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【感想】LIFE IS STRANGE(ライフ イズ ストレンジ)

LIFE IS STRANGE 感想

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結論:マックスの青春成長ドラマ!
彼女を応援したくなるゲームだ。

※あくまでも、個人的感想によるレビューです。


サクッと感想! 良かったところ
コミュ障のマックスの成長物語。
タイムリープで日常を変える。
残念なところ
ポップな文字はかわいいが読みにくい。
何度も繰り返す日常が面倒でもある。

 

<お気に入り度> 70 / 100%
項目 ストーリー アクション・
システム
やりこみ 運命を変える度 個人的好み
評点/S~D A B C B A

【クリアまでのプレイ時間】 10時間ほど

【お気に入り度の目安(~100%)】
◆80~99%:とてもオススメで大好きな作品 ◆60~79%:高い満足度が得られる作品
◆50~59%:普通に楽しめて面白い作品 ◆20~49%:少し残念な点が多々ある作品
◆1~19%:イマイチで私には合わなかった作品
【評点の目安】
S:秀、A:優、B:良C:可、D:残念
+:多少の加点

<↓詳しい感想は下記で↓>

ストーリー

主人公マックスと、親友クロエによる青春のストーリー。

人と会話をするのが苦手なマックス。
プレイヤーは、そんな彼女の成長を見ていくことになる。

物語の核は「青春と成長」だ。
精神的に未熟な人間たちが混ざり合い、 時に苦しみ、時に喜びながら成長する。思春期の複雑な心境、嫉妬や葛藤、彼らを取り巻く問題、家族と友情、人生とは...。

行方不明事件も絡め、サスペンス要素もあり、海外ドラマ仕立てて面白い。

マックスの個人的な祈り・願いが、プレイヤーの目的となり、彼女を取り巻く世界と平凡な日常が変化していく。過去を変えるかどうかは、プレイヤーに託される。

また、アルカディア・ベイに起きはじめた異変が、意外な形で絡み合い、揺さぶりをかけてくる。

是非マックスを助けて、彼女の成長を見守ってあげてください。

システム・アクション

難しい操作はない。
ただただストーリーを追い、限定的なオープンワールドの中で会話選択をしていく。

平和な学校生活を、平凡な会話で過ごすだけだが、コミュニティ障害のマックスにとって学校生活は「人生で最もスリルのある戦場」だろう。
そのため、会話の選択肢も最初は微妙な選択肢しかない。

自由度は、それほどないが内気なマックスを助けてあげたくなるストーリー展開。
プレイヤーは彼女に感情移入、もしくは寄り添う事で物語を楽しむ事になる。時に時間を戻したり、写真を撮ってみたり、マックスの日常を操作していく。

「時間を巻き戻す」というシステムが秀逸で、プレイヤーの判断で「どれだけ時間を巻き戻すか?」と戻す行動がプレイヤーの意思に近い形で、ボタン操作のアクションとして起こせ追体験できるようになっている。

他にも、リアル過ぎない独特の絵柄が、ストーリーにマッチし雰囲気が良かった。
日本語吹替、英語音声、字幕と切り替えができるのも嬉しい。字幕は小・中・大と変更可能。しかし、日記のフォントが丸く小さいので読み難いのは残念。 

やりこみ

2通りのルート。
やり込み要素は低いと思う。しかし、その分だけストーリーに力が入っている

ストーリー中に何度も同じシーンを繰り返すので、普通にお腹いっぱいになる。
2回遊べば、トロフィーもイベントも全て獲得可能。

運命を変える度

「会話で違う選択肢も見たいけど、セーブロードが面倒。なら、巻き戻せばいい!」
そんな発想のノリで作られたようだけれど...まさに、その通り!
自分で調整して時間を巻き戻せる。

2度目の会話選択肢は、違うものが揃っている。 タイムリープをして、同じ時間を何度も過ごす。何度も何度も戻せるが、戻すことのできないこともある。

良かれと思って変えた過去の選択が、とんでもない未来を巻き起こす「バタフライ効果
過去の改変により現代の存在や状況、因果関係の不一致など、事象も影響を受ける「タイムパラドックス
法則や方程式だけにとらわれない考え方の「カオス理論」などなど、“トリップ→リライト→因果で苦しむ”タイムリープの醍醐味をしっかりと組み込んでいるので、そういうのが好きな方も楽しめると思います。

ストーリーを進めるうちに没入し、楽しくなってくると思う。日常のどうでもいいことを悩み漏らす彼女の感情を、全部プレイヤーは感じていく。プレイヤーは彼女の人生そのものに寄り添い、彼女のために遊ぶ

精神的に未熟な中で、ひたむきに生きようとするマックスの物語がある。

総合

マックスの成長物語でもあり、友情とタイムパラドックスをテーマにしたタイムリープものでもあり、二つの要素がうまく絡み合って、切ない物語を紡いでいる。
「過去への干渉の代償」「どんな選択をするのか?」タイムリープお約束だ。

王道といえば王道だし、ありきたりな設定だが、伏線がとても丁寧に作り込まれており、音楽も心地よく、イヤホンなどから流れる歌や挿入歌で盛り上げ、物語が引き立っている。

先が読めるものの、一人のキャラクターを掘り下げることで、物語にグイグイ惹きつけられていく。マックス一点に絞った事により、平和な学校生活でもスリルに満ちた選択肢が生まれている。

タイムリープ独特の切なさと不安の漂う雰囲気は、期待以上に素晴らしかった。面白かったです!

バタフライ効果が及ぼすストーリーやタイムリープものは、名作が多数あるジャンルですが名作に劣らず、素晴らしい作品だと思います。
年代や性別を問わず、手に取りやすい良作で価格も安価なので、興味のある方は是非。

王道中の王道、安心して遊べるし、楽しめるだろうと思う。

◆残念なところ◆
遊んでるうちに、何度も同じシーンを繰り返すことに疲れてきます。マックスもそうだったかもしれない。若干だけど、売りのタイムリープが少し面倒に感じた。

以上、ライフ・イズ・ストレンジの感想でした。

ライフ イズ ストレンジ - PS4

ライフ イズ ストレンジ - PS4

 

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