【バイオハザード】始祖ウィルス 太陽の階段 クレイウィルス
始祖ウィルス
今回は、始祖ウィルスについて書いていきます。
多少の個人的解釈が含まれていますこと、ご了承ください。
※ネタバレ注意
始祖ウィルス
古代西アフリカに存在した2本鎖のRNAウイルス。
「T-ウィルス」として知られるバイオテロの基盤でもある。
ヒトから動物、植物、さらには真菌に至るまで、幅広い種類の生物に感染する能力を持ち、宿主の遺伝子を組み換えて特定の特性を強化する。特殊な状況下では、自発的な突然変異を引き起こす可能性もある。
ンディバヤ族の中核となっていた非常に強力な非発がん性変異原だ。
謎の花「太陽の階段」
1966年12月4日。西アフリカに位置するキジュジュで発見される。
アフリカの古代遺跡の深部にある「太陽の庭」にだけ咲き誇る花は、栽培環境が難しく、研究は困難なものだった。
古くからンディパヤ族にまつわる神秘の花で、儀式にて食することで絶大な能力を手に入れられる「太陽の階段」と呼ばれる花。
この花から未知のウィルスを発見。
これをジェームス・マーカス博士は「始祖ウィルス」と呼び、その花を「始祖花」と命名した。しかし「始祖ウィルス」は、咲いた花の中には存在しない特殊なもので、始祖ウィルスの研究は長い時をかけて行われることになる。
始祖ウィルスの改変
始祖ウィルスをベースとした様々なウィルスは、国際的バイオ兵器開発の中心に位置している。研究員のニーズに伴って人為的に改変され、新たなウィスル開発の基となっている。
長年にわたり、マーカス博士はウィルスを改変し続け、最終的にヒルのDNAによって引き起こされる突然変異に満足した。このウィルスの亜種は「T-ウィルス」だが、その時点では、まだ“ウィルス”とはみなされていない。
開発当初の1967年には、この始祖ウィルスは2つの系統が存在していた。
タイプA
A型株は、1967年11月10日にジェシカ・トレバーで試験された。
ウィルスは彼女のDNAと融合ができずに失敗。彼女ものちに殺害された。
タイプB
B型株も同じ日にジェシカの娘リサで試験された。
DNAとの融合に時間がかかったが、無事融合に成功。しかし、リサは脳にウィルスの影響を強く受け、11月17日には書く能力などを失なっている。
またの名を「クレイウィルス」
あまり知られてはいないが『バイオハザード1』開発段階では、T-ウィルスの基盤は「クレイウィルス」だった。アンブレラ社のB.O.W.開発において、クレイウィルス(CLAY Virus)と呼ばれる病原体は欠かせないものであった。
その後は登場することはなかったが、バイオ5で別の形「始祖ウィルス」と名を替え登場することとなる。
クレイウィルスの作用
一般的なウィルスと同じように、宿主の細胞に寄生し、たんぱく質合成やエネルギーを利用して自己増殖していく病原体。クレイウィルスの持つ、ウィルス核酸の情報に基づいて、細胞プログラムを書き替えていく。つまり、寄生した細胞自体を異常進化させる特徴がある。
感染後は、生体を構成するすべての器官系に影響を及ぼす。
成長ホルモンが異常分泌し、大型化する傾向や、脳神経系では痛みや恐怖心といった知覚を緩慢させると同時に、非常に攻撃的な性格にさせる作用がある。
発達促進作用は数倍の力を発揮させる反面、代謝機能が著しく低下し、体組織が腐乱。
他にも、クレイウィルスは不安定な別種族同士の遺伝子合成の仲介も果たした。
遺伝子操作もクレイウィルスを併用することで、比較的簡単に進めることができた。
さまざまな亜種
クレイウィルスのプロトタイプは、原始的な節足動物を用いた実験中に発見。
そのプロトタイプから、素体となる生物に合わせた、さまざまな亜種が造りだされている。
α~ε型と数種が存在し、なかでも“ε型”はクレイウィルスの完成形に近いもので、別名「T-ウィルス」と呼ばれていた。のちの「T-ウィルス」と同じものである。
登場作品
・バイオハザード5
・(バイオハザード1)
・(バイオハザード0)
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以上、始祖ウィルスについてでした。
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