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【バイオ7】エヴリンを考察★正体と思惑★ネタバレ★バイオハザード7

バイオ7 キャラ考察①エヴリン

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エヴリンの考察・まとめ。エヴリンの謎、正体と出生の秘密など考察しています。

完全ネタバレ。エンディング情報もあり。ご注意ください。
クリア済み前提の記事になってます。
※あくまでも私の解釈&考察です。
未確定情報を含みます。ご注意ください。

エヴリンの正体

H.C.F.の技術協力のもと、ある組織の実験による被験体。
E型被験体の第1号だという事が判明。

製造された生物はナンバリングされている。
・A~D型 → 性能不良(失敗作)
・E型 → 完成型

エヴリンは成功した完成型E型被験体である。

今回の生物兵器開発

研究報告書によれば、新種の真菌(カビ)を見つけたことにより「敵に感染させて自軍の味方勢力にする」一石二鳥案を理屈に生物兵器を開発。
社会集団への紛れ込ませやすさから「10歳前後の少女」が被験者に選ばれた。

カビに適合できないと、瞬時に体が崩れ死んでしまう。また、適合できなくても少しでもカビ耐性があれば「モールデッド」に変化するようだ。

被験者の子供たち

生物兵器は「特異菌のゲノムをステージ4のヒト胚に組み込み、特定環境下で38~40週で培養し製造する」とのこと。

この言葉からも分かるように、ステージ4といえば受精後6日以降
今までのような、子どもたちを誘拐などで連れてきたのでなく、自ら実験用に創り出していたとみられる。

ということは、生まれる前から実験体としての運命が決まっており、うまく成長したら能力によってナンバリングされる。その中の「少女のみ」を選んだ...という事だろう。

つまり、被験者の少女たちは遺伝子操作技術を用いて創られた人間だと思われる。

エヴリンの能力

特殊菌を分泌でき、他の生物に植えつけ意思や肉体までも支配できる。

幻聴・幻覚で対象人物を精神的に追い詰め、洗脳することでエヴリンに支配され操られるようだ。他にも、菌糸を操り「モールデットを作る」という有能な力を持っている。

自分の好きなようにモールデッド成形できるなんて、非常に恐ろしい新型生物兵器だ。

エヴリンの特異菌の効果

【感染初期
体組織を養分に増殖し、全身の細胞を置換。
この過程で再生能力が飛躍的に向上切断後も数分以内であれば、自然接合も可能。

【感染中期
脳幹に達すると思考はエヴリンと同調。
幻覚や幻聴を発症し、言動をコントロールこの状態が継続すると完全に自我喪失。

【感染末期
人間を逸脱した形成に変異
驚異的な身体能力を得る。


これに登場人物を当てはめると、イーサンは初期であることがわかる。
イカー一家とミアは中期~末期だ。

エヴリンは何をしたかったのか?

ただ「家族」が欲しかっただけ、自由が欲しかっただけ。だと私は思う。

生まれながらに兵器開発の実験台として組織に扱われ、適合したために拘束されている。隔離環境で孤独に育った、寂しがり屋で愛に飢えた普通の女の子だ。

イカー邸に辿りついてからは、初めのうちは特殊菌を色んな人に感染させ、家族として囲い込んだ...。しかし、誰もがみな、自分を恐れ嫌悪する態度をとることへの不満。そして、大好きなミアの拒絶に絶望を感じながら、いつしか寂しさが「憎悪」に変わり暴走したのでは?と私は解釈した。

なぜミアに執着するのか?

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もともとミアは信頼に値するとプログラムされて育ったか、遺伝子の時点で組み込んだかのどちらかだろう。imprinting protocolの一部と言っていた。つまり「刷り込み」ということだ。

しかし、それだけでなく、エヴリン自身も普通に心から慕っているようにもみえた。
ミアには刷り込み以上の感情が生まれていたのかもしれない。

仮説だが、もしかするとエヴリンにはミアの遺伝子が使われているのでは?
どことなくミアに似ている部分もあるし、アランとの会話で「お前だけを信頼してる」と言われ戸惑いを隠せていなかったミア。なにか心当たりがあるのではないかと憶測してみたが...。

ミアにとっては、エヴリン移送計画で家族を装い任務を遂行していただけだが、エヴリンにとっては、研究所を離れての「家族ごっこの旅行は嬉しく、楽しかったことだろう。そして、彼女にとってミアは、愛してくれる優しい母のような存在だったはず。

それを裏付けるのに、エブリンが、タンカーで暴走したことでタンカーは沈没。
漂流したのち、ベイカー邸に辿り着いてからも、たびたび監禁されたミアに会いにいっている。このことからも、ミアを本当に慕い、母のように思って愛していたに違いないと思われる。ママと呼んだのもしかり。

なぜ3年で老婆になったのか?

「新種の真菌」による弊害で、副作用で細胞劣化するらしい。

研究所では、定期的に抑制薬を投与されていたのだろう。研究所を離れ、組織の拘束から開放された今、細胞劣化を抑制できず、とてつもない速度で老化していった。

適合者でもあるに関わらず、彼女も未だカビ菌に蝕まれているということ。

少しばかりの自由を手に入れても、不幸しか待っていなかった...。という、何とも悲惨な運命をたどるエヴリン。

f:id:bio-re-love:20170208142842j:plainこの写真は、一番最初に手に入れるファイルだ。裏面には何かのメモ。最初は意味が分からないが、『E-001(E型被験体1号)』という意味だ。

全ての答えは最初に提示されていた。という、面白い演出がされている。

これは、たぶんルーカスが撮った写真だと思われる。

以上、エヴリンの考察でした。

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