【感想】NieR:Automata(ニーア:オートマタ)
NieR:Automata 感想
結論:儚くも美しい世界とアンドロイド達。
テーマも曲も、素晴らしい!
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。
項目 | ストーリー | アクション・ システム |
やりこみ | アンドロイド度 | 個人的好み |
---|---|---|---|---|---|
評点/S~D | S | S | B | S | A |
【クリアまでのプレイ時間】 24時間ほど(最終クリアまで)
【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良、C:可、D:残念
+:多少の加点
<↓詳しい感想は下記で↓>
ストーリー
前作「ニーア・ゲシュタルト/レプリカント」の、その後の未来の話になっている。
生き残りの人間のために、地球奪還する目的で戦うアンドロイド達。
2Bと9Sに焦点を絞り、ふたりが「事の重大さ」と真相を知ることになる。
真実の断片は、彼らにどんな作用を起こすのか。
人間とは?価値観とは?
存在意義とは?
アイデンティティを問う、とても深い「テーマ」で哲学的な感じが好きなので、とても面白かったし、良かったと思いました。
進めるうちに、とことん暗く重たくなっていくので、鬱、絶望、悲劇系が、苦手な人には、向かないかもしれません。
暗い話の好きな人向けかも。
アクション・システム
戦闘は、アクションとシューティング。
2種類のシステムで、配分バランスがいい。
序盤は交互に用意されているので、新鮮で楽しかった。
アクション戦闘の操作は、▢△ボタンで攻撃、R1ポット操作、R2回避と簡単。
回復、武器・ポット替えは十字キー。
回避の動きが、残像が残っていてカッコイイです。
アクション操作面は、遊びやすい方だと思います。
やりこみ
3周で、本来の1周と考えています。
ストーリークリアに24時間ほどだった。
①2B視点 ②9S視点 ③真相編
それぞれにエンドという区切りを付け、クレジットロールが流れるが、ドラマでいう一話ごとのEDロールに近いと思います。
3周目までは、ストーリー的には続いています。①②前篇、③後篇のような感じです。
クリア後はチャプター選択が可能。
好きな所から遊べ、クエストの取り残し回収もラクです。
やりこむ要素は、武器とポット、義体といった収集系のトロフィーくらいかな?
なんと面白いことに、トロフィーもお金次第で取れるお遊びもあるが、結局はお金次第なので(高い!)普通に遊んでトロフィー集めした方が、速いかと思います。
アンドロイド度
システムの演出、ゲーム演出。演出表現、全てにおいて機械人形であるアンドロイド仕様で面白いし、こだわりを感じた。
「人間の定義とは?」
身体の替えのあるアンドロイド達。
専門タイプごとに同じ顔をしている。しかし、記憶と感情はその時の個体のものであり、魂は一人一人その人だけのものだ。
同じ外見であっても、世界でただ一人しかいない。人とまた同じである。これを人として捉えてはいけないのだろうか。
“アイデンティティとは?”という、機械たちの自己の確立を説いた、深いテーマも盛り込んである。
「人間とは?」
何を人間とするのか。
とても考えさせられる内容になっている。
総合
曲が世界観を一層盛り上げ、雰囲気を倍増させます。すごく良いです。
前作の内容もチラッと垣間見れる、嬉しいファンサービスもあり。
どの背景を切り取っても、絵になる美しい世界。生命を感じる動植物たち。どんなに荒廃しようとも、根を張る草花の命の力強さ。
ありふれた自然こそが...素晴らしい。
世界は美しい。
そう思わせるゲームでした。
登場人物すべてが、機械ではあるものの、それぞれが人間そのもの(外見は問わず)で、これを人と言ってはいけないのだろうか?
機械たちの葛藤と生き様をみました。
◆残念なところ◆
個人的な好みですが、戦闘時のカメラアングル。上からの俯瞰で、固定される時があるんですが、キャラも小さくなるし、少し見づらいかなって感じました。
特に問題はないんだけど、普通アングルのままでよかったかなって思う。何かの演出かもしれないけど。神視点でしょうか?(笑)
以上、ニーア:オートマタの感想でした。
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