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【サイコブレイク2】 エズメラルダ・トレス キャラクター 考察

キャラ考察★エズメラルダという人物

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エズメラルダを考察・まとめ。
キャラを掘り下げて考察しています。長文です。

完全ネタバレ。
エンディング情報もあり、ご注意ください。
キャラ解説のためネタバレ必須となっております。ご自身の判断で閲覧ください。

あくまでも私の解釈&考察です。
間違いもあるかもしれません。
未確定情報を含みますので、ご了承ください。

エズメラルダ・トレス

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Esmeralda Torres

プロフィール
性別 女性
職業 爆破解体専門家
(元秘密工作員
メビウス工作員
他...
出演作 サイコブレイク2
英語:声 クラッシュ・バレーラ
(Crash Barrera)
日本語:声 村中 知

人物像

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エズメラルダは男勝りで、明るく気さくな人柄だ。自由奔放で冗談を言ったり、得意な爆弾の事になると、楽しそうに話したり作業をしたりしている。

高度の緊張を必要とする高圧的状況下でも、非常に落ち着いているなど、強い精神力が見られる。しかし、一方では日記に過去への悩みや、現状への不安を書き綴っているなど、外観だけでは、彼女の本当の気持ちや辛さは知ることはできない。

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唯一、パニックに陥る瞬間がある。
それは、セバスチャンの安全を得るためロストの大群と戦った時と、セバスチャンが誤って彼女を撃った時である。

外見

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明るい茶色の瞳と、黄褐色の肌。
健康的な印象だ。

話し方や肌の色などからメキシコ系、もしくはスペイン系?...南米辺りの雰囲気もある。セバスチャンがヒスパニック系なので、二人の気が合うのも頷ける。

紺のTシャツとジーンズで、比較的ラフな格好をしているが、戦闘に備えホルスターやエルボー&ニーパッド。首からはドッグタグをかけ、元兵士として戦っていた名残もある。

ユニオン前の活動

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ブラックオプスの解体専門家。
陸軍で爆破物を専門として活動していた。

メビウスは、エズメラルダの兵士としてのスキルに強い関心を持ち、出向派遣の任期満了後、彼女を雇ったようだ。

ユニオンとの契約時には、ユニオン活動の詳しい説明はなかったようで、巧みな話術で彼女を引き抜いた(スカウト)したようである。

過去の任務

メビウスからの任命により、詳細などは知らずに極秘任務を遂行
任務内容は「リリーを誘拐する」というものだった。

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誘拐後は、自分の関与と誘拐である痕跡を隠すために家を焼き払い、事故のように見せかけた。見事に成功したこの任務は、長年にわたり彼女の心の棘となり、罪の意識へと変化していくことになる。

罪の意識

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メビウス」という組織が、“盲目的に従うしかない場所”だと気づいた頃には、エズメラルダには後悔しか残っていなかった。

「罪の意識」が芽生えたのは誘拐以降だろうか?それとも、メビウスにリリーの母であるマイラが訪れてからだろうか?

リリーを誘拐したことで、事の重大さと罪の意識に苛まれたエズメラルダ。
メビウスの一員として、ひどい事をしてきたと受け入れながら、組織を抜けたくても抜けられないことを日々悩んでいた。

ある日、メビウスに不満を持っていたことを知ったマイラに「組織から抜けるチャンスがある」と誘われて、メビウス壊滅”の計画を知らされる。その後、壊滅計画の一員として参入。

日記にこの計画を「罪を償う最後のチャンス」だと綴っていることから、マイラがリリーの母だと知っていることがわかる。危険を顧みず自分の過ちを正すため、すべてを懸けてでもリリーを助けたいと願っていたのだろう。

メビウス壊滅計画

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反乱メンバーは、マイラ、セオドア、エズメラルダ、キッドマンの4人。
たった4人で始めた秘密の計画。

計画発案者はマイラだ。キッドマンと二人で計画を進めていたようだ。
そこに計画を聞きつけたセオドアとエズメラルダも参入した。

リリーが「コア」として選ばれた時が、計画実行時だとマイラとキッドマンが判断。
それまでの間、入念に計画を練っていたようだである。

計画手順

エズメラルダが話す計画の内容は、簡単なものだった。内容はこうだ。

  • ①マイラとセオドアが、ユニオンでコアであるリリーを見つけ脱走させる。
  • ②セオドアとエズメラルダが、リリーを抽出ポイントまで連れ出す。
  • ③マイラはユニオン(STEM内)に残り、メビウスを片付ける(信号を送る)
  • ④キッドマンが、現実世界で仲間たちをSTEMから抽出(脱出させる)

もし、失敗した場合は「キッドマンがセバスチャンを頼る」という、プランBまで用意されていたようである。

セバスチャンと合流

作戦実行後、エズメラルダは拠点でマイラとセオドアを待つが、どれだけ待っても現れないことに不安になった彼女は、拠点付近の外を補給品探しを兼ねて探索していた。

その時、少女の声が聞こえ、誘われるように自然保護区の廃墟へとたどり着く。
そこで出会ったのが、セバスチャンだ。

セバスチャンを見た途端、計画の失敗を悟ったエズメラルダ。
合流後は、リリーとセバスチャンどちらも救えるように尽くしている。彼ら親子を救うことこそが、彼女にとって「人生をやり直す」償いになっているからだ。

セオドア退治の手助け

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リリーの力を奪おうとするセオドアだが、自分の世界に隠れてしまったことで阻止できずにいた。隠れる彼を引っ張り出すために、セオドアのジャマーである安定化装置を爆破する必要があった。

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爆破知識に特化したエズメラルダの得意分野。彼女の持つC4爆弾で破壊する。

ジャマーを壊すことに成功するも、セバスチャンはセオドアの洗礼を受けているために、幻覚の世界へと引き込まれてしまう。

この時のエズメラルダ視点は語られてはいないが、破壊後に突然苦しみ出すセバスチャンの傍に寄り添っていたと思われる。

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苦しむセバスチャンに、まさか撃たれるとは思っていなかっただろうが...。
幻覚を見ていたセバスチャンに撃たれています。

銃創を負いながらも、セバスチャンの安全のために待ち合わせ場所であるユキコのセーフルームへと、気絶したセバスチャンを担ぎ運んだ。

道中にロストに囲まれ襲われながらも、セバスチャンを守り、勇敢に戦う様は「絶対にセバスチャン達を救う」という決意と思念の強さがうかがえる。

無事、ユキコのセーフルームまで辿り着くが...負傷していたエズメラルダは、ユキコに自分の罪を伝えると息を引き取った。

過去の罪「リリーの誘拐について」は、ユキコによってセバスチャンに伝えられる。
真実を知ったセバスチャンは驚きを隠せなかったが、今まで共にしてきた彼女の人柄、誠意を知っていたことで、彼女を憎むことはせず赦したのだ。

勇敢な戦士

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エズメラルダは、最期まで「セバスチャンとリリーが逃げること」を願っていた。

その言葉を聞いたセバスチャンはひどく悲しみ、「いい兵士だった」と追悼した。
エズメラルダのアサルトライフルを形見に、セバスチャンは仇を誓ったのだ。

人間関係

セバスチャン

エズメラルダは、リリーを連れ去り、家を焼いた張本人。セバスチャン達に苦しい思いをさせたことで、合わす顔もないほどの罪悪感に苛まれているが、初対面の時も悟られないように毅然として明るく気さくな態度をとっている。

最期まで、セバスチャンに直接的に真実は語らなかったが、悔い改めたい真摯な気持ちは、セバスチャンとマイラに対する態度で表されている。実際にセバスチャンに対しても、いろいろと気遣いが見られ、忠実に動いている。

セバスチャンは、彼女の真実を知っても責めはしなかった。
「命令をしたメビウスが悪い」と彼女を赦し、仇を取ると誓った。

この“セバスチャンの赦し”を彼女自身が知ることができなかったのは、残念でならない。

マイラ

カリスマ性を持つマイラは、メビウスでも確立した地位を持っていた。
マイラは、エズメラルダがリリーの誘拐犯であり、悩み苦しんでいるのも知っていただろうと思われる。

そんな彼女にメビウス壊滅計画を打ち明けて、勧誘していることから、憶測だがマイラのことだ、“悔やむくらいなら手伝ってほしい”と彼女に新たなチャンスを与えたのだと思われる。

自分を赦し仲間へ加えたマイラをエズメラルダは尊敬し、素晴らしい人だと絶賛している。

キッドマン

エズメラルダは、キッドマンを信頼しているようだ。
セバスチャンのキッドへの不信感にも擁護する発言をしている。

ユキコ

エズメラルダは精神科医などを毛嫌いしている。なぜなら、実験的に見られ扱われるのを嫌っているからだ。もちろん、精神科医であるユキコのことも“冷たい人”だと思っていたようで、仲は良さそうではない。今回の事件が起きるまで、ユキコを「組織の人間」と認識し、信用できなかったようだ。

しかし、今回セバスチャンに協力するユキコと共に行動することで、同じ被害者として受け入れ「愛想はないが、嫌な奴ではなさそうだ」との変化も見られ、ユキコに対する感情も友好な方へと動き出した。

セオドア

エズメラルダは、精神科医のユキコなどの自分を見透かして話す人物を好ましく思っていない人柄だ。もちろんセオドアも同じく好まない人間だった。

しかし、セオドアが裏切るとは思っていなかったが、セバスチャンからセオドアの不正事実を聞かされ「信用できない気がしていた」と、内心では不信感はあったようだ。

エズメラルダによると、セオドアは掴みどころがなく、人を言葉で説き伏せ、巧みに操っていると言っていた。そのことからも、彼女はセオドアに妄信的でなく、自分をしっかり持ち、メビウスに対し妄信的に働いていないことがわかる。

以上、エズメラルダの考察でした。

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