【感想】PsychoBreak 2(サイコブレイク2)
PsychoBreak 2 感想
結論:セバスチャンのためのストーリー。
人生を取り戻すために...!感動!家族愛っていいな。
※あくまでも、個人的感想によるレビューです。
項目 | ストーリー | アクション・ システム |
やりこみ | 過去と 真実を知る度 |
個人的好み |
---|---|---|---|---|---|
評点/S~D | S | A | B | S | A+ |
【クリアまでのプレイ時間】 18時間ほど
【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良、C:可、D:残念
+:多少の加点
<↓詳しい感想は下記で↓>
ストーリー
渇望しても得られなかった“希望”が目の前にある。死んだはずの娘が...生きている。
セバスチャンは人生を取り戻すために、新たなSTEM空間「ユニオン」へと再び足を踏み入れた。たとえ進む道が、かつて体験した“狂気の世界”であろうとも...。
すべてを失った男の“希望”と“浄化”の物語がはじまろうとしていた。
という王道中の王道ストーリーになっているので、安心して楽しめると思います。王道なオチを分かっていながらも、心を打つベタの威力に心が震えました。
過去を悔やみ、前作のトラウマに悩まされてボロボロのセバスチャンが活躍します!
特に『家族愛』が好きな人にはオススメです。とても良かったし、満足です!
アクション・システム
一本道だった前作と比べて、フィールドが広がった今作。ストーリー的には一本道ではあるが、街を自由に動けることが新しい魅力ではないでしょうか?
無線機を手に探索をしていきます。
受信した信号を辿ってもいいし、ストーリー関連だけを進めてもいい。通常探索と寄り道ができるようになり楽しくなっています。かと言って、壮大で自由というわけではありませんが、コンパクトに収まったセミオープンワールドといった感じです。
肉体改造のスキルも、ツリー式と成長の自由度が増しました。
アイテムもフィールドに多数配置されているし、素材を集めて自分で作ることもできるため、弾薬や回復薬がなくなる心配はないです。
全体的に前作より難易度も下げられていて、誰でも気軽に楽しめる作品になっていると思います。
最強難易度クラシックモードは「これぞサイコブレイク!!」と言わせる緊張感!
絶妙に設定されたセーブ回数の縛りで素晴らしかったです!面白かった。
やりこみ
人によっては、1度クリアしたら満足するかもしれません。クリア後は、データを引き継いで遊べる「プラスモード」があります。
やり込むとすれば、作中で遊べる射撃や、トロフィーのための収集などでしょうか。
トロフィーは、プラスモードでの2周目が必須です。ほぼ親切なトロフィーばかりで「クラシックモード クリア」以外は楽に取れる難易度だと思います。
作品ファンの私の場合、何周も遊んでいるので、かなりやり込めています。好きな人は、何度遊んでも楽しめると思います。
過去と真実を知る度
取り返しのつかない過去を悔やみ続ける主人公セバスチャン。
前作サイコブレイクの事件で「絶望」と「トラウマ」を負い、またしても酒に溺れた男ではありますが...。今回は、ひとつだけ違う所があるのです!
過ちを!人生を!取り返す!
「希望」を持った男へと変わったのです。
もちろん、今まで通り悔恨や自責の念はあるが、真実を知り受け入れることで乗り越えていきます。
二度と同じ思いをしないために。
愛娘を...自分の人生そのものを取り戻すために奮闘していく父の姿はカッコイイです。
ここまで、深くキャラクターを掘り下げてもらえて嬉しいの一言。
セバスチャンが好きな人にはオススメです。キャラの内面や感情面をグッと前に出してきた作りになっています!
総合
王道ど真ん中を走るストーリーです。
超どん底感~過去のトラウマ、親子愛と家族愛を濃く乗せつつ、変えられない過ち...を通して人間的な成長と浄化へと導かれる。すべてが彼の為にあり、彼の為に作用する。
すべては“セバスチャン・カステヤノス”のための物語。
様々な困難にあっても負けない主人公で、家族愛が真っ直ぐに心に突き刺さった。
気持ちのいいカタルシス効果だと思います。
◆良かったところ◆
前作で手記でしか語られなかった「セバスチャンの過去」を掘り下げた点。
彼のバックグラウンドとなっていた悲しい過去を紐解くことで、彼の不幸の因果が明らかになっていくのが見所です!掘り下げ方が素晴らしかったです。
◆残念なところ◆
セバスチャンの物語として綺麗に終わりすぎた。EDが悪いというわけではないけれど、クリア後は前作のような余韻がないのが個人的に残念...。
私の言う余韻は、感情の行き場所というか...前作のようなドーーーンと迫る余韻が今回はなかった...ラスト後に浸れなかった。綺麗に丸く収まってしまったのです。
もちろん、作品としての伏線は張られましたが、なんとなく...セバスチャンとして遊び終わってしまった感が否めないです。
ストーリーのわかりやすさを求めすぎたのか、綺麗にまとまりすぎたような気がします。好みにもよるが、前作の独特の癖が消えてしまいました。
2も素晴らしかったけど、個人的に前作の方が好きです。今回は「あのEDをどう解釈した?」といった、妄想があまり掻き立てられませんでした。
セバスチャンの物語は、ほぼ完結したように思う。それが悪いとは言わないが、愛着のあるキャラであっただけに少し寂しくもあります。
以上、サイコブレイク2の感想でした。
【表示価格から20%OFF】PsychoBreak 2(サイコブレイク2) 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2017/10/19
- メディア: Video Game
© 2017 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. PsychoBreak, Tango, Tango Gameworks, Bethesda, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.