ゲーム「バイオハザード」との出会い。
私とバイオハザードの出会い
ファイナルファンタジーで育った私には、PSソフト『バイオハザード』のインパクトはとてつもなく大きかった。今でも、買った状況、お店も含めて鮮明に憶えています。
ということで、いつもは「考察やまとめ」を書いてますが、たまには私事でも書いてみようと思います。
バイオハザードの存在を知る
バイオハザードが発売される前。
カプコンといえば、ストリートファイターでした。そのストリートファイターを出している会社が、“怖いゲームを出すらしい”と知った。
その前にも、ファミコンで「スウィート・ホーム」という怖いRPGゲームが出ていて、同題のホラー邦画をゲーム化したものだ。私は映画を先に見たことがあり、子供心にとても怖かった思い出がある。強烈で今でも印象に残るほどだった。
その内容は「呪われた館に閉じ込められたテレビクルー5人が、館から脱出する話」
はい!ピンときた方!
なんとなく、シチュエーションがバイオハザードと似てるのにお気づきだろうか。
館からの脱出!
バイオ7の体験版も似たようなTVクルーがいましたよね(笑)
いわく付き屋敷は危険よ!
って、話がズレましたが....。
そのカプコンが「また、ホラー系のソフトを出すらしい」と知り、それも次世代機種プレイステーションで!立体ポリゴンで!怖いゲームが遊べる!とワクワクしたものです。
買いに行くぞ!
バイオハザードが発売するまで、お金を、お年玉を!貯めていた私。
当時はゲームソフトは高いもので...お年玉頼りだった。なんたって、スーパーファミコンのソフトは1万円以上してたんだから。私は自分の好きなものは自分で買うスタイルだったしね。
(゚Д゚;)高すぎる!
小学生には、それはそれは高い買い物でしたよ。お年玉がすぐ飛んでいっちゃうの...だから、中古ソフト屋さんは嬉しかった記憶があります。いい匂いのお店があったんだよね。買って入れてくれる紙袋もその匂いがついていて...って、はい。
それが、PSソフトは5000円台とお手頃価格に。スーファミより安い!半額じゃん!と、PSになってお得な気分でソフトが買えたのも、懐かしい思い出になった。
ちなみに、バイオハザードは「5980円(税込)」でしたね。
3月22日...お金を握りしめて、チラシが入っていたGEOに駆け込み、店内に並ぶソフトパッケージを探し出し、すぐさまレジへ。
ルンルン♪ε=≡≡ヘ(* ゚▽)ノ▢
ソフトパッケージを手に取った時は「おぉぉ!これかぁ!(*>∀<*)」って思ったものです(笑)...ここまでは良かった。
ケースを手渡し、箱を見てレジのお兄さんが言った一言。
「品切れです」
『...え?!(゚Д゚;)』
「ここに書いてます」
展示パッケージをよく見れば、値札の上に赤で品切れと、書かれているではないですかぁぁ!!
Σ(ll゚◇゚ll)....(´-ω-`)
初めてGEOに行ったもんだから、そんな販売方式とは知らなかったよ(笑)
「箱がある=在庫ある」と思ってたからね。恥ずかしい。
ショックな小学生に店員も苦笑い。
『...そ、そうなんですか...』と、とぼとぼと店を出て、父の待つ車に戻る...(´-ω-`)
父に売り切れでなかったと伝えれば、「次、行くぞ!」と別のゲームソフト屋さんに連れて行ってもらったのだ。
父よ、ありがとう(T_T)
そして無事、別の店で手にする事ができた「バイオハザード」
眼のパッケージが、インパクト大!!
ケースの中の説明書も、読みごたえのあるページ数。(この説明書は5th記念のやつですね。表紙が良い紙になってた。)キャラクター紹介なども嬉しい。
昔は説明書に色々書いてあって、それも楽しみの一つだった。遊べなくても読んで「面白そう!」とテンションが上がったもので。今でもハッキリと覚えてる。
だから、PS4の説明書なしは最初の頃はちょっとショックだった(笑)紙の節約ですよね、エコですよね。...仕方ない。
これだけバイオハザードとの出会いを鮮明に憶えている理由として、やはり...品切れをレジに持って行ったのが恥ずかしくて、強烈に憶えているのです。
本当に恥ずかしかった(*ノωノ)
今、同じミスをしても恥ずかしいよ。
待望のゲームプレイ
そんな感じで手に入れたゲームソフト
「バイオハザード」
ソフトをセットすればPSのロゴ。
キュルルル~ン~♪...タ~~ラ~♪って音の後に、流れ出す映画のようなタイトルコール。
歩く男の背後にカメラ(敵視点?)が迫り、『うわぁぁ~~~!!』ってシーン。
実写のなのか!と驚いた私。
この男、実は主人公クリス(笑)
血走った眼のアップになり、それがタイトルになるんですよね!
これです!!期待を胸にゲームスタート!
文字だけだと読みにくいかなと思って、懐かしのスクリーンショットを引っ張り出してみた。PSVitaをお持ちならば「ゲームアーカイブス」で、今でも過去作を遊べます。
興味のある方は、懐かしゲームいかがですか?(布教~)
最初にクリスとジルを選択できる。
クリスはハード。ジルはイージー。
兄がクリスを遊ぶから、私はジルで!
ジルを主人公に開始。オープニング(以下、OP)が始まる。OPも実写!まるで映画のようだ。しかも、モノクロで雰囲気がある!!
この頃から、三上さんは空気感というか光と影にこだわってたんだろうなと思った。
モノクロだからこその恐ろしさ。
血塗れゾンビ犬に襲われるジョセフ。
血がブシャー!と飛び散る。このブシャー!の血だけは赤かったような気がするけど…。ハッキリとは覚えていないが、映画好きの私は「おぉぉ!(*‘∀‘)」っと興奮したのを覚えている。
置き去りになるS.T.A.R.S.メンバー(笑)
ブラッドォォ~~~!( ;´∀`)/
館へ逃げ込むと、カッコ良いキャスト紹介がはじまる。
クリス・ジル・バリー・レベッカ。
そして、ウェスカーの5人。
黒い画面に英語で文字が書かれていく。
当時、小学生だった私には、英語はなんとなくしか分からず、マンションとセーフしか読めないかったが...今ならわかります(笑)
They have escaped into The mansion.
Where they thought it was safe.
Yet...彼らは大邸宅に逃げ込んだ。
そこが安全だと思っていた。
その時までは...
と書かれていたんだ(意訳)
なるほど!d(´∀`*)
ジル編は、クリスがいない所から始まる。
何が出るかわからない恐怖。
最初のゾンビとの出会い。
ジルの「Watch out, It's a monster!!」ってセリフは言い方を含め、強烈に染み込んでいて、真似して遊んだもんだ、兄と(笑)
探索を始めて、最初に驚いたのが犬!
やっぱりここは...心臓に悪い。窓ガラスを割り、飛びかかってくる犬たち。
ドキドキハラハラ。BGMも焦らせる!うますぎる演出だな。
ラジコン操作での曲がる廊下は怖すぎ!
今では、ヘッチャラになったけど。
ゾンビ犬は怖いね( ー`дー´)
クリス編は、兄が遊んでいるのを横で見ながら楽しんだ。
主人公で話が少し違うのだ。クリアするまで夢中になって遊んだ。クリアしたらもう一回最初から!
これが、私のバイオハザードとの出会い。
いい思い出だ(*^-^*)
ディレクターカットとリメイク
それから、バイオハザードに心を奪われた私。ゲーム性にも惹かれ「バイオハザードは全部買おう!」というほどに惚れこんだ。
三上真司氏のファンになった瞬間である(笑)
1年後にディレクターズカットが発売!同じ作品だがディレクター好み&ディレクターの理想像により近い作品に仕上がった「ディレクターズカット」
これはオススメ!
つまり三上氏の本当に作りたかったver.なのです。難しいモードが追加されています。
難易度が調整された「ARRANGEモード」
新コスチューム、スピードの上がった敵。オリジナル版よりも手応えと歯ごたえがある。もちろん、オリジナル版も収録されてるので遊べます。残虐エンドロールはカットされたみたいだけど。
そして、6年後にはゲームキューブで、三上氏自らリメイクを作りました。
これが、とても素晴らしく雰囲気がいい!
改善したかった点と、時代と技術の進歩で表現したかったものを再構成!
画面の中に空気感があります。風を感じ、草が揺れる、影が揺らめく。
その場にいるような「バイオハザード」が新しく復活した。これぞ、生まれ変わるってことじゃない?
リメイクとはいっても、謎解きやアイテム配置など、一新されてほぼ新作といっていい内容。その中に懐かしさが残っている。同じゲームでも新鮮になるように配慮された作り、素晴らしいファンサービスです。
「1作目をプレイした人にこそ、遊んでほしい」と当時インタビューで三上Dは語っていた。
まさにその通りでした!
とてもいい作品で、私の好きなバイオのTOP5に入ります!
バイオハザード1以降は、三上氏はプロデュ―サーとなり、総責任者としてバイオを指揮していましたが、満を持して三上D作品が帰ってきた。
「バイオ4」です(*´ω`*)
また、これは別の話ですね。
三上氏に惚れた話は、機会があったら別の記事でお話してみたいと思います。
という事で、バイオとの出会い(&三上氏に惚れた話w)を綴ってみました。