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【サイコブレイク】PSYCHOBREAK★ネタバレ★ストーリー考察・まとめ①本編前の事件と出来事&時系列

サイコブレイク 考察①本編前の事件と出来事&時系列

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ゲーム本編前の出来事を考察、時系列とまとめ。
けっこう長文です(;´Д`)

完全ネタバレ。
エンディング情報もあるので注意!
クリア済み前提の記事になってます。
あくまでも私の解釈&考察で、間違いもあるかもしれません。未確定情報を含みます。ご注意ください。

はじめに...

ゲーム本編の事件前の殺人事件などが、ストーリーを楽しむ上で重要になっている。

セバスチャンと同じく「何がどうなっているのか?」彼と共に「追体験」し、推理・考察していく演出構成になっている。

手に入れた情報を基に、徐々に明かされる物事が繋がり、理解できた時の快感が、サイコブレイクの楽しみの一つでもある。個人的にオススメのゲームなので是非、手に取って遊んでみて欲しい。

ここからは、あくまでも!私の解釈と考察なので、間違っている部分もあると思う。
「こんな解釈もあるよ」程度でご覧頂きたい。

いつからSTEMに?

私は最初から精神世界と解釈している。

ゲーム本編は、最初からすでにSTEMに繋がれた状態だと解釈した。初めから、創られたSTEM界の中にいると考えた。現実は「ラストの脱出だけ」だと考えられる。

なぜかと言うと、現実に起こった情報は、ゲーム内で手に入る新聞行方不明ポスターで知ることができる。日付は不明だが「どのように消息を絶ったのか?」「なぜ狙われたのか?」など、新聞などの資料によって推測が可能だ。

他にも、本編のグラフィック演出がクリアではなく、ノイズやざらつき、モヤのかかったような感じになっている。しかし、脱出シーンは映像がクリアだ(気のせい…?)
これは意識がハッキリとした現実だからではないか?と、私は思った。

さらに、ラストで突入部隊がでぶち破ってドアを開けている点。もし、最初のOPが現実であれば、セバスチャン達は楽々と扉開けて入ったはず。あの後、誰かが鍵をかけたのか?そうでないなら、やはり世界が違うという事ではないのか?

また、OPで雨が降っていたのに対し、脱出後の地面には雨の降った形跡がない。
止んだとしても水溜りがあるのが普通だ。私が見た感じでは、水気自体がなかったような気がした。乾くはずもない。
この話は、そこ数分の話なのに、なぜなのか?

私の考えはこうだ。

ルヴィクを止めるため、マルセロは勝手に無線STEM起動
レスリーを連れSTEM界に入ってしまう。

レスリーが必要なメビウスは「死」しか待たないSTEM内には、絶対に入りたくない。
そこで、キッドにレスリー奪還任務を託す。
STEM内でキッドがルヴィクに見つからないよう(任務遂行しやすいように)目暗ましとして、拉致したセバスチャンらを使うことにした。

マルセロの後を追うように、無線STEMに繋がれたKPDチーム。
現実のような悪夢の世界を彷徨うことに...。

という、流れではないか?
あくまでも私の予想(; ・`д・´)

行方不明ポスター(主要キャラ)

結局のところ、狂気のSTEM世界にいる人物は、みなSTEMによって実験された人物で、記憶のカケラの具現化だと考えられる。

それぞれのポスターから考察してみる。

セバスチャン・カステヤノス

クリムゾン市警の刑事

・連続失踪事件の捜査中に消息を絶つ

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妻マイラに託された捜査資料により、知ってはいけない真実に近づいたと思われる。
そのためにメビウスに拉致されたか?

ジョセフ・オダ

クリムゾン市警の刑事

・帰宅途中に消息を絶つ
クリムゾン市街で誰かを探していたという
複数の目撃証言あり

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この「誰か」は、” セバスチャン ”を探していたと考えられる。この事から、先にセバスチャン。 そして、ジョセフの順で拉致されたと推測できる。

姓名不明の少女

茶色のショートヘア
茶色の目

”__”と呼ぶと答える

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幼少時代に窃盗、暴行、薬物、公務執行妨害。と犯罪歴も多い囚人だったキッドは、メビウスに引き抜かれている。

彼女は「ジュリ・キッドマン」
キッドとしての行方不明ポスターではないことで、「キッドはメビウス側だ」ということが、DLCキッド編を遊ばずとも予想ができる。

黒塗り部分をよく見れば、” Juli Kidman ”” Kid ”と書かれている。

オスカー・コネリー

クリムゾン市警の巡査

・乗車勤務中に消息を絶つ
郊外で無人の警察車両を発見

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オスカーは、セバスチャン達チームの移動を手伝っていた。
同僚として情報を共有していた恐れがあるため、狙われたのでは?と推測できる。

マルセロ・ヒメネス

ビーコン精神病院の院長で医者

・院長室から失踪
直前に何者かと電話で口論

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メビウスの一員であるマルセロだが、メビウスとの取引が上手くいっていなかったようだ。口論しているのも頷ける。
新型の無線STEMを内密に作り、調整のために自ら被験者になったと考えられる。

レスリー・ウィザース

ビーコン精神病院の患者

・収容先の施錠された病室から姿を消す

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レスリーは、STEM関連の重要人物であり、唯一の適合者である。

ルヴィクは、レスリーが適合者である事実を隠し、表向きの研究被験者にならないように除外していた。そのことが、何度かの失踪と関係していると考える。

ルベン・ビクトリアーノ

資産家ビクトリアーノ家の長男

・自宅の火災直後から消息不明

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心理学や科学分野の専門知識を持ち、STEM構想を考えつくが、マルセロとメビウスにより研究を奪われ、殺害される。
証拠隠滅と研究情報の漏洩防止のため殺害の後、メビウスによって自宅を燃やされた。

行方不明ポスター(その他キャラ)

タティアナ・グティエレス

ビーコン精神病院の看護師

・勤務時間中に院内から失踪
正門を通過した形跡なし

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閉鎖病棟勤務であり、精神病院の不正が明らかになった事から、事実を知る彼女は姿を消したと考えられる。メビウスに引き抜かれたか?もしくは、もともとメビウス側の人間か?彼女は唯一のであるが、ヒメネス院長と共に研究の協力をしていた可能性は大きい。

彼女はSTEM研究に付き添っていたと考える。セバスチャンに接触できるのも、そのためだろう。…つまり、病院からは出ていないということだろう。

バレリオ・ヒメネス

エルクリバー村の在住の医者

・市内に向かう姿を目撃されたのを最後に失踪

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マルセロ院長の弟で、レスリーの主治医だった。エルクリバー村のホスピスを管理していたようだ。

村で独自の怪しい解剖をしていたようだが…。

フェルナンド・カブレラ

精神病患者

・収容先のビーコン精神病院から姿を消す
保護観察が必要な重症患者

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教会の教区民。
彼の発言は、実際は「妄想でなく正しいこと」なのだが、証拠隠滅のために精神病の重症患者として収容された。

8年間の幽閉が明らかになって新聞記事になっている事から無事、外に出ることができた?と考えられるが...。

サルバドール・グラシアーノ

シダーヒル教会の司祭

・教徒数人とともに姿を消す
失踪当時 教会は封鎖されていた

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地下カタコンベを隠し、寄付金を受けとり、信者や患者を供物として扱っていた。

不正融資疑惑など、教区の内規違反の疑いで捜査対象になったことにより、警察にバレる前に消されたと考えられる。

幼い頃のキッドは、彼をよく知っているようだ。

クリス・テイラー

建設会社の作業監督

・床が崩落した教会での、修復作業中に姿を消す
作業は完成直前で、落下事故の可能性は低い

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教会地下にカタコンベを見つけたクリス。
人工の通路や、ミイラを発見している。

証拠隠滅のために消されたのだろうか?

また、テイラーという名前から、納屋に火をつけたクリストファー・テイラーと血縁関係だろうか?クリストファーの愛称はクリスである。それを踏まえると、父と同じ名前のジュニアっぽい気もする。もしそうだった場合、血族者のためにルヴィクによって復讐で殺された可能性がある。

パトリック・ヒギンス

ヴィクトリアーノ家の管財人で、弁護士

依頼人と思われる男性と事務所で面会後
姿を消す

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依頼人が誰かは見当がつかないが、メビウスがルベンをいいように操るため、弁護士を消したと思われるが?彼の事はイマイチわからない(笑)

そうそうたる家系がメビウスに根深く絡んでいる、癒着している件から、ヴィクトリアーノ家の管財人も狙われていたかもしれない。

アーノルド・ブラウン

クリムゾン市警の警視

・担当していた未解決事件について
重要証拠を確保したという
連絡を最後に消息を絶つ

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未解決事件=「連続殺人&失踪事件」の証拠を保持したことにより拉致。
証拠を得た連絡を最後に失踪する点で、署内の情報が漏れているのがわかる。

内部にメビウス関係者がいて、警察全般を監視されているのが伺える。
彼の遺体は「ザ・アサインメント」で瓦礫の中に埋もれている。

イヴァン・ディエス

自称ジャーナリスト

・取材に出たまま戻らず
エルクリバー村でカメラと取材手帳を発見

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失踪事件を探りすぎたために、ルベンの餌食になった。

セバスチャンに色々と教えてくれる隔離棟の部屋の男だ。彼はルヴィクの事をよく調べ、彼の思考を理解していたようだ。

連続殺人事件と失踪事件の繋がり

失踪事件連続殺人事件ビーコンの虐待事件関連性

街で起きている、すべての不可解な事件は「ひとつの事件」でルヴィクの研究実験である。失踪者は研究材料と使われ、捨てられていた。そして、最終的にすべては「メビウス関連へ」と受け継がれ、繋がっていく。

失踪&殺人事件関連の新聞を振り返る。

新聞「クリムゾンポスト」

クリムゾン市の「1ドル新聞」のようだ。

セバスチャンの手記と見比べると、事件と発行日の年月が違うものが多々ある。
…数字がボケて曖昧なので、確実に読めるのを書くが日付は確実ではなさそうだ。

創られた世界で手に入るものなので、曖昧なのかもしれない。

この新聞、訳されてない他の見出しも興味深いものが多々ある。じっくり見てみると面白い。

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9月23日(水)
湖畔の集落で変死体。
エルクリバー村で12名以上のバラバラ死体
住民数名が行方不明のまま

エルクリーバー村というと、マルセロの弟バレリオのホスピスがある村。
住民を実験に使っていたと考えられる。

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5月21日(土)
相次ぐ連続殺人
捜査は難航
犯人は手掛かり皆無の不可解

エルク川流域でさらなる死体発見
住人「彼らの家に罠が仕掛けられていた」

チャプター3の村。
トラップがあちこちに仕掛けられていた。このトラップはルベンが仕掛けたと推測できる。

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2010年6月4日(金)
市街の下水道で、バラバラ死体発見

脳を取り出され、手術痕の残った男性の変死体が
クリムゾン市街の地下下水道で発見
エルク川の連続殺人犯を連想させる

手術痕ということで、ルベンの遺体だろう。脳だけ持ち出し、捨てられたことが判る。(新聞の日付は、あっているかは不明…。)

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10月(月)
連続殺人事件の捜査官 失踪
捜査官の姓名と消息は不明

郊外で発生した連続殺人事件に進展なし
警察は捜査主任の失踪を否定

捜査主任とは、誰のことなのか?

行方不明者の捜査担当のマイラ。
彼女の周りで、何かが起きている。

この事件は「連続殺人事件」と「行方不明事件」を結びつける事件になった、と考えられる。

” マイラの能力は怖ろしく高い "と、セバスチャンも絶賛していて、マイラにかかれば真相へと近づくのも容易かっただろう。マイラは何かをつかんだのだろう。

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6月(月)
KCPDの刑事が行方不明

クリムゾン市警の刑事 マイラ・カステヤノスが
勤務中に消息を絶つ
市警幹部は彼女が担当する事件との
関連を否定
上官で夫のセバスチャン・カステヤノス刑事から
事情を聞いている

真相に近づいた妻マイラ。
何があったかは計り知れないが「研究の邪魔にならないように対処する」とメビウスは、ヒメネスに言っていた。メビウスにより、彼女への対処が行われたと推測できる。

時系列

*セバスチャンと、ゲーム内容のみの時系列(ルヴィクの過去以外)

2004年
11月
セバスチャン、刑事に昇進。

12月
マイラ・ハンソンとバディを組む。

2005年
2月
マイラの任務中撃たれ、怪我。

3月
ジョセフが新パートナーに。
マイラと婚約。

9月17日
マイラと結婚。

2006年
5月
父親になる不安と期待。

7月18日
娘リリー誕生。

2009年
6月16日
行方不明者の続出。
街の異変を感じる。

2012年
2月11日
リリーと乳母、そして家を火事で失う。

2月27日
セバスチャンは、睡眠を酒に頼る。
マイラは、仕事に打込む。
ふたりで乗り越えようと決意。

7月11日
セバスチャン酒に溺れる
マイラが「娘の死は事故でなく事件だ!」と主張。独自に調査。

8月
新米刑事キッドが入社。
セバスチャン、キッドの態度を怪しむ。

9月1日
妻マイラの失踪。事件性を考える。

妻からの手紙を見つける。
娘の事件の捜査ファイルのコピー全てを託される。

12月20日
妻の失踪事件の捜査の担当になれず。
家族のために、独りでも探し続けると決意。

2013年
3月13日
内部監査。


某日
ポスターが真実ならば、事件の真相に近づきすぎて拉致?
STEMの被験者となる。

その後の某日
ゲーム本編
DLC:キッド編
(ザ・アサインメント、ザ・コンセクエンス)


精神病院(STEM)からの脱出。

DLC:キーパー編
(ザ・エクセキューショナー)
ルヴィクのレスリーによる装置脱出の検証実験。
ルヴィク縁故のペドロ・マーティンを使って検証。

 

以上、ストーリー考察①でした。

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