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【感想】BIOHAZARD 7 resident evil(バイオハザード7 レジデント イービル)

BIOHAZARD 7 感想

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結論:廃屋探索が楽しい!
悲劇の家族ドラマの真相にグッときた。
※あくまでも個人的感想によるレビューです。

サクッと感想! 良かったところ
主観視点で没入感ある恐怖体験。
バイオハザードとしての新しい物語。
原点回帰した探索ホラー。
残念なところ
追加DLC作品でのストーリー補完。

 

<お気に入り度> 80 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 恐怖・グロ度 個人的好み
評点/S~D B S B+ B A
【クリアまでのプレイ時間】 7時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

とある一家を巻き込んだ怪事件から、ある組織のバイオテロが明らかになっていく。
「家族」「狂気」が大きなテーマで、クリア後もなお謎多きストーリー。

全体的にあっさりとまとめられている。
詳しく明らかにならなった謎は、いろいろな考察ができるので考察好きには面白いかと。

ストーリーは切なく、何ともやりきれない後味になっているので...やっつけての爽快感はない。スカッとはせずモヤッっとする。勧善懲悪でないところも好きだ。

ストーリーの謎は、EDクレジットの新聞記事に事件の全容(重要なこと)が書かれていたりするため、隅々までじっくりと見てもらえれば謎も解けるかと思う。

EDクレジット構成もオシャレな作りで好みだった。ラストに「ベイカー家の家族写真」が映し出され、何とも切なくなる素敵なセンスを感じました。余韻に浸れます。

今までのバイオハザードとは多少の毛色が違うが、しっかりと“バイオらしさ”も残っていて面白いし、裏でしっかりと繋がっているので、シリーズファンも楽しめると思う。
(人それぞれの好みがあるので、ハッキリとは言えないが...。ゲームが好きなら!)

ぜひ、ホームステイしてみて!

アクション・システム

操作性抜群!
武器は十字キーにセットでき、楽に装備の切り替え可能。エイムも良好で使い勝手もよく心地いい。これといった面倒な操作もなく遊びやすかった。

主人公視点のFPSに。バイオでは久しぶりの主観視点だ。これといったカメラ酔いは感じないが、オプションに「カメラの揺れ」の項目があるので、苦手な方は「オフ」にすれば、多少軽減されるだろう。

ゲームシステムは、初代を思わせるアイテムBOXでの管理が復活!
アイテムを使うか、温存かの判断が楽しい。最近のバイオというよりは、初代よりのゲーム性になっており、ストーリーも含め何が起きるかわからない屋敷を探索するゲーム性は原点回帰のような作り。謎解きや進行の仕方など、懐かしのバイオを感じることができるはずだ。

やりこみ

初見で7時間ほど。軽く遊べる内容になっている。
ハマった方は、何度も何度も繰り返して遊べるのでは?初代と同じく、今作は久しぶりにED分岐点があるので、終盤~ラストの展開を2種類楽しめるのがいい。
何度も探索して、物語を考察するのも楽しいかと。

ただ本編しか遊ぶ要素がないので、やり込みは少ないかもしれない。
ネット環境があれば、有料DLCが配信されている。購入することで他の追加エピソードとエクストラゲームが遊べるように。5月には無料DLCクリス編が配信予定。延期しました。2017/12/14に決定(※訂正します

有料DLCの追加シナリオは短めですが、EXゲームはやり込み要素があり楽しい。
ちょっとしたミニゲームですが、長く遊べるタイプだと思う。

恐怖・グロ度

国内版グロ.verを遊びましたが、個人的にそれほどグロくはなかった。

強いて言えば、最初のアレぐらい。
国内は規制がしっかりしているので、気持ちが悪くなるようなものはカットされ配慮されているように思う。なのでグロテスクverとは言っていますが、18歳以上であれば、個人的にグロがオススメだと思う。

本当のグロを遊びたい人には北米版をお勧め。私は未確認なのでハッキリとは言えませんが、噂では日本語字幕も収録されているようで、冷蔵庫の中身など違う部分も少々。

恐怖の度合いは人それぞれなので、個人的な意見になるが、ゲーム内容など、とても楽しいが「恐怖」という部分では、やはりVRがないと迫力を感じられないかも?
恐怖への慣れが生じているのもあって、なんとなく来る場面もわかるし、TV越しだとイマイチ…怖くなかった。恐怖というよりはキターと笑える面白さ(私の問題かもしれない。)手に汗握る感覚はあるが、初代のような理不尽な恐怖というよりは、ツッコミたくなる展開で楽しかった。

怖さ臨場感を感じたいなら、VRは必須アイテム!かと。
もともとVR用技術デモ「KITCHEN」を開発していたという点でも、VR体験できるものとして開発されたソフトだったように思う。

「私の場合は」怖くなかった...というだけなので、一般的に言えば全体的に怖い内容に仕上がっている。ちなみに私が一番怖いと思ったゲームは「エイリアン:アイソレーション」。かなり怖いです...アレ。もう遊びたくないくらい。

総合

バイオハザードは、全体的に見ると全作ストーリーが繋がっているが、1作品ごとに1話完結しているので、どこから始めても問題ない完結型だ。そういった点でも、とても配慮され毎回楽しめるゲームになっている。

今回はシリーズでお馴染みのキャラクターが主役ではないが、バイオファンでも十分に楽しめるものになっている。すべて新しくなったキャラクターですが、カプコンのキャラは個性がよく出ていて魅力的なため、安心してバイオハザードを楽しめると思う。

新キャラも素敵で好きになった。日常に潜んだバイオテロを楽しめて良かった。
今後も期待したい。

◆良かったところ◆
本作のために開発されたRE ENGINE。
とても美しいフォトリアル表現で、どのグラフィックも美しい。滑らかでリアルな質感が素晴らしかった。汚い部屋も汚いんだというのがよく分かる作り。

他にも、久々に探索が復活
自由に歩き回って謎や仕掛けを解いていく過程は、とても良かった。

◆残念なところ◆
ネット環境がないと長く遊べないところかな。ストーリー1周で満足する方もいるとは思うが、皆さんが本編を何度もやり込むとは限らない。そう考えると有料DLCではなく、エクストラゲーム1つくらいは本編に収録して欲しかった。定価も普段以上に高めだったので、もう少しやりこみ要素が欲しかったかな。

以上、バイオハザード7の感想でした。

今では、全DLCがセットになったゴールドエディションが、お手頃価格でお勧め!

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