【感想】アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-
アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり- 感想
結論:青年ネイトの冒険!タッチパッドを使いこなせ!
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。
<お気に入り度> 65 / 100%
項目 | ストーリー | アクション・ システム |
やりこみ | タッチ操作度 | 個人的好み |
---|---|---|---|---|---|
評点/S~D | B | A | A | B | B |
【クリアまでのプレイ時間】 13時間ほど
【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良、C:可、D:残念
+:多少の加点
<↓詳しい感想は下記で↓>
ストーリー
PSVitaでのスピンオフ作品で、ネイトの駆け出しトレジャーハンター時代を描いている。
舞台は中央アメリカ。ネイティブアメリカンとスペイン人が戦争を繰り広げた土地に、莫大な遺産が眠っていると知ったネイトは、友人ダンテと共に冒険を始めた。
冒険の最中、姿を消した考古学者の祖父を探すチェイスと出会う。
隠された謎を解き明かし、伝説の黄金都市シボラを探す冒険がはじまる...。という、いつも通りのアンチャーテッド!
クリアまでの道のりは基本的には一本道。ストーリーの掴みが弱いが、中盤あたりからは、ストーリーも盛りあがり、サクサク進んで楽しくなっていく。
ジャングル、遺跡に洞窟、川も登場し、飽きさせないストーリー展開になっているが、全体的に地味な印象を受けた。
7年前の作品ではあるが、今遊んでも十分に面白かった。アンチャーテッド好きな人にはオススメ!
アクション・システム
練習、初級~プロまでの難易度が用意され、アクションゲームが苦手な人でも本編クリアが可能になっている。
繊細なジャングルの表現で、携帯機ですが美しい映像は魅力的だ。
謎を解いたり、壁を登ったり、敵を撃ったり、宝を集めたりと、冒険ゲームらしい要素満載!ストーリーと共に探索を楽しめる。
走る、登る、などのアクションは、ボタン操作やタッチパッド。時には、Vita機器を傾けバランスをとるジャイロセンサーもあったりする。
銃撃戦は、簡易シューティングアクションが楽しめる。エイムが、最初は微妙な感じだが、慣れると狙いもつけやすいかと。武器の種類も豊富だ。
残念な点もあって、探索時にルートが分かりにくい場所が何か所かある。ミニマップ等もないので、フィールドを迷うことでゲームテンポが悪くなる部分がある。
従来作のように、謎解き、クライミング、銃撃戦。そしてムービーの構成になっているが、全体的に壁登りパートが多い気がしました。ずっとクライミングしていたような気分だが、冒険感は十分に味わえます。
やりこみ
探索、宝探し、戦利品の獲得などのやり込み要素がある。今までのシリーズ作品同様に、フィールドに隠されたお宝を集める収集だ。それに加え、指定の写真を撮って謎を解き明かす「ミステリー」や、敵を倒す事で入手できる「戦利品」などが追加されていた。
収集するものが数多くあり、1周でのコンプリートは難しく、リプレイ性の高い作りにいなっているかと。攻略を見ながらなら、1周でも可能かもしれませんが...。トロコンや収集回収には時間が必要だと思われます。
手帳には各チャプターでのお宝・ミステリーの入手率も表示されているので、確認しながら遊ぶことができるのは便利だし、『冒険してる!』っぽい感じがいいと思う。
トロフィー項目は、収集の他に、銃ごとのキル数。といつもと同じ内容。難しさはないとは思うが、小さい画面でコツコツ遊ぶには面倒そうでもある。
タッチ操作度
今回大きな特徴となっているタッチ操作。(背面タッチパッドも利用可能。)
壁を登ったり、ジャンプしたりという動作をタッチ操作できる。タッチした場所まで登ってくれたり、自動でジャンプしてくれたりと、ジャンプなどで落ちる心配もなくなったと思う。このタッチ操作を快適と思うか、面倒ととるかで賛否あると思いますが、壁登りはスティック操作も可能なので、好きな方法で遊べばいいだろう。
しかし、突然起こる攻撃や、危機回避の場面での強制的なタッチ操作が微妙かな。とっさに指示通りフリックしないといけない。据え置きPSでよくある「QTE」のようなものだ。
他にも、汚れたお宝の泥を払ったり、壁の模様をフロッタージュ(こすり出し)したり、メニュー画面などもタッチ操作になっていたりと、全体的にVitaのタッチパッド機能を生かしたシステムになっている。
総合
アンチャーテッドシリーズの中で、5本のシナリオで構成されたネイトの物語。
「地図なき冒険のはじまり」→「エル・ドラドの秘宝」→「黄金刀と消えた船団」→「 砂漠に眠るアトランティス」→「海賊王と最後の秘宝」の時系列順。
今作はネイトの最初の冒険談を楽しめます。
私は買って放置していた作品で、最終章である「海賊王」をクリア後に、この作品を遊びました。しかし、PS4に劣らず楽しめました。少し大袈裟かもしれませんが...。
Vitaは画面が小さいので、演出に迫力が欠ける部分もありましたが、PS3、PS4と変わらない感覚で遊べると思います。
ストーリーは、トレジャーハンティング映画こてこての作りになっているので、冒険映画が好きな人にはオススメです!
あと、私は特に求めてはいませんが、この作品にはマルチプレイがないので、ゲームに自由さを求めるユーザーには向かないかな。ストーリーと謎解き・収集などを楽しみたい人向けです。
以上、アンチャーテッド 地図なき冒険の始まりの感想でした。
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