【感想】Burly Men At Sea:三人の海の男(バーリー メン アット シー)
Burly Men At Sea 感想
結論:気の向くまま!冒険に正解なし!
絵本のような可愛いらしさ。
※あくまでも個人的感想によるレビューです。
項目 | ストーリー | アクション・ システム |
やりこみ | リピート度 | 個人的好み |
---|---|---|---|---|---|
評点/S~D | B | B | C | B | B+ |
【クリアまでのプレイ時間】 1通りで10分ほど
【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良、C:可、D:残念
+:多少の加点
<↓詳しい感想は下記で↓>
ストーリー
ヒゲの漁師三兄弟が、海で拾い上げた謎の地図を手に冒険へと旅立つお話。
海で出会う不思議な出来事を、淡い色使いの可愛らしいアートで楽しめます。
ヒゲも!たくましい漁師三兄弟。
兄弟で性格も違って、いさまし屋、しっかり屋、せっかち屋とさまざま。
冒険の海では、たくさんのハプニングに見舞われますが、兄弟で力を合わせてハプニングを乗り越えていきます。
一枚絵として見ているだけでも素敵で、さらにサウンドが雰囲気を盛り上げてくれます。一冊の絵本を読んでいるような、ショートアニメを見ているような感覚で、心が洗われた気分になりました。
アクション・システム
一通りの冒険終了(クリア)までに10分ほど。サクッと終わるので手軽に遊べるゲーム内容です。しかも、その後も続いていくループ形式になっていて、終わりという区切りはありません。
キャラクターを切り抜いた、動く丸い枠を左右に引っ張ったり、オブジェクト(人やドアなど)をポインタで差して押しながら、三兄弟を動かして行きます。
冒険中にロードが入らず、最後までシームレスに展開するのが気持ちがいい。
冒険の終わりには、地図に通った道が記されています。
クリアごとに一冊の物語として本が完成。本には通った道のマークがついているので「誰と出会った後に、誰に会うのか」がわかりやすく、周回にも親切です。
クロスバイ対応で、PS4とPSVitaで配信されています。クロスロードも可能です。
両方で遊んでみましたが、Vitaのスクリーンタッチで動かすのが楽でした。
やりこみ
1つの冒険が10分ほど。
「攻略してやりこむぞ!」といったゲームではないので、やりこみ要素とは言えませんが、いろんな分岐ストーリーをみていく楽しみがあります。
あとは、トロフィー集めでしょうか。すべての分岐を見るだけなので難しくない。
2時間以内にトロコンが可能です。シルバーだらけの贅沢なトロフィー構成で、プラチナもありましたよ。
リピート度
物語を一周してから、新たな冒険を見つけるためにもう一度出航する。
選択によって、さまざまなシチュエーションが見られるので、のんびりと繰り返して、いろいろな展開を見ていくループ性のある作品です。
民話などの伝説の生物との出会うファンタジーな旅。
たとえば、人魚。
人魚によって雨から守られますが、バリアを左右の方向スティック(Vitaならスクリーンタッチ)によって、広げたり狭めたりできます。守られたまま先へ進むのか、バリアを閉じて雨に濡れる選択をするのかを決めることになります。
そんな風に出会う者への対応や、何を触ったのか、どちらに進んだのかで物語が変化します。前と同じ道を通った時は「あの時は、こうだったよな」と兄弟が会話するなど、ちょっとした親切な仕組みも良かったです。
“選ばなかった道は、どうなったのか?”という好奇心と、手軽に1つの冒険を終えられることで、違う選択を見るために何度もリピートして遊んでしまいました。繰り返し遊んでも、特に苦にならないシンプルなゲームデザインで良かったです。
総合
軽快な音楽とイラストを見ているだけで、ほのぼのと和みました。絵本のような作風で可愛らしく、ポップでオシャレな作品だった。世界観やビジュアルもよかったので、もっと深く遊んでみたい気持ちになりました。
フリープレイとして遊びましたが、童話絵本のような世界を満喫できて楽しかったです。短い作品ですが、そんな事も気にならないくらい素敵な作品でした。
以上、Burly Men At Sea:三人の海の男の感想でした。