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【バイオハザード】ロドリゴ・ファン・ラバル 元ロックフォート島の住人

故郷を追われた一族

今回は、ロドリゴ・ファン・ラバルについて書いていきます。

多少の個人的解釈が含まれていますこと、ご了承ください。
主役級キャラやリメイクなど、新作次第で追記する場合があります。

※ネタバレ注意。
キャラ解説のためネタバレ必須となっております。ご自身の判断で閲覧ください。

ロドリゴ・ファン・ラバル

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アンブレラのヨーロッパ支部パリ研究所ビル、第3警備部隊長。
囚人護送隊長も引き受けている。

ヨーロッパの研究所に潜入したクレアを捕らえ、ロックフォート島へと護送した。
クレアを収監直後、ウェスカー率いる特殊部隊H.C.F.に島を攻撃され、ロックフォート島と共に生物災害に見舞われてしまった。

AGE:32歳
HEIGHT:178㎝
WEIGHT:75㎏

ロックフォート島の住人

ロドリゴは、もともとは「ロックフォート島にあった村」の住人で、アンブレラの人間ではない。

アンブレラ社が島を占領し、村は消滅。
施設建設に伴い、退去を命じられ故郷を追われた一族だ。

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行き場を失ったロドリゴは、仕方なくアンブレラ社に協力し、ヨーロッパ支部の警護をすることになった。囚人護送は故郷であるロックフォート島の祖霊を弔うために、自ら望んで引き受け、護送隊の任務に就いた。

最後の正義、クレア解放

生物災害後、ゾンビにあふれた島を目の当たりにして、ラクーンの奇病である伝染病が、彼の脳裏で繋がったのだろう。合衆国が自国にミサイルを使った決断が正しいことだと知る。

島が生物災害に陥ったことで、今さらながら、この企業がまともでないことを実感。

一族のためにアンブレラという組織に組み込まれたが、待っていたのはスパイの摘発や情報漏えい者の拘束など警備とは、ほど遠い非合法な指令ばかりだった。

村が無くなってからは、反社会組織の犬となり“生きて戻ることのない刑務所”への渡し守に、身を落とした人生だった。

彼は、アンブレラの言いなりになる“自分”に嫌気がさしていた。

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これ以上、アンブレラに果たすべきものはないと悟ったロドリゴ
死ぬ前に自分にできることは...「クレアの解放」である。

家族のために巨大企業に立ち向かう、無謀で勇敢なクレアを解き放つこと。

そして、ラクーンの生存者であるクレア・レッドフィールドなら、この状況下でも逃げ延びることができるのかもしれない、と思ったに違いない。

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クレアの牢を開けた時、彼の心もアンブレラという鎖から自由になれたことだろう。
クレアの解放は、彼のせめてもの罪滅ぼし…だろう。

ロドリゴの最期

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ロドリゴへ止血剤を届けに戻ったクレア。
辺りは闇に包まれていた。

少しでも“光を”と思った彼女の優しさからだろう。クレアは、兄からもらった大切なライターをロドリゴに渡した。大事な宝物であるが、彼の少しでもの《安らぎ》になるならと躊躇なく譲っている。

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ロドリゴは、止血剤の礼とライターの代わりに「キーピック」を差し出した。
クレアが、この島から脱出することを信じて、彼女の背中を見送ったことだろう。

島攻撃の際に受けた傷は、クレアが止血剤を届けてたことで応急処置ができ、大事には至らなかったが、島からの脱出はしなかったロドリゴ

彼は“家族の眠る故郷を離れたくない”と、この場に残ることを決意していた。

今まで人生に後悔の念を抱きながら、地下墓地に眠る家族のロベルト、マリアと再会していた。つまり、この場で命が尽きるのを待っていたのかもしれない。

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そこで妹を探しに来たクリス・レッドフィールドと出会うことになる。

クレアは逃げたことを伝え、ここを去るように言い放つロドリゴを突如、地中から姿を現した砂虫が飲み込んだ。彼を助けるべく、砂虫を退治したクリスだったが、救助もむなしく致命傷を負ったロドリゴ

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クレアから貰ったライターをクリスへと返し、家族の墓標のそばで息を引き取る。
ロドリゴは、ようやくアンブレラから解放され、家族のもとへと旅立ったのだ。

登場作品

バイオハザード コード:ベロニカ

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以上、ロドリゴ・ファン・ラバルについてでした。

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