【サイコブレイク】PSYCHOBREAK★ネタバレ★キャラ考察⑤ジョセフ・オダ
サイコブレイク キャラ考察⑤ジョセフ・オダ
ジョセフを考察・まとめ。
キャラを掘り下げて考察しています。けっこう長文です(;´Д`)
完全ネタバレ。
エンディング情報もあり、ご注意ください。クリア済み前提の記事になってます。
※あくまでも私の解釈&考察です。間違いもあるかもしれません。
未確定情報を含みますので、ご注意ください。
ジョセフという人物
name:Joseph Oda
Age:33歳
Height:175cm
Weight:67kg
誰からも頼りにされる真面目で有能な刑事。
人には優しいが自分には厳しく、一度決めたら最後までやりとげる意志の強さを持っている。危険な目にあっても、信念を曲げる気はなさそうだ。口数は少なく、常に冷静で、合理主義者のようにも見える。
セバスチャンの相棒として、8年にも渡りコンビを組んでいる。
温厚で人当たりがよく、たびたび暴走するセバスチャンを抑える役目も務めている。
基本的に穏やかな性格だが、セバスチャンに対しては辛辣な発言もしており、なんでも言える仲の良さを伺わせる。正反対の性格であるセバスチャンとの相性はいいようだ。
斧を使った近接戦、スナイパーライフルによる狙撃、爆弾処理。と多彩な能力を持っている、非常に優秀な刑事である。
アートブックによると、既婚者で愛妻家のようだ。
日系のカナダ人で、忍者の末裔らしい。眼鏡には特殊能力が宿っているとかなんとか(笑)この眼鏡ネタは採用されたのかは不明だけど。
結婚について
セバスチャンは結婚指輪をしているのに対し、ジョセフの手に結婚指輪はない。
(コンセクエンスにて手袋をしていないジョセフで確認)
この事から、セバスチャンの結婚が先であるだろうと思われるが、ジョセフは日系であることから、日本人特有の「指輪をつけない派」かもしれない…。
彼がいつ結婚したのかは、ゲーム中に既婚者であるという情報が無いため不明だ。
メガネ
眼鏡は祖父からの贈り物らしい。
非常に大切にしており、単に目が悪いというだけではなく、別の理由もあるようだ。
裏設定である眼鏡に“能力がある”のは本当なのかも?(笑)
実際のところ、異世界にいる今。通常仕様であるメガネが「いつもと何も変わらない」という心の支えとなっている。今にもジョセフは、不安に押しつぶされそうな状態だと言える。
日本愛
ジョセフのデスクには、メガネが二種類、御用提灯、富士山のポスター、十手など。
日本のものが多数飾られている。
日本通…日本が大好きなようだである。これは日本人として嬉しいことだ。
ルヴィクの影響
初期から、すでにルヴィクの影響を受けており敏感に反応している。意識を取り戻した時にも、ひどい頭痛と身体の異変に苦しんでいた。
彼の勘は鋭く「自分ではない気がする」と、すでに意識の同化を理解しているようだった。
ルヴィクと意識をシンクロすると操られ、ルヴィクの思いのままに行動してしまう。
彼の接触を受けると血管が膨脹し、恐ろしい姿になってしまうのだ。
ルヴィクに操られたジョセフは、セバスチャン、キッドに襲い掛かる。劇中で思い通りの状況に進むよう、ルヴィクの駒として使われている。
しかし、毎回ジョセフは、なんとか自我を保ち振り切っている…。
強烈な頭痛だったのだろう、鼻血がそれを物語っている。
これを幾度となく繰り返していることからも、彼の意志の強さを感じられる。
悪化する症状
明らかにルヴィクの影響を受けているジョセフ。必死に抗うも完全には抵抗できていない。彼を苦しめ悩ませる症状は、時間が経つにつれ悪化していった。
自傷行為を伴う自殺衝動にも見舞われており、ホーンテッド化もしている。
エクセキューショナーにて「変異衝動も4回ほど確認された」と記載もあり、正常と異常を行ったり来たり、と精神ダメージは相当のものだと考えられる。精神崩壊に陥るのも時間の問題だろう。
本編にはないが、DLCでは2度ジョセフと戦うことになる。
ホーンテッド化は「ルヴィクに操られている」のもそうだが、操られるという事はSTEM界の恐怖に耐えられなくなっているという事だろう。
じわじわと追い詰め、責め立てられている。かわいそうに…(T_T)
なぜ、セバスチャンは影響が出ないのか?という疑問も湧くが、セバスチャンもホーンテッド化しそうになっている。しかし、キッドマンに助けられたことで回避できたのだ。また、セバスチャンが強い心の持ち主であるのは明らかで、諦めない心が強かったのも影響しているのかもしれない。
ジョセフも諦めず戦ってはいるが、唯一のジョセフとの違いは「肉親の死」という経験をしているということ。もしかすると、セバスチャンは多少の免疫があると思われる。ある程度の恐怖や絶望では呑込まれないのかもしれない。
ルヴィクも、セバスチャンが思い通りにならないことに苛立っていた。
つまり、ホーンテッド化のジョセフは自分の弱さや絶望感に負けたという事だろう。
ルヴィクにすべてを委ねた形になる。
不安に囚われたジョセフ
1人になると自らの異変を、悶々とあれこれ考えていたのだろう。押さえきれなくなった「不安」をセバスチャンに相談している。
最終的に自ら命を絶とうとするまでだ。
実際に、”足手まとい”という判断もあったかもしれないが、自殺衝動も意識同化である症状の1つである。
単に衝動に負けただけで、彼の本当の決断ではない可能性もあるが…なんにせよ。このような行動をセバスチャンが許すわけもない。
ジョセフが体験した世界
ジョセフならではの鋭い観察と考察により、自分達のいる狂気の世界が「記憶を混ぜたような世界」で「病院の灯台がポイント」だと彼は気付いていた。
セバスチャンも最終章で“ジョセフの言う通りだった”と感心していた。
また、STEM界では同じ世界を共有はしているものの、「それぞれ見えているものは
違う」ということがわかった。それぞれの恐怖をベースに世界を捉えているようだ。
ジョセフは、セバスチャンとは別の世界を体験していたようだが…。何を見てきたかは、詳しく明らかにはされていない。
キッドマンとの関係
キッドとジョセフは、もともと仲も良くなかった。なせなら、ジョセフはキッドを警戒していたからだ。またキッドも、ジョセフとは距離を置いていたようだ。
ふたりの会話からも、関係性がよそよそしい感じを受ける。
そんな彼らの関係を知ってか?
ルヴィクは、ジョセフにキッドの過去の記憶とリンクさせたと思われる。
キッドマンの真実とリンクしたジョセフは怒り狂う姿となり、キッドマンを襲う。
しかし、このジョセフがジョセフ本人であるかは不明だ。キッドのジョセフにバレたかもしれないという「裏切り」という胸の内の恐怖が具現化しただけという可能性もある。
なぜなら、ジョセフやセバスチャンが見た水責めのキッドマンが、本人ではなかったからだ(ルヴィクが見せた幻覚だった。)あの時、これを罠だと最初から気づいていたジョセフは、かなりの切れ者だ。幻覚という点で気づいたわけではないが…。
「事件に巻き込まれたこと」と「キッドへの不信感」は、ジョセフの持つ本当の心情だろうと思われる。
エクセキューショナーでは、すでにジョセフは精神崩壊しており、殴り書きが彼の心情を物語っている。
描かれているのは、日本の国旗、メガネ、鳥居。たくさんの眼に見られており(この眼はルヴィクを表現していると思う)斧でキッドの腕を切り落としている。キッドからは、たくさんの涙と腕が飛んでいる。
キッドへの不信感と憎しみが感じられる絵だ。
周りにある文字は、言語機能低下しているというだけあり、少し変わっている。
文字が潰れて見えない所もあるが、わかる所だけでも見ていこう。
why‼(なぜなんだ!)
a perfectionist who wants to kill himself(自分を殺したい完璧主義者)
kill kill(殺すコロス)
please do not kill me(殺さないでください)
painful, trying cop(痛い、警察になろうとする)
wearing glasses(眼鏡を付けて)
why why why!!(なぜ、なぜなんだ、なぜ!)
when I was go be(私が行ったときに)
when I was sure(私が確信したとき)
why I was sure(なぜ私は確信していた)
I am alone(私は一人だ)
painful, painful(痛いイタイ)
where is my arm?(腕はどこ?)
cry cry cry(泣く)
真実を知ったジョセフの悲痛な叫びが伝わってきます。なんだか、キッドとのやり取りを書いている感じですね。
本編後のジョセフ
まだ生存している被験者は、メビウスにより回収され引き上げられた。
ジョセフもそうだ。つまり彼はメビウスの管理下にあるということだ。
その後、エクセキューショナーでもSTEM実験は継続されており、彼の意識はSTEM下にある。
マルタによると、ジョセフは自己喪失状態に陥り、言語能力の低下が見られている。
長い間、STEM界にいるジョセフは記憶の混乱により、すでに壊れてしまっている。
かわいそうなジョセフ…(ノд-。)クスン
ルヴィクも言ってた可哀相なジョセフと…。誰か助けてあげて!
生死の行方
ペドロが自分を殺し、絶命はしたものの「脳死には至らない」とあったように、STEM内で死んでも、現実で死ぬとは限らないようである。
つまり、エクセキューショナーでペドロ(=キーパー)に殺されてはいるが、ジョセフの生死は、まだ確定はしていない。
(追記)サイコブレイク2にて
ジョセフのフィルムを見ながらのキッドの話しぶりから、ジョセフはまだ生きていると思われる。「彼のことは、また今度」と言ってもいたので、上層部近くまで上り詰めていたキッドは、ジョセフの状態もよく知っているだろう。
「ジョセフは生きている」という事実が、わかっただけでもファンとして嬉しい。
以上、ジョセフの考察でした。
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