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遊んだゲームの感想・考察など、まとめ中心の個人的なゲーム備忘録。

【Outlast2】★ネタバレ★ストーリー考察・まとめ②前作との関連、テンプルゲート、クノース大神父、リンの妊娠など

OUTLASTⅡ ストーリー考察

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前作との関連、村で起きた出来事、キャラなどの考察・まとめ。

1周目時点での解釈と考察です。間違いもあるかもしれません。

完全ネタバレ。
クリア済み前提の記事になっています。エンディング情報もあり、ご注意ください。

※あくまでも私の解釈&考察です。
未確定情報を含みますので、ご了承ください。

前作Outlastとの繋がり

前作から3年後の話。

一応、設定上として少し繋がっています。
「続き」の話ではないけど、マーコフ社絡みで関係はしていますが、前作が分からずとも楽しめるとは思います。前作を知っていると、ストーリー解釈や考察がしやすいです。

①村人とマーコフ社職員との関わり
「モーフォニックエンジン」による精神への影響など、自傷行為や凶暴性など、人体に与える影響が酷似しています。

②前作での赤ん坊の話。
前作で、たくさん散りばめられていた赤子についてのうわ言。
「あんたの赤子がカギを持っている」や「not my babies. oh god...」など、女性が想像妊娠し、別の施設へと移されていました。今回も想像妊娠があり、重要なポイントになっています。

この2点は、引き継がれています。

Outlast2のコンセプト

発売前に次のような謳い文句で、作品を紹介されていました。

あなたの信仰を試し、狂気に堕ちることが、もっともな場所へ誘いましょう。
まさに、狂気が渦巻く体験ができます。

人の「心の闇」「秘密」にねじれた旅であること。

黒と白は相対的で、物事が落ち着けば、勝者は誰が“正しかったのか”、“間違っていたのか”を判断する。
誰がで、誰がであるか。

人間の本質は、極端化すると暴力と堕落であり、神憑りと、この先にある楽園の約束によって、そのことは正当化されてしまう。
絶望妄信から、「恐怖」が浮かび上がるのです。

私の訳なので、ニュアンスが合ってるかは不明ですが。

全ての物事は相対化していて、それぞれの善と悪がある。境界線は脆く、かんたんに見失い、一線を越えてしまうということ。ここで言う悪事も、宗教的に言えば「が言えば暴力も正当化」されてしまうのです。

そんな事が言いたいのではないかと思いますが、ゲームの内容は、まさにこのコンセプト通りな内容でしたね。

鉄塔群(電波塔)の信号

鉱山から8キロ離れた木立の中に、迷彩を施された鉄塔群があります。それまで、村人たちは鉄塔があることすら知らなかったようです。

ある日、村人の一人ジョンが見つけ、クノース大神父に報告の手紙を出しています。

「何のために作られたのか?誰の手で作られたのか?」

鉄塔を探りに行ったジョンは、鉄塔が発する電波によって「幻覚」を見ることに。
強烈な白昼夢に襲われ、身体にも理性的とはいいがたい反応がおきたようです。

この理性的でない反応を、”恥ずかしい”と言っている事から、性的なもの...いわゆる「発情」するのではないかと思われます。

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また、周辺の動物たちも消え去り、居たとしても信号を浴びることにより、瞬時に死んでしまうほどの威力です。かなり害のある電波なのがうかがえます。

  • 信号は、とても強いもので電波により「奇妙な異常」がみられていること。
  • 塔より離れた現地の方が電波が強いということ。「フィードバックループ」現象かもしれない、つまり増幅するということですね。

また、受け取った信号で自傷行為をし、幻覚を信じ込んでしまうそうです。
他にも意欲的な信者は「自ら信号を発することになる」とも書かれていた。

電波塔を作ったのはマーコフ社?

ジョンの手紙に出てくるジェニー・ローランド。彼女はマーコフ社の職員(検視員)で、この村によく出入りしていたようです。そのことから、鉄塔を立てたのはマーコフ社だと推測できます。

この鉄塔は、2015年の9月17日に森で発見されています。マウントマッシブでの殺戮事件は、2013年の9月17日。ちょうど3年後になります。

細々と研究を開始しているような気配。
「モーフォニックエンジン」を参考に、新たな実験が行われていることが推測できます。前作のような大きな装置でなくとも、電波のみで何かしようとしているのでしょうか?

最終的に、マーコフ社が何をしようとしているのか?明らかにはされていない。

幻覚という名のフラッシュバック

サイレントヒルの裏世界(潜在意識・精神の具現化)のように、突然場面(世界)が変わります。しかし、決して別の場所に行っているわけではありません。実際は村(現実)を彷徨っているだけで、ブレイクには過去の教室にいるように見えているという設定です。

リアルなフラッシュバックだ。

電波信号の影響を受けると、心の内にある欲望と闇が、白昼夢のように幻覚として現れます。ブレイクにはトラウマがありました。
ジェシカの死」です。

彼女の死の出来事が彼の心を蝕んでいました。ずっと悩み苦しんでいた。
この場所「テンプル・ゲート」で、ブレイクは現実の悪夢過去の悪夢に悩まされることになります。

新エゼキエル

新エゼキエルとは、サリバン・クノースが導いたカルト集団です。
このグループは「テンプル・ゲート」と呼ばれる遠隔地に住んでいました。

彼らの現在の目標は、子殺しによって生まれた反キリスト(ヴァル達)を防ぐこと。元々は同じカルト集団であったが、考えの違いから対立しています。

この対立のキッカケとなったのは、マーコフ社により作られた電波塔の信号で狂ったことで起きています。

他にも、実際にはクノースは神のビジョンを持っていない?可能性が高いです。
いわゆるペテン師、詐欺まがいの大神父だったと思われます。

新エゼキエルの他に、2つの派閥があります。

「異教徒」
反キリスト「子供が生まるべき。」と、信じている別のカルト。
子殺し反対派でヴァルをリーダーに、クノースを敵視している。

「The Scalled」
ひどい病気により変質した姿になり、近くの森に追放された人々。
”穢れ人”とも呼ばれている。

実際の「エゼキエル」とは、旧約聖書に登場する祭司であり預言者の名前です。
偶像崇拝や異教徒との姦淫など、不信仰とされる行いを警告し、審判が下ることを告げた人物でもあります。

クノースはエゼキエルを真似て新しいエゼキエル預言者)として、振る舞っていました。のちに「クノースの福音」を作るまでになっています。

また「テンプル・ゲート」は、集団自殺を行ったことで知られるアメリカのキリスト教系、新宗教「ジョーンズタウン」がモデルとも言われています。

実際のジョーンズタウンの虐殺と同じく、ゲーム内でもラストの演出で、外のテーブルには大量のシアン化物のボトルが見られたことから、村人はみなクノースの命により、集団自殺させられたと思われます。

キッカケは、ジェーン・ドゥこと「アンナ・リー

ブレイクとリンは、ジェーン・ドゥ(身元不明)の殺人事件を調べ、アリゾナ北部の峡谷に導かれました。

道路からのアクセスができず、ヘリにて近づきますが、突然のエンジントラブルにより墜落してしまいます。このエンジントラブルは、電波塔の出す信号によるものだと考えられます。

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この村で唯一まともで、慈悲深い男イーサン。

ブレイクを助け匿ってくれる彼は、新エゼキエルの一員でしたが、妻が病気になってすぐ信仰を失い始めました。

また、イーサンの娘アンナ・リーはクノースにレイプされ、子供を身籠ります。しかし身籠った子供を、クノースは殺させるのです。その後、イーサンは娘にテンプル・ゲートから逃げるように促しました。

娘の安全を思い、皆に嘘をついて逃がしましたが…残念なことに帰らぬ人となってしまいました。その娘こそジェーン・ドゥ。身元不明の正体は、イーサンの娘「アンナ・リー」だったのです。

イーサンは他の村人と違い、電波信号の影響を受けていません。このことから、幻覚は“心の欲望や闇が増幅”され、幻覚や行動として現れるのかもしれません。

つまり、信仰を失くし、娘の無事を祈ることだけを考えていたイーサンには、影響は出なかった。と推測ができます。

アンナ・リーの運命は、記者リンとブレイクの好奇心を刺激して、皮肉にも彼らをテンプルゲートに送ることになりました。不運なことにブレイク達は「アンナの死の真相」と「彼女を取り巻いた狂気な環境」を自ら体験することになるとは…思いもしなかったでしょう。

リンや妊婦が追われた理由

かなりの信仰深い村だったようです。
皆、大神父のいう事を信じていました

聖書には「姦淫の罪」があります。姦淫の罪には死刑が定められていました。
姦淫の罪とは、既婚者と配偶者以外が性交を行う事なのですが…。この村では、お告げにより妊婦自体が「悪」となっていたようです。

また、村の女性は電波の影響により想像妊娠していきました。夫の子でない=妊娠は、「姦淫の罪」と見なされたのです。他にも、クノース自ら相手になっていたようですが…子を身籠る女たちは、アニタに引き裂かれる運命にありました。

そんな村に、突如として現れたリンは大神父に「大淫婦バビロン」として認識されてしまいました。

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リンが、あまりにも美しかったのでしょうね。お綺麗な方です。

大淫婦バビロンは「ヨハネの黙示録」の第17~18章に登場し、もっとも不吉なことを警告している章です。大淫婦バビロンは、イエス・キリストの敵であり、彼女の誘惑の呪文は「全ての人を惹きつけた」と言われています。

悪名高い女この世の憎むべきものの母こそが「リンだ!」と、クノース大神父が発言したことにより、リン達は追われる羽目になったというわけです。

リンの妊娠

突然、妊娠したリン。夫婦間では、“ごぶさた”でブレイクは「あり得ない」といいます。しかし、腹は膨らみ妊娠状態になってしまいました。

可能性としては、電波信号を受けた影響で想像妊娠したと思われます。このことから、電波はモーフォニックエンジンを基にされている可能性が大きいです。ブレイク達は大きな波を何波か、浴びただけですが、現地(村)の方が強いとのことでした。

リンは逃げる時にも、度々とお腹が痛いが「何か変だ」と訴えていました。
そんなリンがラストに赤ん坊を産み落とし、言います。

「そこには何もない…」

彼女には赤子など見えていなかったのです。

彼女は異教徒によって、電波の届かない地下深くに囚われていたことで、電波による影響が完全ではなかったからでしょうか?もしくは、彼女の心には闇も欲望もなかった。信仰心が薄かったのだと思います。なんにせよ、リンはまだ正気を保っていたと思われます。

妊娠していると認識しながらも、常に違和感を覚えていたリン。
そして、最期のあのセリフです。

赤子が見えているブレイクに、力を振り絞って訴えていました。

"There's nothing there"
「(赤子なんていない)その手には何もないのよ…(ブレイク)」

そう、伝えたのだと思います。

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この赤子、前髪がジェシカに似てる気がします(…気のせいかな?)
ブレイクの幻覚は、すべてがジェシカに見えるようですし、あり得るような気もします。たぶん、子供は幻覚だと思います。

ジェシカっぽいっていうのは私の解釈です。最初に普通に感じたことで、また遊び直してみると、違う考えが出るかもしれません。

もし、本当に赤子を産み落としたと仮定すると「ヨセフの婚約者だったマリアは、結婚前に聖霊により身ごもった」という聖書をなぞっているのでしょうか?

聖母マリアが妊娠したように、聖霊(電波)により身ごもった。そして、神の子イエスを産み落としたということにも解釈はできます。

リンの「There's nothing there」の解釈が合っているとは思いますが、ラストは色んな解釈が可能です。

また、クノース大神父にも赤子が見えていたことから、二人は同じ幻覚を見ていたことが分かります。”神の子であれば、私には殺せない”とクノースは言っており、ブレイク共々、信仰の強いもの同士?聖書をなぞる幻覚を見ていたように私は思います。

意欲的な信者は自ら信号を発するらしいので、互いに信号を発しシンクロしていたのかもしれないですね。

ブレイクという人物

彼には「深いトラウマ」があり、ゲームを進めることで真相が明らかになります。
たまたま訪れた場所で、自分自身と向き合うことになったブレイク。

容姿は眼鏡をかけており、体格がよく、綺麗な肌をしているようです。
ヴァルには舐められ、レアードによると「美女以上に美しい、無垢な男」らしいですね。レアードの言い分なので軽視していいかと…しかし、村の皆さん、大絶賛です!
美しい男らしいですよ。

妻に対して情熱的で献身的で、彼女を救うために地獄へと踏み込みました。
ジェシカを救うことができなかったことで「リンは助けたい」と突き動かされたのでしょう。

電波の影響と幻覚のせいか?次第にリンとジェシカを混同するようになります。
ゲームの終盤では、(彼の中で)まるでリンがジェシカのようになっています。
そして、ブレイクは間違いを直すことすらしなくなっているのです。

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幼い頃から、敬虔なキリスト教だったブレイク。
イーサンの死後もちゃんと祈っていたし、幻覚作用が強いのも“信仰心”のせいかも知れませんね。

悲惨な現状への皮肉発言は、前作の主人公のマイルズっぽさもありますが、発言も最終的には正気ではなくなり、まるで子供に戻ったかのような発言に変わっています。

すべての幻覚を誘発したマーコフ社の電波塔。
本編の最後には、幼少時の幻覚だけでなく"黙示録"も目撃したブレイク。
彼の生死は不明です。

ラストの演出は、七つの災いの1つ
第四の鉢「人間が太陽の火で焼かれる」だと思いますが、実際にはブレイクは焼かれてはいない。と私は考えています。
幻視として眩しい朝日が彼には、そう見えただけと思われます。しかし、その精神的ショックによっての生死はわかりません。
彼の無事を願いたい…。(´-ω-`)

狂気の源、クノース大神父と福音

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光の輪赤い上着で、まるでイエスのようなクノースの肖像画が、テンプルゲートの至る所に貼られています。

「クノースの福音」を読み解くことで、彼のこれまでの経緯などがわかります。
福音とは、預言者が神に代わって話すものです。

「クノースの福音」の預言者サリヴァン・クノース本人になっています。

サリヴァン・クノースの歩み

「クノースの福音」の第3章には、クノースが神父になる前のことが書かれてます。

元々は高利貸しから借金をしたアル=バルクークの土地の靴屋だったそうです。
割愛しますが...色々あって、神の怒声が降りかかり、耳から血が流れ、神との聖約が成されたそうです。

いわゆる「神の声」が聞こえるようになった、ということです。

福音の中でクノースは、新たなエゼキエルとして考えられており、選ばれし者であり、導く者として書かれています。

目的に満ちたクノースは財産を放棄し、アルバカーキの通りで説教を始めました。
彼の情熱は世界で迷子になった人々に影響を与え、指導を聞くために彼に人々は群がっったようです。

何十年もの間で、数十人の信者を抱えるようになり、その後、信者は「新エゼキエル」と名づけられた新生教会へ財産を寄付しました。

そんな感じで「宗教団体(カルト)の誕生」です。

その後、クノースは荒野の深くの隠された町を予見し、「新エゼキエルの真の寺院への門となる」と助言しました。クノースは、その地を「テンプル・ゲート」と呼び、信者を連れて行くことにしました。彼らは永遠の救い楽園への希望を持って、その地へ移住したのです。

それが、ゲーム内で描かれている村です。

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それからも、クノースは神からのメッセージを受け取り、人々に伝えました。
そして「クノースの福音」として記録したようです。

この福音が書かれた頃あたりから、電波塔の影響が出始めているかと思われます。

もともとカルトではあったが、テンプルゲートへ移住することにより、電波の影響を受け、徐々に常軌を逸する教えに変化していったというのが「真相」です。

徐々に狂いはじめ、予言が「黙示録」のように恐怖に満ちた内容になったために、人々は余計に癒しや慈悲を求め、村ごと狂気へと変貌していったと思われます。

語られない言葉を聞ける者は、時がもはや、存在しなくなる時まで従順であり続けるだろう。
そして、敵は汝の子の中から生まれ、汝が我が復讐の担い手となるのだ。
(クノースの福音3:16)

なぜなら敵は、エゼキエルの国からうまれるからだ。
(クノースの福音11:2)

「敵は、自分の国の子供の中から生まれる」と啓示を受けたことにより、テンプルゲートの「楽園」を守るため、子殺しがはじまったと考えられます。

2度も同じような予言しており、11章は大淫婦に関するものです。

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「satanas inimical dei」=Satan is the enemy of God...(サタンは神の敵である)
という意味でしょうか?

この先には、子供を殺す場所がありました。彼らは予言により「子供が悪(サタンの使い)」と思い殺していたのです。

汝に命じよう、エゼキエル。
我が魂が汝から離れぬよう、汝の顔を割礼するがよい。
汝はエレミヤのようにただ涙を流すのではなく、血の涙を流せばならない。
顔を割礼せよ。

(クノースの福音8:4)

「顔を割礼せよ」と声を聞いたクノースは真のビジョンと引き換えに、左目にナイフで、”I(アイ)”の字を書き、片方の目を犠牲にしました。そして、新たな啓示を受けたのです。

今こそ、汝に真実を示そう。
なぜなら、汝は私との聖約において、その顔を切り裂いたのだから

(クノースの福音8:6)

そして、真実(未来?)が見える選ばれし者となった。という事なのですが、この予言は、自分の妄想と幻覚によるものだろうと思われます。

クノースは、“神から未来のこと教えてもらった”と思い込んでいるようですが、実際は電波信号の影響であると言えます。

汝の妻や娘たちの中から、汝は香しき武器を携え、頭巾を被った最強の戦士たちを得るだろう。
(クノースの福音10:8)

他にも福音書には《クノースの目》となった、アニタのことだと思われる一節もありました。

他のキャラクターのことも書かれているので、福音ファイルを読んでみると出来事の背景(バックグラウンド)がわかると思います。

ラストのくだりは?

クノースはラストに、ブレイクの前に突如として現れ、語り出します。

「村全体を虐殺し、失敗した」

クノースは、すべての村人たちを毒殺させて、集団自殺という罪を犯しました。
自殺は、”反キリスト”で裏切りを意味します。それを指示したクノースは、もはや「神の声」を聞くことができないと言っています。嵐の後、神は静かになり話をしてくれないと混乱していました。

また、自身の宗教論に縛られて、ブレイクの新生児を殺せないから、代わりにブレイクに子殺しを託し、自ら命を絶ちました。

今現在でのクノースの言う「神」とは、マーコフ社の鉄塔から放たれる電波信号のことです。あの定期的な電波こそが、彼の信じる「神」の声であると思われます。
(移住前の神は、違ったかもしれないが)

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まばゆい光を放つ信号。
クノースは幻視として見えることから、お告げだと錯覚していたのでしょう。

すべては電波のせいであるが、信仰心からくる妄信で、今回の出来事は起きました。
ここの村人たちは、クノースに振り回されたと言ってもいいでしょう。また、クノース自身も電波信号による影響から、狂気な方向へと彼らを導き始めました。

細々と自分たちの楽園で暮らしていたのだろうが…何とも悲惨な結末となっています。

聖書による演出

今回も聖書関連ネタが、たくさんありました。聖書を知らないと、それほど恐怖を感じないかもしれませんが…本能的には気持ち悪さを感じ取ることはできます。

ネタ元を知っていると、もっと面白いと思います。

「七つの災い」と「十災禍」
すべての災いではないですが、神の激しい怒りが地上に降りかかることで、いろいろと酷似した演出をされています。

七つの災いの「第一の鉢」と、十災禍の「はれ物の災い」

⇒悪性のはれ物ができるというもの。

はれ物は、穢れ人の膿などの皮膚の異常(性病)が、似た症状ですね。
彼らを災いとし、別の場所に隔離していました。

②七つの災いの「第二・三の鉢」と、十災禍の「水が血に変わる災い」

⇒水が血に変わり、魚が死に絶え、水が飲めなくなった。

湖のシーンで、死体や魚の死骸が浮いて、湖は血の色となっていました。
幻視ですが血の雨が降るなどもあります。

すべての水が血へと変化していました。

実際のところは、魚の死骸は10年もの間、上流の重産業工場が垂れ流した水銀のせいです。もともと飲めるような水ではなかったのです。死体は内部抗争により起きた犠牲者たちだと思われます。

③七つの災いの「第四の鉢」

⇒人間が太陽の火で焼かれる

これはエンディングにある描写で、太陽の光がブレイクを包み込んだシーンです。

実際には焼かれてはいないはずですが、本人は焼かれたと思っていた場合はショック死をする可能性もありますね。

他にも「イナゴの災い」を口にしている人がいました。
イナゴの大群に襲われるといった、イナゴの嵐がやってきます。

まだまだあったかもしれませんが、いま思い付く限りで紹介してみました。

以上、テンプルゲートのまとめでした。 

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