんミイラと円陣
こんな不気味な飾りを飾っちゃう村って、大丈夫なの?
このモチーフは重要らしいです。
それもそのはず、この真ん中の物体は、明らかに赤ちゃんのミイラですよね。赤子のミイラといえば「バイオ7」とも繋がり、失敗作の被験体がD型ミイラとして登場しています。ミイラは血清を作るのにも役立つ、謎のウィルスの遺伝子も含んでいます。
この祀り方からして、もしかすると、この村がカビ菌の『発祥の地』ということでしょうか?それとも、ここで特異菌の実験があり、村人たちは良いように騙されているんじゃないかな?とか考えてしまいますね。
あらゆる所に描かれたシンボル。
一見すると魔法円のように見えますが、円陣の帯には変わった文字と中央には、赤子の姿も見えます。アレと同じものです。
赤ちゃんの背中からは触手のような菌糸が出ていているのかもしれません。村のシンボルとされている不気味な飾りと同じもので間違いないと思います。周りのザッと引かれた白い線は、カラスの羽根を描いているのだと思います。
とても不思議で奇妙な円陣です。
チョークで書かれた二重円構成なので、魔法円だとは思うのですが、術者が入るほどの大きさはないし、この円陣は壁にも書かれていることから、何らかの魔よけでしょうか?
それとも、防護円のような何かでしょうか?書かれた場所だけは聖域になるみたいな...感じなのかな?
どちらにせよ、この村にとっての大事なシンボルに間違いないですね。
面白いことに、この向きから見ると、髪の長い幽霊のようにも見えます。
同じ絵なのに見方で変化するということは、「ひとつの見方で見えるものだけが、真実ではない」という風にも取れそう。深読みしすぎですかね(笑)
だまし絵のような感じになっているのでしょうか?
魔法円によく使われる文字は、ヘブライ文字、ラテン文字、ギリシア文字、ルーン文字。
この文字は、どれにも当てはまらないので「バイオ8」独自の円陣のようです。雰囲気的にはルーン文字のような記号タイプの字体になっていますね。
なにかの儀式用でしょうか?
大体は、ふたつの円の間のスペースに神名や天使名が書かれるのですが、なんて書いてあるのかは不明。通常の魔法円とは違って、逆に悪霊を呼び出すものだったりして?
バイオで「幽霊」となると幻の「バイオ3.5(没バイオ4のこと)」を思い出しますね。
ゴーストが怖い印象でした。こうなると本当にバイオ4を意識、とゆうよりオマージュしているような感じもします。「バイオ8」で3.5ネタを復活してくれたら、すごいことになりそうです!
まぁ、これは幽霊でなく赤子のシンボルですけどね。
この祀られてる方のミイラ。
胎児2ヶ月ぐらいがこんな形してます。まだ可愛いしっぽがあるので、2~3カ月頃だと推測できます。しかし、頭部に縫い痕があることから、普通に母体にいた胎児ではないのが分かります。
なにかの実験済のものなのか?
もともと実験体の子供たちは、人工的にヒト胚に特異菌を組み込んで創っていたようなので、若い胎児の状態での実験も無きにしも非ず。
もしかしたら、まだ意識を持っていて、みんなを操っているとかじゃないよね?
という冗談はさておき、恐ろしいです。コネクション!子供を使うという点で非道すぎます。その前に菌と掛け合わせた人を創ってる時点で禁忌に触れていますけどね。
バイオ4を思わせる雰囲気づくり
今回の「バイオ8」は「バイオ4」との共通点が多いです。
村、古城、仕掛けの門、インベントリ、ダークなブルーグレイで統一された色味。
これは開発者さんの好みなのか、物語上で意図して似せているのか。
はたまた、4のオマージュも含むのか。それとも、バイオ4リメイクを兼ねてのデザインと下準備なのか...たまたま似てるだけなのか。
リメイク準備ならば、まずはPS4で遊べない「コード:ベロニカ」を作ってほしいところです。あの豪華な城はベロニカに代用できそうですよね。真面目に、今後もリメイクシリーズを作るつもりならば「コード:ベロニカ」は正史なので飛ばさないでほしい。
話しが逸れましたが...。
雰囲気からも「バイオ4」を思わせる世界観ですが、この村の入り口周辺には、よそ者避けでしょうか?ロス・イルミナドスの紋章を思わせる十字の飾りとスケアクロウ。
まったくの同じではありませんが、雰囲気が似ていることから、信仰関連も物語に関係していそうな気がします。面白いくらい「バイオ4」と雰囲気が酷似しているので、バイオファンには嬉しい演出でもあると言えるでしょうね。
「バイオ4」は、久しぶりの三上氏によるディレクター作品だったのと、ゲームモデルチェンジ作品でもあり、4が好きなファンも多いです。レオンもカッコ良く、衝撃のチェーンソー男も初登場だったので、今でも当時の興奮を覚えています。
閉じられた門
おぞましいデザインの門です。
パッと見た時から、ロダンの「地獄の門」のようだなと感じましたが、実際に地獄門のように周りに色々と装飾されて、何かを物語っています。
正面のデザインは、悪魔が食べてる雰囲気が「我が子を食らうサトゥルヌス」に似てますね。スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの作品が有名だと思います。
ローマ神話に登場するサトゥルヌスが「自分の子に殺されるという予言」に恐れて、子どもたちを次々食べるという伝承をモチーフにした絵のことなんですけど、頭から丸かじりして食い殺すのが、かなりエグイ絵でインパクト大です。
サトゥルヌスは狂気に憑りつかれて我が子を食べるのですが、今回「バイオ8」は赤ちゃんがいるので、この門の場合は赤子を食べてるとかじゃないよね?とか思ったり。
楯の乙女と悪魔の顔の部分は、レリーフを嵌めるようになってるっぽいので、バイオらしいなって思いました。
最初にも話した「地獄の門」のように、この門も周辺のデザインが凝っています。
ロダンの地獄門には、地獄にうごめく人々が150人以上も表現されていますが、同じように、こちらも無数の手が伸びていたり、串刺しにされていたりと、痛々しいものばかり。串刺しされている様子は吸血鬼を連想させられます。
悪魔が正面にいるので、地獄を表現している可能性は大ですね。
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
ダンテ『神曲』地獄篇の名言です。この言葉にもよく似合う門ですね。
これは、城の門だと考えられ、城の主はよほどの悪魔趣味を持った人だと思われますね。
楯の乙女戦士
楯の乙女のようなイメージの銅像。
村内部に建てられているものだろうか?よく見ると、この像は地獄門のような門に登場している戦士のようですね。
もし、そうであるならば、楯には悪魔の象徴とされる山羊の首がついていると思われます。門のデザインだと悪魔と戦っているようにも見えました。この村にある“古の伝承”か何かでしょうか?興味が湧きます。
中世当時は、吸血鬼は悪魔とも言われていたので、色々と繋がってきそうですね。
未だ謎のウィルス名
馬が死んでいる様子だが、これは血だろうか?
やけにベタついているようにも見える。そして、黒いような気がします。
モールデッドはウィルスで動くカビの怪物でした。死体などから作られていて、人間のDNAを吸収しているので人型で、欠損するとリゾット状の液体が出てきました。
この村で見かける付着する液体は、その液体とよく似ています。
「バイオ7」に登場したウィルスは、カビ菌をいろいろと培養して作られた特異菌ですが、まだ正確なウィルス名や種類は謎のままです。
今のところ『E型特異菌』や「前回の適合体のエヴリン」という名前で話は動いている。
本当の名称があるようだが、ファイルは黒塗りで伏せてあったので、今後『バイオ8』で明らかになると思われます。
「E型」というのは、A~Eまでの研究対象の被験体をナンバリングした名称で、Eまで進んでいたようです。もし、E番目のエヴリンで成功しなければ、F~Zまで進んでいっていた可能性がある。
エヴリンで成功し、「バイオ7」で実証実験的に検証データも手にしているため、さらに新しく改良された可能性も大きい。
E型特異菌の特性として
- 再生能力が高い
- 幻聴・幻覚で洗脳し操れる
- 特異菌(液体)を分泌して、付着した者の意思や肉体まで支配
- モールデッドを成形
今回の「バイオ8」にも共通しそうな雰囲気があります。
では、エヴリンが生きている?というわけではなく、エヴリンはエヴリンであり、成功した被験体が彼女だっただけです。この特異菌を使った別の被験者が他にもいるとも考えてもいいかと。
エヴリンは「バイオ7」で老婆として寝ている時でさえ、ジャックらを操っていました。ということは、ずっと目には見えない菌糸(触手)を広げ同調させていたのではないかということ。
つまり、もしこの町に液体の特異菌の広がりがあるのであれば、カビの見えない糸もあると思います。あの赤子のミイラの背中から出た糸のようなものは、かなり怪しいです。
余談:菌類の話
本来、一般的日常にあるカビは目
カビは、糸のような「菌糸」と「胞子」から成り立っていて、菌糸は枝わかれして養分を集め生育しています。この菌糸の集合体を「菌糸体」といいます。
カビの多くは菌糸体から子実体(物体)をつくらないのですが、「バイオ7」では人を養分にしてできた子実体=モールデットみたいな感じかなと解釈してます。
キノコで例えるとわかりやすいかな。
菌糸体からキノコができて、キノコが胞子をばらまきます。そんな感じです。
雪か?灰か?それとも...
鳥が騒ぎ始めているように見えたこのワンシーン、もしくは蛾でしょうか?
昼のようですが、この村にはサンサンに照る太陽は降り注いでないようです。
それも、この地帯の気候のせいかと。雪化粧された山や森などからも、雪が降っていると思われるが、灰や塵のようにも見えます。
ひらひらと町に降り注ぐ白い粉。
町と町の秘密を覆い尽くすかのように、落ちてくるソレが私には怪しく見えた。
深読みをすると、まるでカビが胞子を撒き散らしているようでもあり、石灰化の粉のようでもあり...。この霞んだ空気感が「Not A Hero」でみた空気汚染や石灰化した人間が崩れた塵の感じにも似ていて、もしそうだとすれば、大変なことだが...。まぁ、ガスマスクしてないので大丈夫だと思います。雪でしょう。
鳥たちが騒ぐ様子を見ている村人の眼差しが気にかかります。
一体、空を見上げた先に何が見えるのか。
動物が騒いでいるので、人々の心のざわめきを感じるシーンですね。
おとぎ話
昔々、いつもは明るい森が重い静けさに包まれました。
少女が母親を無視して森へ消えたのです。
少女の無邪気な笑い声が遠くに聞こえて、母親は少女が森に飲み込まれたと思いました。暗く深い森に...。
おとぎ話:トレーラー内より引用
男『気味の悪い話だ』
女『地元のおとぎ話よ』
男『君はまだ、こだわっているのか』
女『あなたこそ、どうかしている』
この会話は、イーサンとミアのものと思ってもいいのかな?
なにかヒントがないものかと探してみましたが、わかりませんでした。
ふたりの声が「バイオ7」よりも少し低めなんですが、数年後の設定でもあるし、声質は似ているので、たぶん彼らだろうと感じます。
ですが、女性の顔も見えないし、ミアにしては髪型がゆるふわパーマでなくストレートっぽいので、まだハッキリとはわからないです。
とりあえず、これがイーサン夫婦と仮定して「まだ、こだわってるのか」って、どうゆう意味だろうと気になりました。昔、なにかあったのかな?と思わせるようなセリフです。
英語では「you're really into that stuff」と言っていて「本当に気にいってるんだな(のめり込むほど夢中になってるな)」って感じの“こだわり”のようですね。
すると「quit being so paranoid」と返答。
「どうかしてる」って、またどうゆう意味?ってなったんですが、英語だと納得いく答えというか「やめて、考えすぎよ。(心配し過ぎじゃないの)」みたいな。
「妄想激しいんじゃないの?」「もう、そうゆうこと言わないで!」みたいな感じで、少し不機嫌にもなっている感じにも聞こえました。実際の英語ネイティブさんが、どのように使ってるのかは分かりませんが、私の解釈ではそう受け取りました。
まぁ、『気味の悪い話に相当夢中なんだな』なんて言われたら、「ちょっと!」って思いますよね。“もう二度と言わないで”のニュアンスで言うからには、前にもこんな話を何度もしていたのかもしれませんね。
謎多き新しい登場人物
今回、たくさんの怪しくも魅力的な登場人物が登場しています。
まだお披露目されてないキャラもいるでしょうか?キャラのことを書くにあたって名前が分からないので、各項目で勝手に見た目で呼んでます。
黒ドレスと猟師
黒いドレスを着た女性と、ハンチング帽をかぶった猟師の男性。
ふたりがよく一緒にいることや、同じ部屋にいて心配しあってることから、勝手に夫婦かなと想像をしましたが、どうなんでしょうか?
でも、ここは家には見えませんね。
この女性は、赤ちゃんを抱いていた人の服装と同じですね。
黒ドレスの女性とは別人でしょうか?
顔の雰囲気は似てるのですが、ゲームではキャラ付け的にも服装を着替えないと思うんですよね。そう考えると娘さんとかな?
黒ドレスと猟師は、常に何かに怯えているようにも見えました。
恐れるものがあるのでしょうか?
また、門を閉めていたり、周辺の掃除をしたりと、管理しているようにも見えます。
この門は村のものではなく、この猟師さんの家の門の可能性もありますね。
この村の男性はハンチング帽を被っているようで、少し個人を特定しにくいですが、あの犠牲者の老人とは、服装の綺麗さが違い、身なりが良いので別人だと思います。
村の親子か?
なにかに驚愕し、逃げいているようにも見えた2人。男性の顔には飛び散った血がついていて、何かがあったのが分かります。
私の第一印象として、ふたりには親子感が漂っているように感じました。
この女性は「バイオ8」のメイン新キャラでしょうか?
エミリーという人が出るらしいという情報を仕入れましたが、この子はヒロインって感じもします(違うかもしれない。)村のデモにて名前が違うことが判明。(*訂正更新*4月27日)
この二人は特に情報が少ないので、いろんな予想ができるのが面白いです。
例えば、この村のおじさんと「バイオ7」のジャックの兄ジョーの雰囲気が似ている気もします。しかし、ジョーはもみあげまで髭があるので、別人だと思いますが...一応言ってみた。「バイオ7」繋がりでもあるし、ジョーだったらジョーで面白そうですよね。
服装が村人なので「この村の住人だ」と思います。
かわいい赤ちゃん
よく太った元気な赤ちゃんなのが分かります。
安らかな笑顔が可愛らしく、不気味な世界での癒しになりそうな寝顔。
この家は、猟師の男性と同じ家のようにも見えます。
抱いているのは誰でしょう?掃除をしていた人のようにも見えますね。
猟師と黒ドレスの女性は夫婦っぽいですが、赤ちゃんがいるような年齢には見えない。
それでは、娘さんでしょうか?それともシッターさん?
誰の子供なのか?も怪しいですね。
今回は赤ちゃんを巡って、ひと悶着ありそうな雰囲気です。
この赤子をよく見ると、頭に2つ切り傷?それとも、血のあとだろうか?
傷のようなものが見える。
赤ちゃんに血がつく可能性は、産まれたて以外あまりないけれど...。
何かの洗礼の印なのか?それとも痣だろうか?
この作品で、赤ちゃんは重要なキーになっていそうですね。
村人同士のトラブル?
エミリーと言われている女性に銃を向ける、猟師の男性。これが、どちらの家かはわかりませんが、なにか揉め事が発生したのでしょうか?
銃を突きつけるなんて、よほどの事件がないと起こらない。
このシーンは悲惨ですが、ショットガン風の銃口が見えるので、何かが起きていると思います。
魔女
明らかに魔女っぽい老婆。怪しく笑い不気味だ。
以下、魔女と呼びますね。
ルーマニアには、まだ『魔女がいる』とされていますよね。魔女が力を持っている国とも言われ、魔女が職業として認められているほど、魔女文化の歴史のある地域です。
それも踏まえると、これは魔女で間違いない。
黒い山羊も登場しており、魔術的発想を思い起こさせます。
舞台がルーマニアであれば納得だし、普通に考えても、この村の雰囲気だったら魔女がいそうです。この魔女がどう関係して物語に絡んでくるのか、楽しみですね。
このショットでは、顔が三つあるようにも見えるが、両肩になにか乗せているのか?
鹿の角もあるし鹿の頭とかでしょうか?
不気味な魔女ですね。この村に住んでいるのかな?村では、彼女の予言とかが浸透していそうでもありますね。
立派に佇まう城と豪華な内装
村のさらなる奥には、威風堂々とそびえ立つ城。
周りには墓があり、門は遠くからでハッキリとは分からないが、先ほど話した地獄門風の仕掛け門のようにも見える。
この城、ルーマニアで最も美しい城「ペレシュ城」がモデルではないかと言われているようで、確かに雰囲気はそっくりです。ここまでくると「ルーマニア」なのが確実なような気がしますね。
ペレシュ城を検索したら旅情報の記事を発見しまして、話が逸れすぎですが城の外観内観をみるのに良い記事でしたので貼り付けておきます。素晴らしい写真でした。
おとぎの世界最高!美しいです!⇓
豪華絢爛という言葉がよく似合う、美しい内部。
シャンデリアが豪華ですね。お姫様や令嬢が下りてきそうな螺旋状の階段が美しいです。ホールには甲冑も複数置いてあって、ホラーと考えると、今にも動きだしそうな気がします。
探索が楽しそうです、これは楽しみ!
豪邸に住む令嬢
そして、ここに住んでいるだろうと思われる、女性。
名前がわからないので、令嬢と呼びますね。
寂れた村とは打って変わって、豪華絢爛な日常がうかがえる城内部。どこもかしこも金張りの装飾で彼女の趣味でしょうかね。お金持ちの令嬢、いやっ奥様でしょうかね?
彼女は、機嫌が悪そうに誰かと電話中のようです。「バイオ7」もよく電話していたので、もしかしたらルーカスのように『F*ckin' company』との会話かもしれませんよね。
もし、そうであるなら、取引相手をイラつかせるのが得意な会社なんだなと思ってしまいます。
そして、後ろに見える紋章が、彼女の素性を表していると思われますが...
剣が交差した上に、ごっついエンブレムがのった紋章。
なんとも、いかつい!
若干エンブレムの形が、スペンサー家の紋章にも似てる気がしますが、剣は刺さってなかったので別物?スペンサー家の分家とか、兄妹とか従妹とか、そっち系だったりするのかな?
それとも、アンブレラに仕えたり、手を貸していた大富豪は多々いたようですし、この地域の伯爵家とかでしょうか?
なんと、この令嬢さん。3人の美人魔術師風の美女を引き連れています。
女子だらけの怪しい雰囲気。
魔術も絡んでそうなので、エロティックなイメージが湧いたのは内緒です。笑
イーサンの手に口づけか?それとも、血を舐めたのか?
詳細は不明だが、オカルトのバリエーションが揃っているだけあって、これは吸血を連想させます。
巷では、ナタリア(アレックス)だ。と言われているようですが、確かにアレックスに雰囲気は似てるけど、個人的には違うような気もします。それにナタリアの身体に転移しているので、ナタリアは茶髪ですし、歳が違うと思うんです。
もし、ナタリアであったら、それはそれでいいのですが...。バリー宅にお世話になっていたはずですよね。独立したんでしょうか?アレックス説を否定はしないけど、なぜ、違うと思うのか...というと、やはりまずは年齢。
「リベレーションズ2」は2011~2012年の話で、当時ナタリアは10歳。
どっちの時点で10歳だったのかは不明なので、9~11歳としておきましょう。
そして、「バイオ7」は2017年ですね。
今回の「バイオ8」は「バイオ7」から数年後となります。数年後とあいまいですが、大体2~3年ほどだと思います。5年以上も空くとは考えにくいです。
そう考えれば、2019~2020年の話だろうと仮定されます。
2020年のナタリアの年齢は『18~20歳』のお年頃の女の子になっているはずです。
ではこの令嬢、身体の肉付きや振る舞いなどをみると30~40歳ぐらいに感じます。(もっと若かったら、ごめん)お年頃の女の子のイメージとは程遠いかと...。中身がアレックスだから、精神年齢が60歳(アレックスが当時51歳だから+9)の趣味嗜好になるとかでしょうか?
ちょっと考えにくような気がします。
もし、アレックス覚醒ナタリアが登場するなら、個人的にはまだ公開しないような気がします。本編で突然出会える方がインパクト強いです。ませたダーク少女は、サプライズに残しておけです。
もしかしたら、電話口の相手かもしれません(...違う)
ということで、私は新キャラではないかなと思ってます。エクセラのような立ち位置なんじゃないかなって思いますが....どうでしょう。スペンサーの娘という手もあるかと。
たぶん、戦うことになるだろう3人の美女は、不思議なダンスと共に蛾が覆いつくしています。怖そうですね。
マーガレットさんも虫が飛んでたけど...。嫌だな。
で、ずっと蛾と言ってますが、蛾でしょうか?昆虫とかではなさそうですよね。
あの村に飛び交っていたのが鳥でなく蛾なら、城から蛾の大群がブワーって、空を覆い尽くしていたら、胸騒ぎが起きますね。
ヨハネの黙示録のようなイナゴの大群っぽい描写になりそう。
地上で悪が猛威を振るう様子みたいな感じも面白そうです。こうゆうネタが大好きなので、なんでも宗教に絡めてしまいます。
背後にある肖像画も気になります。
よく見えないので、誰の絵っぽい!とか言えないですが、実際にある肖像画でしょうか?こうゆうの気になる。
黒服に白襟か、白シャツでおでこが出てるくらいしか...わからない。聖職者か伯爵か。
それとも、この城の当主の肖像画でしょうかね?
アンブレラとの関係性
写したされた意味深なマーク。
アンブレラがなぜここにあるのか?
初めてみた時は、4つはアンブレラ創設メンバーの紋章?と思ったのですが、怪しい1つを除いて彼らの紋章とは違いますね。
ちなみにアンブレラ創設メンバーは、スペンサー家、マーカス家、アシュフォード家のお三方。もう一つ挙げるのであれば、代々アンブレラに仕えていたとされるアンリ伯爵家でしょうか。昔のメンバーたちは関係なさそうです。
この4つの紋章が「ヴィレッジ」で、何かを意味していくだろうと思われます。
しかも、過去のアンブレラマークになっています。赤アンブレラ時代の残党たちが関係しているのでは?と思わせるものですね。
確か赤アンブレラの残党で、青アンブレラを再構成したとも書かれていましたが、青アンブレラも関係してくるのか?これは楽しみな要素の1つですね。
4つのレリーフですが、太陽と月(それとも鳥?)、マーメイド、馬と蹄鉄、奥はよく見えず分からないが...あの豪華絢爛な城の紋章にも似ています。
これですね。ほぼ一緒だと思いますね。
そうなると、令嬢はアンブレラ関連の人物ということになりますね。
このことからも、この1つの家柄が関わっているのは確かでしょうね。そして、今回フォーカスが当てられるのは、この紋章で間違いなさそうです。
謎のサングラス男
いかにも怪しいキャラクター。このイケメンおじさんは誰ですかね。
以下、「謎のサングラス」と呼びます。
顔には傷が多数あり、頬から頬へと繋がっている。いわゆる一文字スタイル。
こういった傷は、よほどのことがないとできない傷で、彼が何かと戦っていることが連想できる。
また、首から下げているのは何でしょうか?オシャレなデザインのネックレスと、大きな筒状の物。犬笛のようにも見えますが、ちょっと大きすぎるかな?
もし、犬笛だとしたら犬にしか聞こえない周波数で鳴るので、人狼にも効きそうですね。操ったりとかしちゃうのかな?なにか関係があるでしょうか?
他にも、魔女、人狼、ヴァンパイアとくれば、ヴァンパイアハンターというのも良そうな気もします。
でも、ヨーロッパの町トランシルバニアで『モンスター・
DMCならまだしも、バイオにファンタジーをたっぷり入れちゃいますかね?
魔女と人狼でお腹がいっぱいですし、カビ菌での現実系バイオテロをしっかり掘り下げてほしいところです。
まぁ、明らかに見た目はヴァンヘルシング風だけど、なにか武器の面で手助けをしてくれるのであれば有難いですよね。武器商人でもいいなと思いながら、敵でないことを祈りたい。
わざわざサングラスを外し微笑むことから、「私だよ」と挨拶をしているようにも感じたのですが、もしかして知り合いなのか?という疑問も湧いています。
他にも、彼がイーサンを混乱させて、いろいろ混ぜちゃいそうなイメージもありますね。
妄想が尽きない(笑)
個人的にトレーラーで、一番目を引いたキャラクターなので、謎のサングラス色男の正体が一番気になるところです。
集団で襲う人狼
この村には、狼のような姿をした生き物がいるようです。
上空には大男登場!
大きなハンマーを振りかざして、人狼のボスでしょうか?それとも、別の生き物?
このシーンからは、狼人間は集団行動をすることがうかがえます。また武器も扱えるようですね。斧を持っているようです。
人狼は、先天的に狼への変身能力を持つ種族としての人狼もいますが、大抵は呪いや魔術によって変身しちゃう場合が多いです。魔女も出ていますし、何かの呪いと村人たちが思っている可能性は高いですね。たぶん、ウィルスのせいだと思いますが...。
人狼は銀の銃弾で退治されますが、特異菌なのであればラムロッド再生阻害弾が効くと思われます。ラムロッドは特殊な銀の弾なので、なんか合いそうな気がしますね。
なぜ、彼らを狼男と書かなかったかというと、この画像の人狼は『胸』があり、この人が女性だということがわかります。
また、どの人狼も服を着ているんですね。
この人狼は胸毛があって、元は彼らが人間である可能性が高いです。
今までの変異と違い、人狼映画や伝説などのように、何をかキッカケに変身してしまうのでしょうか?また人間に戻ったりするのかな?そうだとしたら、退治するのをためらっちゃいますね。
(´-ω-`)シュン
覆面集団とクリス
このシーン、イーサン宅のようです。とても立派な家に見えます。
村にある貧しい家には見えないので、ここは村ではない気がしますね。
アメリカのどこかでしょうか?
覆面をつけた男たちが数人、そしてリーダー格が1人。玄関先のライトは、突入してきた集団のもののようで、ワゴンタイプの車でしょうか。数人が乗れそうな、イーサンを誘拐でもしそうな雰囲気です。
イーサン達も在宅していて、家の中が真っ暗闇なところを見ると、深夜ですかね?
そんな時間に覆面が突入してきたら、怖すぎますね。
彼らの目的が何かはわかりませんが、家中を隅々と探しているようでした。クリスも同行しているようですが、間違いなくB.S.A.A.ではないですね。
クリスの公式さんの見せ方が素晴らしく「クリスがイーサンの平穏を混沌にした」と紹介していました。これは興味を引かないわけがない!
正直、闇落ち?クリスにはビックリしましたが、いつものことなので...。信じてクリスを応援したいです。闇落ちしてもいいけど、クレアだけは泣かすなよ!とだけ言いたいです。
そう、クレア想いの兄なので"闇堕ちはしない"と思うんだけどなぁ。
覆面集団のリーダー格こそが、クリスのようにも見えました。
今回ウェスカーと同じ着こなしをしてしまう、何とも皮肉なクリスとなっています。
彼をみて、イーサンは「クリス?」と言っています。雰囲気が変わってるからですかね?それとも、なぜ覆面集団の中に、以前助けてくれたクリスがいるのか?と驚きを隠せない感じなのか...。イーサンは「何かおかしい」と感づいているように思いました。
また、クリスはイーサンの前にくる時、左手で何か(仲間)を制していたように見えました。一瞬だったので、うまくスクリーンショットを撮れなかったんだけど、「ここは俺に任せろ」的な「俺がやる」と言っているようにも見えます。
その後、倒れていた女性に止めを刺したように見えましたね。
彼女はすでに弱っていたように見えます。仲間が先に撃っていた、あるいは殴り倒していた可能性もあります。それにしても、倒れ込んだ女性に撃ち込むなんて...。
クリス...。本当に「WHY!」ですよ...。
この女性は、妻のミアだという風に言われてますが、ミア好きなのでミアでないことを祈りたいですが、...はい...ミアですね。
彼女には、狙われる心当たりがたくさんあるので仕方がない。
この時の目的が何かはわかりませんが、ミアの抹殺をアンブレラが仕掛ける?それともコネクションが仕掛ける?それとも、別の誰か?コネクションは事実隠蔽としてやりそうな気もします。対してアンブレラも敵のスパイと気づいたからには、易々と野放しにするでしょうか?
彼女はどうしようもない立場なので生死はいかに?...やめてくれ~。足を洗っても過去はついてきますからね...残念。
(ノд-。)クスン
どうして、こんな事が起こるのか?
イーサンと同じ気持ちになるという点でも、主人公と一体化していて良いと思います。
その真相をゲームプレイで突き詰めていくのなら、そんな面白いものはないです。
とても楽しみです!
クリスが闇堕ち?敵なの?
誰もが驚いたクリス登場シーン。
「バイオ7」の時も驚かせてくれましたが、続編でも驚かせてくれるとは頑張りますね。
謎のクリスの件は、簡潔に言ってしまえば「3択」ですよね。
- 本当に闇堕ちした
- なにか事情があっての行動
- 洗脳で操られている
まず、彼は撃つ前に「soryy」と謝っているんですね。ここはクリスらしいと思いました。
「すまない、イーサン」と言ってるのは事情を話せないから、という解釈もできます。
(-_-)┳ ----------*)゚ロ゚)
「バイオ7」のミアと同じで、詳しくは話せない状態であるということ。
この点も踏まえて、彼自身の意識や意思はあると考えられます。完全に操られているならば、この言葉は出ないと思います。「バイオ5」のジルは、言葉を発することさえもできませんでした。
②は普通すぎるので、(それでいいのですが)記事にするなら私はクリスの行動は『洗脳』ではないかなと予想。しかし、彼には闇堕ちの要素もあるので、2つの説の可能性を考えて書いてみたいと思います。
まずは闇堕ちのダークサイド説。
ダークサイド説
「あのクリスが?」と思ってしまいますが、彼の英雄伝説は、彼の評判や行動の評価から出来上がった英雄像になっています。
いつだって、英雄は作られるものです。
クリスは、実際に素晴らしい人です。
ただ出来ることを、すべきことをしてきただけですし、彼は英雄視に対して自己陶酔するタイプでもありません。しかし、周りの評価が彼を『正義』として持ち上げています。
ヒーローとは、あこがれの的のように見えますが、英雄と言われる側は作られた英雄であることに悩んだり、自己のあり方に深く傷ついたりしてしまったりと、英雄には悩みが多いものです。
また、彼の数々の人生をみて、私は闇堕ちしてもおかしくないと思ったこともあります。
バディを失い、この世界を救う価値があるのかと悩んだ「バイオ5」
しかし、仲間の笑顔がある限り、戦う価値があると見出しました。
しかし帰還後は、live action trailerでキジュジュのトラウマに精神を痛めている描写もありました。つまり、彼はPTSDになっています。光に反応して恐怖体験がフラッシュバックされています。
「バイオ5」がそれだけ怖い体験であるという「FEAR YOU CAN'T FORGET」宣伝でもありますが、一応オフィシャルなので「バイオ5」の後、彼がそのような日々を送っていた。とも読み取ることもできます。
次は「バイオ6」の記憶喪失の時の荒れようですね。
たくさんの仲間を犠牲にしたことへの自責の念と、頭を強打したために記憶喪失になりますが、これは一種の現実逃避でもあります。心が耐えられなくなった時の防御反応です。
しかし、ピアーズによって、求められている“あるべき姿”へと戻ることになります。
ピアーズなしでは英雄的クリスは帰ってこなかったはずです。その後、引退も考えていましたが、ピアーズの生き方と想いに彼は誓いを立て、引き続き、現役で活躍する道を選びました。
そして、ヴェンデッタでも心の傷は増えていましたが、すべて悩みは吹っ切れた様子で、悩むレオンに「俺は必要とされるところに行くだけだ」と決意を胸に晴れやかでした。
心の傷を増やしながらも、彼はなんとか乗り越えています。
そして、バイオ7の「Not A Hero」ですね。
この時から、彼に影が差しています。
またしても「バイオ5」のように悩み、怒りさえも表現していました。
原因は『アンブレラ』です。
B.S.A.A.が派遣し、手を組んだ先が「青アンブレラ」だったということ。
この事実に彼は、B.S.A.A.への多少の失望もあったでしょう。彼は嫌々ながら作戦に参加し、引き連れた隊員も数名失いました。更生したアンブレラでしたが、「アンブレラ」という名のものに動いたことに、ひどくイラついていた様子でした。
また、彼のモヤモヤがぶり返したことになります。そうゆう人間臭いところも好きな要素で魅力の1つでもあります。
ひと昔前に、FBCのモルガンが『B.S.A.A.は大きな間違いを犯している』とも言っていました。1つはFBCを破滅に追いやったこともありますが、FBCは政府直轄であり国際的にも影響力をもっていたため、彼は”米国政府ですらアンブレラに逆らえないこと”を知っていた可能があります。
それもあって、モルガンの理論は「B.O.W.にはB.O.W.を使え」といった、偏った正義感も持っていました。純粋な対バイオテロ対策では、到底やっていけないという思いもあっての最後の捨て台詞だったと思います。
後の「バイオ6」では、国家に仕えるシモンズが一族で続く組織「ファミリー」であることがわかりました。
つまり結局のところ、対バイオテロ活動も国家やスポンサー頼りになってしまうこと、表向きの顔と裏の真実があること。モルガンは、B.S.A.A.がその内アンブレラに呑まれるだろうことを悟っていたのでは?と思ったことがあります。
事実、B.S.A.A.の一部とアンブレラには癒着がみられ、B.S.A.A.独自の指南書などが洩れていますね。
クリスは、B.S.A.A.のメインスポンサーがトライセル(アンブレラの跡継ぎ)という裏の事実を知ったり、S.T.A.R.S.の真相の件といい、2度の裏切りを経験しています。
正義の定義に迷いが生じても仕方がないかもしれません。
こんな風にクリスは毎回悩んでいます。
彼の目指す「正義」とはなにか?
彼が疑問を持った時、本当に闇落ちしてもおかしくはない要素を、彼は少し持ち合わせているということ。何かをキッカケに糸がプツンと切れてしまいかねない。
これはシリーズすべてを通していえる『クリスの心の変化』でもあります。これだけの経験と苦悩を、クリスは繰り返しながらバイオテロと戦っているのです。
洗脳説
次は洗脳説。私はこっちかなと思っています。面白そうでもある(笑)
今回のクリス。
タイトルデザインの顔となっています。
ここで、気づいたこと。彼の顔を見てください、何か付いてますね。
「血かな?」と思いきや、この液体にはしぶき感もなく、返り血の付き方ではないと思います。この粘り気から、私は「液状のカビ菌」のような気がします。(返り血ならぬ、返りカビ菌かもしれませんが)
バイオ7のウィルス兵器を憶えてますか?
もともと目標としていた生物兵器としての活用法は「敵に感染させて自軍の味方勢力にする」です。あのカビ菌は、親玉の分泌する特異菌(液状)が付着したものを操れる力があるんですね。そして、媒体は幻覚や幻聴を発症し、意思や肉体までも支配(コントロール)される...。
そう考えると、もしカビ菌ならクリスは操られている可能性も高いですね。しかし、完全制御ではなく、独自に発言もできているので、意識は保っているように見えます。
では、同じウィルスに侵されたジャックを例に考えます。
「バイオ7」で操られていたジャック達は、ひとつの想いに駆られて動いていました。
エヴリンが理想とする“家族探し”です。エヴリンと一体化、いわゆる菌糸で繋がっていたために思考は共有され、一部の行動はコントロールされていました。
しかし、彼らは普通の生活も送っていましたし、妻ともラブラブでしたね。また、ジャックは父親探しに多少の不満を持つなど、個人的な感情も湧いています。オーバーな感情表現になっていましたが、彼の思いで怒ったり、悲しんだりしていました。
そのことからも「バイオ5」のジルのように意識はあるが、身体が思うように動かないというものではないように思います。
この特異菌ウィルスは、思考をコントロール(共有)されるために、自分もそうだと信じ込んで行動してしまう状態になっているといえます。
脳に囁きかけ、言いくるめて、行動を促すタイプの洗脳ですね。
ミアのバッドEDルートのワンシーンがよく分かると思います。イーサンも一時取り込まれていたので感染が悪化し、エヴリンの声が聞こえるようになっています。
エヴリンは、イーサンがミアを選択しなかったのは「愛していないからだ」と煽り、そそのかすことで、正気を保っていたはずのミアは果てには怒り狂い出します。そんなミアへ「Kill him!(殺せ!)Kill him! Kill him!...」と煽るように囁き続ける声が聞こえました。
この声は、最初の頃のイーサンには聞こえていません。
脳幹にウィルスが達するまでは、同調や思考コントロールはできなかったからです。イーサンも感染中期まで進行したことで、実はミアが操られていたのをイーサンが知るというシーンでもあります。
それと同じように、彼も感染していて意識は保てるが脳に干渉されると、思いもしない行動になるのではないか?という憶測です。あくまでも憶測。
そう考えると、クリスは特異菌ウィルスに感染していると思われ、親保菌者と同調していると仮定でき、感染中期だということ。状態が長期継続すると完全に自我喪失してしまうので、はやく解毒しないと大変なことになってしまいますね。
これが「バイオ7」と同様の特異菌ウィルスなのか、改良されたものなのか次第でも、同調から逃れる術が変わってくるかと思います。どちらにせよ、相当な精神力が必要そうですが...。イーサンが助けてくれるとかでしょうか?
そうなると「どこで感染したんだ?」という疑問が出てきますが、7と8の間で何かがあったと思われます。
クリスは、B.S.A.A.と青アンブレラに疑いの目を向けていたので、独自に何かをつかんだのかもしれませんし、ルーカスの取引相手はクリスを知っているようだったので、別の何者かに狙われたのかもしれないし。それとも、ジェイクが傭兵の時に栄養剤だと渡されて打った注射のように、組織での体力活性剤とかなんとかで摂取したかもしれない。いろんなエピソードを考えることができます。話を広げやすい要素の1つですね。
7と8の間に、クリスに何かがあったのは間違いなさそうですよね。
7のウィルスと繋げるならばの憶測ですが、特異菌の症状は自分の意識はありながらも、違う思考を持ち行動してしまうのだから、彼にはひどい精神的ダメージもあると思います。もし洗脳であるなら、ちょっと辛い憶測ですが、これこそ彼の信念を曲げる「Not A Hero」になる気がします。
ジルも同じ経験を「バイオ5」でしており、その後のシリーズでは、まだ登場していません。ジルのバリーへの手紙からも復帰の準備はできているようですが、現場に出るのは精神的に辛いはずです。トラウマや自責にひどく悩まされていると思われます。
そのことからも、もし操られて罪なき人々を殺めているのであれば、彼の今後は、罪滅ぼしをするか、引退するか...。どれかしか道は残ってないように思いました。なんだかクリスの物語も終章になってきそうな気がしますね。大好きなキャラなので早く真相が知りたいです。
PS5~早く!
アランの謎
アランを憶えてますか?
ミアと一緒に行動していた男性です。
彼が「何か」をやらかしてしまったことが、まだ明らかになっていません。どうでもいい事かもしれませんが(笑)ミアが目を離した隙にエヴリンが突然キレるのには訳がありそうです。彼がエヴリンの「ミアとの楽しい家族旅行」を邪魔する何かをした可能性があります。
アランはタンカーでお亡くなりになった?と思われますが、もし彼がゾイと同じように石灰化状態のまま生きていたとすれば、仲間が回収しているかもしれません。
あの謎のサングラスは怪しいです。ちょっぴり似てるような気もします。
気のせいでしょうか?似たデザインが多すぎるのかな。
また、話は変わりますが「アランがどっちの工作員だったのか」ということです。
ミアと共に行動しているのでコネクション側の工作員と思われますが、エヴリンを怒らせています。つまり、彼は隠密にミアと引き離し、連れ去ろうとしたのかもしれないと、私は予想しているのですが、そうなるとアランはアンブレラ側の工作員でもあり、2重スパイと仮定できると思います。
バイオ8で、ミアとアランについての詳細も、明らかになるといいなと思っています。
さいごに
いろんな想像を巡らせてみましたが、どうやら「バイオ8」は暗いおとぎ話のように仕上がるような気がしますね。非常に期待が高まりますね。
宗教、オカルト、ゴシック様式、家族という私の大好物4大要素。
どれか一つだけでも最高ですが、ほぼ全部入ってるのではないかなと。マイベストNo.1の「コード:ベロニカ」に次ぐ最高傑作になりそうな予感です。
村が舞台で赤子を攫う+宗教。
というと個人的に「Outlast2」を連想してしまいますが、Outlastのようなエロスや幻覚も好きですが『バイオハザード』はそっち系に染まらないで、しっかりリアルを描いて「コード:ベロニカ」のように、どこか怪しげで悲しい素敵なゴシックホラーに仕上げて頂きたいなと期待しています。
また、人狼ゲームのような「見た目は村人と同じなため、誰が狼なのかはわからない。しかし、狼は夜になると村人たちを一人ずつ食べていく...」といった、だれが犯人(狼)かわからない、人狼ゲームのような作りもなっているようにも感じました。
怪しい人が多すぎます。笑
「バイオ7」から「バイオ8」に至るまでの間に、多くの事件や物事が進んでいるように思います。そのことについて「バイオ8」で語られるかはわかりませんが、語られない時は、リベレーションズやその他のタイトルで語られるのを期待したいところですね。
早く遊びたいですね!!
ということで、バイオ8考察でした。
長文だったにもかかわらず、ここまで読んでくださってありがとうございます。
公式サイト
© CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
*1:TGS2020は会場による開催中止。ネット開催が決まっています